また先日の『オテル・ド・ヤマダ フォーシーズン』でのお話です。
ビオ系のアロマティックな白を2本出して、そのあとに1999年物のシャルドネを出しました。
それが次の2本なんですね↓
『1999 ムルソー・クロ・ド・ラ・バレ コント・ラフォン』
『1999 キスラー シャルドネ ヴァイン・ヒル ヴィニャード ルシアン・リヴァー・ヴァレー』
双方共に見事なシャルドネだったのですが、新大陸の『キスラー』の方が熟成の色合い濃く、
香りもスパイシーで蜂蜜のニュアンスを帯び、甘くトップリと解けており、
絶妙なお味でした。
『ムルソー』は未だに粘りや張りがあって、香りもクローズぎみ、
大ぶりのグラスで1時間ほど待って、やっと開き始める経過でして、
当方の計算どおり・・・
『キスラー』のゴージャスさを、同年の新大陸と見るのか?
はたまたグラン・クリュのそれと見るのか?つうことなわけだ♪
まあ、参加の皆様はホボ同数で意見が分かれましたので、
ある意味イイ流れであった、とジコマンに浸っております。
それにしても、15年の熟成期間で、『キスラー』はこんなにも化けるんだ!
オドロキでした。
これだったら、コスパ的にも納得の一本!
目の飛び出るようなブルシャル・グラン・クリュに投資するのは、はたしてどうなのか?
よく考えなくちゃあならんでしょうね・・・
では!
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ビオ系のアロマティックな白を2本出して、そのあとに1999年物のシャルドネを出しました。
それが次の2本なんですね↓
『1999 ムルソー・クロ・ド・ラ・バレ コント・ラフォン』
『1999 キスラー シャルドネ ヴァイン・ヒル ヴィニャード ルシアン・リヴァー・ヴァレー』
双方共に見事なシャルドネだったのですが、新大陸の『キスラー』の方が熟成の色合い濃く、
香りもスパイシーで蜂蜜のニュアンスを帯び、甘くトップリと解けており、
絶妙なお味でした。
『ムルソー』は未だに粘りや張りがあって、香りもクローズぎみ、
大ぶりのグラスで1時間ほど待って、やっと開き始める経過でして、
当方の計算どおり・・・
『キスラー』のゴージャスさを、同年の新大陸と見るのか?
はたまたグラン・クリュのそれと見るのか?つうことなわけだ♪
まあ、参加の皆様はホボ同数で意見が分かれましたので、
ある意味イイ流れであった、とジコマンに浸っております。
それにしても、15年の熟成期間で、『キスラー』はこんなにも化けるんだ!
オドロキでした。
これだったら、コスパ的にも納得の一本!
目の飛び出るようなブルシャル・グラン・クリュに投資するのは、はたしてどうなのか?
よく考えなくちゃあならんでしょうね・・・
では!
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キスラー・ヴィンヤーズ シャルドネ・ヴァイン・ヒル・ヴィンヤード[1999]【750ml】Kistler Vi...価格:16,416円(税込、送料別) |
ドメーヌ・コント・ラフォン ムルソー・クロ・ド・ラ・バール [1999]750ml |
このワインがメインを張らなかった、というのも軌跡でして、
このワインが未だあったことも、ほぼ奇跡に近いことなんです。
まあ敢えてここで、インポーターさんの謳い文句を使わせてもらいますと、
かのロバート・パーカー5つ星の生産者!
すなわちDRC、ルロワ、ポンソ、デュジャック、ルソーらと肩を並べるつうことです(笑)
しかもこれらの生産者と比べると新進の造り手、
といいましても兄弟が作り始めたのは、80年代後半と聞いておりますので、
まあそんなに新進でもないか・・・
加えて2002年がPP100点を獲得し、
生産量は年450本のみときた!
90年代からビオに取り組み、現在は大半をビオロジックとなっていて、
樹齢は50年を越えるヴィエ・ヴィーニュなんだとさ・・・
極めてナチュラルに醸造し、もちろんノンフィルトレ、
澱引きも瓶詰め直前に一回のみという念の入れようだそうな・・・
飲んでみましたら、
かつて飲んだ『NSGダモード』や『NSGプリュリエ』よりもエレガンスがある!
まずもって、この造り手にかかっては、その甘さと濃密さに辟易するワタクシでしたが、
『クロ・ド・ラ・ロッシュ』は別格なんですね・・・
さすがです!甘いながらも、実にキュートな酸味が控えており、
香りも一本調子ではない!
西洋杉にローストしたビーフのニュアンス、ブラックベリーの砂糖漬けにブラックチェリーのキルシュのアロマです!
そしてそこにはミネラルの利いた大地の香りが広がっている。
総体的なスタイルは今回飲んでみてオドロキもしたけれど、
敢えてもう一つ欲しいのは、ある種の色香のようなもの、
それが未だ新進といわれるゆえんなのか、
それともこれがここのテロワールなのだろうか?
NSGはまだ飲む機会がアルだらうから、もう少し追い求めてみましょうぞ!
このワインが未だあったことも、ほぼ奇跡に近いことなんです。
まあ敢えてここで、インポーターさんの謳い文句を使わせてもらいますと、
かのロバート・パーカー5つ星の生産者!
すなわちDRC、ルロワ、ポンソ、デュジャック、ルソーらと肩を並べるつうことです(笑)
しかもこれらの生産者と比べると新進の造り手、
といいましても兄弟が作り始めたのは、80年代後半と聞いておりますので、
まあそんなに新進でもないか・・・
加えて2002年がPP100点を獲得し、
生産量は年450本のみときた!
90年代からビオに取り組み、現在は大半をビオロジックとなっていて、
樹齢は50年を越えるヴィエ・ヴィーニュなんだとさ・・・
極めてナチュラルに醸造し、もちろんノンフィルトレ、
澱引きも瓶詰め直前に一回のみという念の入れようだそうな・・・
飲んでみましたら、
かつて飲んだ『NSGダモード』や『NSGプリュリエ』よりもエレガンスがある!
まずもって、この造り手にかかっては、その甘さと濃密さに辟易するワタクシでしたが、
『クロ・ド・ラ・ロッシュ』は別格なんですね・・・
さすがです!甘いながらも、実にキュートな酸味が控えており、
香りも一本調子ではない!
西洋杉にローストしたビーフのニュアンス、ブラックベリーの砂糖漬けにブラックチェリーのキルシュのアロマです!
そしてそこにはミネラルの利いた大地の香りが広がっている。
総体的なスタイルは今回飲んでみてオドロキもしたけれど、
敢えてもう一つ欲しいのは、ある種の色香のようなもの、
それが未だ新進といわれるゆえんなのか、
それともこれがここのテロワールなのだろうか?
NSGはまだ飲む機会がアルだらうから、もう少し追い求めてみましょうぞ!
ボーヌにおいておやクラシックな造り手を列挙せよ!
との設問があったとする・・・
まず一等最初に挙げる造り手は『コント・アルマン』を措いて他には無いだろう。
ここの造ったワインは、それだけ濃密で堅牢な味わい、そしてその上フィネスがある。
『クロ・デ・ゼプノー』は幸いにして『コント・アルマン』のモノポールとのことで、
この『レ・リュジアン』に次ぐプルミエが、全てポマールのクラシックの領袖によって造られたということは、
飲み手に無常のヨロコビを与えてくれるというわけだ・・・
1998年は説明するまでも無く、良年ではあるが、控えめで、
ものによってはタンニン・バランスになりがちだ。
そのヴィンテージでも、『コント・アルマン』の手にかかって、実に重厚で、奥行きのある、
ニュアンスの豊富なブルゴーニュに仕上がっていた♪
イイ造り手のプルミエ以上で、10年を越えた熟成期間があって、
飲んでみて、何かしらの表現できない不可思議な香料を感じることが間々あるけれど、
この『クロ・デ・ゼプノー』でもそれを感じた・・・
実に色気のある、魅力的な香りは3日後にも、ヘタルことなく続いていた!
ヴィンテージに関係なく、見つけたら買うべし!
宝物になるでしょう。
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09’ありました↓
との設問があったとする・・・
まず一等最初に挙げる造り手は『コント・アルマン』を措いて他には無いだろう。
ここの造ったワインは、それだけ濃密で堅牢な味わい、そしてその上フィネスがある。
『クロ・デ・ゼプノー』は幸いにして『コント・アルマン』のモノポールとのことで、
この『レ・リュジアン』に次ぐプルミエが、全てポマールのクラシックの領袖によって造られたということは、
飲み手に無常のヨロコビを与えてくれるというわけだ・・・
1998年は説明するまでも無く、良年ではあるが、控えめで、
ものによってはタンニン・バランスになりがちだ。
そのヴィンテージでも、『コント・アルマン』の手にかかって、実に重厚で、奥行きのある、
ニュアンスの豊富なブルゴーニュに仕上がっていた♪
イイ造り手のプルミエ以上で、10年を越えた熟成期間があって、
飲んでみて、何かしらの表現できない不可思議な香料を感じることが間々あるけれど、
この『クロ・デ・ゼプノー』でもそれを感じた・・・
実に色気のある、魅力的な香りは3日後にも、ヘタルことなく続いていた!
ヴィンテージに関係なく、見つけたら買うべし!
宝物になるでしょう。
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09’ありました↓
ドメーヌ・デュ・コント・アルマン ポマール・クロ・デ・ゼプノ [2009]750ml |
まあ『トリンケロ』を知らない人はモグリだ!と言われてしまうほど、
ここにきて盛り上がってるイタリアワインの一つです。
もともとはピエモンテ州のバルベラ造りでは評判のアジェンダだったようですが、
ナチュラルな潮流に乗って、さまざまなワインが紹介されるようになったらしい。
で、この褐色の液体は純正の白ワインで、中身はマルヴァジア100%!
その香気を一たび嗅いでしまうとオヨヨ・・・
誰も白ワイン、しかもスティルワインだとは思わないわけだ!
乾燥ハーヴに八角に微かなヨード香、そこにビッチリとミネラルを鎮座させ、
飲み込んでみると、干し柿やプラムのアロマを楽しめるんですね♪
トリンケロの白はアユートとパルメがあるわけですが、
このワインのみがマルヴァジアのみの単一品種でできている。
想像するに2010年は相当に出来が良かったのか?
良くぞ造ってくれたよな、と感心至極♪
フツーに考えれば、なんでこのタイプのワインなの?とくるはずだけれど、
マルサラ文化があるわけだから、なるほどね!と思う・・・
不思議ワインだけれど、イタリアの裾野は広いんだな、と改めて凄みを感じた。
ますますイタリアが好きになる、困ってます・・・
ここにきて盛り上がってるイタリアワインの一つです。
もともとはピエモンテ州のバルベラ造りでは評判のアジェンダだったようですが、
ナチュラルな潮流に乗って、さまざまなワインが紹介されるようになったらしい。
で、この褐色の液体は純正の白ワインで、中身はマルヴァジア100%!
その香気を一たび嗅いでしまうとオヨヨ・・・
誰も白ワイン、しかもスティルワインだとは思わないわけだ!
乾燥ハーヴに八角に微かなヨード香、そこにビッチリとミネラルを鎮座させ、
飲み込んでみると、干し柿やプラムのアロマを楽しめるんですね♪
トリンケロの白はアユートとパルメがあるわけですが、
このワインのみがマルヴァジアのみの単一品種でできている。
想像するに2010年は相当に出来が良かったのか?
良くぞ造ってくれたよな、と感心至極♪
フツーに考えれば、なんでこのタイプのワインなの?とくるはずだけれど、
マルサラ文化があるわけだから、なるほどね!と思う・・・
不思議ワインだけれど、イタリアの裾野は広いんだな、と改めて凄みを感じた。
ますますイタリアが好きになる、困ってます・・・