The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

世の中これからどう動くの?

2008-09-30 23:14:26 | ワイン
見てみぬフリをしていましたが、どうもただ事ではないようです!
対岸の火事ではありません・・・

米国サブプライムローン金融商品の失敗に端を発する金融危機への経済対抗策は、
とうとう下院で否決をされました!

これまで儲けるだけ儲けたウォール街の住人に対し、低所得者の税金までかき集めて、彼らを助ける為に注入する事への批判がその最大の理由なんですね・・・

11月の選挙前なのでなおさら、あからさまに富裕層擁護の施策には手を上げにくいのでしょう!

でもこの米国の金融危機は風邪どころではありません!
体温でいえば40度Cですか?
髄膜炎でも起こして瀕死の重症に近いと言えるでしょう。

米国が風邪をひけば、日本も・・・

これから一段と吹き荒れるであろう不景気の嵐の予感・・・
無用の心配で終わればよいのですが・・・

そんなこともどこ吹く風!
ワイン業界は相変わらずのバブリーな乱高下を繰り返しておるようです!

シャトー・ラトゥールのブルゴーニュ進出ですか?(ルネ・アンジェルを買収とのこと・・・)進出はいいのですが・・・

ナンデスッテ?クロ・ド・ヴージョが45000円??
グラン・エシェゾー50000円???
(ドメーヌ・デュージェニーのことです!)
そんなワインを誰が飲むんだ?

この業界はサブプラム・ローン問題も関係ないのでしょう・・・

そうゆう飲み方している人、その辺にいません?

俺か??

冬は駆け足でやってくるのでしょうか?

2008-09-29 22:08:00 | ライフ
朝の最低気温が5度C?どうなっているのでしょうか??
温暖化現象はどこへいったのでしょう・・・

でもさすがに、日中は気温もグングン上昇し、
車の中では軽めにエアコンかけました!

山の稜線がクッキリと、そして雲ひとつない晴れやかな気持ちのよい秋~~~!
早く体感したいものです・・・

さて、最近はまた汗ほとばしるようなジャズ!車で聞いております。

ジャッキー・マクリーンとデクスター・ゴードンの『ザ・ミーティング』はワタクシの愛聴盤なんですね・・・

これはスウェーデンでのライヴ盤なのですが、ベースにニルス・ペデルセンなどのスウェーデンのジャズプレーヤーも加えております。

とにかくジャッキー・マクリーンはのりのりで、
デクスター・ゴードンとの掛け合いは見事というしかありません!

ぜひ御一聴を・・・

さてこの季節、暖かい物を求めて夜を彷徨います!
先日も『M乃』で肴を食べました。

写真はそこでの一こま・・・
大根の上に誕生日用の花火が二本!
『M乃』のおかみさんの咄嗟のアイディアなんですね・・・

この状態で、偶然お会いした知り合いの方のために『ハッピーバースディ・トゥー・ユー』を合唱いたしました。

この秋、前半から飛ばします!

2008-09-28 20:05:08 | ワイン
『ゴールデンスランバー』を読みきり、再び『ビートルズ』を聴きたくなる・・・
相当に傾注していたポップやロックですが、昔からビートルズのレコードを買いためる事はありませんでした。

何という理由はないのですが、元来へそ曲がりなんですね・・・
重箱の隅のようなレコードばかりが気になっておりました。

ですから、今なぜ『ビートルズ』?
それは同時代性への郷愁みたいなものでしょうか??

小説の全編に流れる『ゴールデンスランバー』の歌詞からのスティミュレイトは、
60年代後半のセピア色の中学時代へのブレークスルーとなったのでしょう!

さて今週半ばには10月突入となります!
前半からのワイン会週間なんですよね・・・

まずは、10月2日の『第7回 ボン・ションス』の開催です!
もちろんキュイジーヌを中心にレシピも公表してのワイン会!
泡、白、ブルピノ、ボルドーのレストランの流れで楽しみます。

それから、週末10月4日の土曜日は36回目の『ワインとキュイジーヌの夕べ』を開催いたします。
キュイジーヌはもちろんですが、ワインの流れも重厚に・・・
今回はボーヌの程良く熟成した95年ものをニ銘柄!
ルイ・シェニュのサヴィニー・レ・クルーとアンブロワーズのル・コルトンの登場です!

*95’ル・コルトン アンブロワーズは今やこの値段です*


それからボルドーは同じく95’物のポムロールと02’のスーパー・広域・ボルドーを並べます。
お楽しみの目隠し3連発も含めまして、人数どおりのラインアップ!

参加登録の御仁はご油断なきようにお願いいたします!

さて最近考える事は、皆さんワインで楽しめてるでしょうか?ということ・・・
これだけワインを媒介に皆さんとお付き合いをし、自分だけ騒いでいるのでは?

そんなことはないですよね?

ワインは魔物・・・目に余る突っ走りは禁物!
楽しく、ゆっくり付き合いましょう!と思うこのごろです!

何しろ基本は『終ワリナキ、日常ヲ生キル』という事ですから・・・
その為にワインとはモデレートに付き合いましょう!と言うことです!

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PS:写真は先日のVタンジュ行脚のもの、ワインはカッペッラーノのバルベラなんですね・・・ホタテをメインにオレンジソースで絡めたキュイジーヌも美味しく頂きました!

はたしてヌーヴォーは、どれだけまで持つの?

2008-09-26 22:35:44 | ワイン
ビオ・ヌーヴォーの2001年ものが目の前にあります!
怖くてとっても開けられませんでした・・・

デイリーワイン欠乏症で、しかも軽めで飲める食中酒を御所望のタイミングに、
清水系の心意気でとうとう開けてしまったわけなんです!

さてそのヌーヴォーとは

2001 ボージョレー・ヌーヴォー マルセル・ラピエール

なんですね・・・

あの雲谷斎は、はたしてどうなったのか?
色薄いの、酸味バランスは7年の歳月でどう変わったのでしょう?

これが意外にイケテマシタ!

エッジはアンバーなニュアンスです!
トップの雲谷斎は500マイルに霧散しまして、軽めのヴィオレットの風味が支配します!僅かにエロスを感じる汗の香り・・・
爛熟のプラムにお出汁いっぱいです♪
味わいは薄めでも、総体的にはエレガンスとコクを感じます
普段の料理と相性オーケイ!
美味しく頂きました!

ビオでこのストロークでこの状態ですか?

ブレタノミセスだろうが、プトレマイオス?だろうが・・・
ある程度の時間が経てば、関係ないですよね!

鴨とアヒルのコインロッカー

2008-09-24 23:41:38 | ライフ
仙台帰りの息子を盛岡駅で拾いまして、帰宅したのは8時35分・・・
ちょっとの間、在宅モードの着替えをしまして、ソファーの定位置に座ったのがジャスト9時!

本日、楽しみにしていたBSのシネマジャパンが始まりました!

題名は『鴨とアヒルのコインロッカー』なんですね・・・

分かりますでしょ、これが例の仙台の某国立大学出身の作家の小説である事は・・
これまで何回か書き込みしてきましたよね!

そうです!I坂K太郎の作品なんです・・・

ちょっとシュールな推理小説を映画にしますと、うまくいかない事が間々あります。
でもこれは見事でした・・・オモシロかった!

主演の気鋭の俳優『E太』の演技もさることながら、
全編仙台近辺のロケで、バックに流れるボブ・ディランの『風に吹かれて・・・』
のなんともいえない郷愁・・・
無名の監督のようですが、素晴らしい演出です!

これは何といっても、小説を読んで尚且つ映画も見て欲しい!
本当にそう思います!

さて昨晩は、お宝カムバックの第2弾!
1998 シャルム・シャンベルタン アルマン・ルソー
を開けてしまいましたのですよ♪一人で・・・

アルマン・ウッソー?

贅沢???
でも、ない物と思っていた物が出てきたんですよ・・・
しかも、その状態がどうなっているか?心配なんです!
・・・ワイン会の主宰としては!

お宝が今まで眠っていた場所には全く問題ありませんん!
問題があるとすれば、その前の経路なんですね・・・

てことを考えれば、やはり事前に開けるべきですよね!

さて中身は、OK!でありました!
もちろん98’の難しさ、ルソーのシャルムの立地条件などを鑑みての話であります!

無事キャッチャーミットの構えた所に納まりました!
ですから、皆さんお楽しみに・・・

何か、シュールな映画を見た後だけに、文体もシュールになってません?

へへ♪