雑誌や新聞の記事、あるいは学校から配られる文書などに、「朝食を食べる子どもは成績がよい」とよく載っています。直感的にはその記述は“真”だろうと感じます。
ならば「うちの子どもの成績が悪いのは、朝食抜きだったからだ。だったらたっぷり朝食を摂れば成績は急上昇するにちがいない」と単純に言えるでしょうか? 直感的に私はその思惑は外れるだろうと感じます。
「朝食」と「成績」に相関関係は確かにあるでしょう。しかしそれは「相関関係」であって「因果関係」ではないはずです。もし因果関係が強固にあるのだったら、学生は勉強よりも朝食を食べることに夢中になれば誰でも試験は満点・志望校には絶対合格、となるはずですが、そんな都合の良いことが本当に起きると信じられます?
「勉強は、深夜よりは午前中に行う方が人体生理学的に効率的で、だから朝食で血糖値を上げておけば、糖と酸素を大量に消費する脳が活動しやすく午前中の勉強がはかどる」とか「朝食をきちんと食べることができるのは、自分の生活をきちんと管理できている証拠で、生活が管理できるのは勉強計画も管理できる人間だから、結果として成績も良くなる」だったら、私は深く頷けるのですが。(あ、午前中の勉強の方が効率的、というのは、今適当に思いついただけで、人体生理学的に本当によいかどうかは保証しません。個人的には深夜の勉強は非効率的、と体験的に感じてはいますが)
ちなみに私は「朝食は食べる派」です。高校時代、遅刻しそうになって朝食抜きで登校したことが1度ありますが、午前中全然使い物にならなくて帰宅後「明日から、もし遅刻をするとしても、朝食は食べて行く」と母親に宣言をしましたっけ。もっとも実際には、それからはちゃんと早起きをしたので、「遅刻するかそれとも朝食を食べるか」で悩む状況になったことはありませんが。で、成績? なはははは。
【ただいま読書(鑑賞)中】
『ジェームズ・ボンド公式DVDコレクション(1)ゴールドフィンガー』アジェット・コレクションズ・ジャパン、2008年、752円(税別)
デジタル・リマスター・バージョンのDVDと解説本がセットになったシリーズです(全22巻。4週ごとに発売)。こういったシリーズの定番で、第一巻は特別価格で安くなっていますが、第二巻からは正規価格で1990円(税込み)となります。DVDだけ欲しければ1500円くらいで買えるからこのシリーズに手を出す必要は特にありません。
私が初めて007を観たのは、中学の時、「サンダーボール作戦」と「ロシアより愛をこめて」の二本立てでした。ショーン・コネリー演じる007のかっこよさに、単純にしびれましたっけ。「ゴールドフィンガー」はそれからしばらく経って観たはず。金粉を全身に塗られて“窒息死”している美女の姿に幼いエロス感覚をびんびん刺激されました。(と同時に、皮膚呼吸を阻害されたら死ぬ、というヨタをしばらく信じ込んでしまいました。もしそれが本当なら「海女」という職業が成立しませんよね)
アメリカの金が貯蔵されているフォートノックスを毒ガスや原爆で粗っぽく襲撃しようとするゴールドフィンガーの陰謀をどうやって阻止するのか、はらはらどきどきの連続で、実は今観てもけっこう楽しめます。007の原型が確立した作品だからなんでしょう。
私にとっての007は、他の俳優も悪くはありませんが、やっぱり今でもショーン・コネリーです。とりあえずパソコンで観てしまいましたが、大画面TVと良いサウンドシステムが欲しくなってしまいました。物欲が刺激されるのは、困るなあ。
ならば「うちの子どもの成績が悪いのは、朝食抜きだったからだ。だったらたっぷり朝食を摂れば成績は急上昇するにちがいない」と単純に言えるでしょうか? 直感的に私はその思惑は外れるだろうと感じます。
「朝食」と「成績」に相関関係は確かにあるでしょう。しかしそれは「相関関係」であって「因果関係」ではないはずです。もし因果関係が強固にあるのだったら、学生は勉強よりも朝食を食べることに夢中になれば誰でも試験は満点・志望校には絶対合格、となるはずですが、そんな都合の良いことが本当に起きると信じられます?
「勉強は、深夜よりは午前中に行う方が人体生理学的に効率的で、だから朝食で血糖値を上げておけば、糖と酸素を大量に消費する脳が活動しやすく午前中の勉強がはかどる」とか「朝食をきちんと食べることができるのは、自分の生活をきちんと管理できている証拠で、生活が管理できるのは勉強計画も管理できる人間だから、結果として成績も良くなる」だったら、私は深く頷けるのですが。(あ、午前中の勉強の方が効率的、というのは、今適当に思いついただけで、人体生理学的に本当によいかどうかは保証しません。個人的には深夜の勉強は非効率的、と体験的に感じてはいますが)
ちなみに私は「朝食は食べる派」です。高校時代、遅刻しそうになって朝食抜きで登校したことが1度ありますが、午前中全然使い物にならなくて帰宅後「明日から、もし遅刻をするとしても、朝食は食べて行く」と母親に宣言をしましたっけ。もっとも実際には、それからはちゃんと早起きをしたので、「遅刻するかそれとも朝食を食べるか」で悩む状況になったことはありませんが。で、成績? なはははは。
【ただいま読書(鑑賞)中】
『ジェームズ・ボンド公式DVDコレクション(1)ゴールドフィンガー』アジェット・コレクションズ・ジャパン、2008年、752円(税別)
デジタル・リマスター・バージョンのDVDと解説本がセットになったシリーズです(全22巻。4週ごとに発売)。こういったシリーズの定番で、第一巻は特別価格で安くなっていますが、第二巻からは正規価格で1990円(税込み)となります。DVDだけ欲しければ1500円くらいで買えるからこのシリーズに手を出す必要は特にありません。
私が初めて007を観たのは、中学の時、「サンダーボール作戦」と「ロシアより愛をこめて」の二本立てでした。ショーン・コネリー演じる007のかっこよさに、単純にしびれましたっけ。「ゴールドフィンガー」はそれからしばらく経って観たはず。金粉を全身に塗られて“窒息死”している美女の姿に幼いエロス感覚をびんびん刺激されました。(と同時に、皮膚呼吸を阻害されたら死ぬ、というヨタをしばらく信じ込んでしまいました。もしそれが本当なら「海女」という職業が成立しませんよね)
アメリカの金が貯蔵されているフォートノックスを毒ガスや原爆で粗っぽく襲撃しようとするゴールドフィンガーの陰謀をどうやって阻止するのか、はらはらどきどきの連続で、実は今観てもけっこう楽しめます。007の原型が確立した作品だからなんでしょう。
私にとっての007は、他の俳優も悪くはありませんが、やっぱり今でもショーン・コネリーです。とりあえずパソコンで観てしまいましたが、大画面TVと良いサウンドシステムが欲しくなってしまいました。物欲が刺激されるのは、困るなあ。