The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2009 ニュイ・サン・ジョルジュ ラ・シャルモット ティボー・リジェ・ベレール

2014-01-30 23:31:23 | ワイン
最近気に入っているドメーヌです。
『ニュイ・サン・ジョルジュ』を開けました♪





休肝日の次の日も、もう少しで2日連続タッセイ目前で、
ちょっとイイ話を小耳に挟み、気がつけばこのワインに手がかかっていたんですね。

まあ休肝日云々も残念でしたが、それよりもやはりブルピノは旨い!
特にもこのドメーヌ、ベリーの香りと、複雑なニュアンスも気持ちよく、
果実は汁気の多い、ピュアな色気を持っている。

ブルピノはこうじゃなきゃ!
造り手はまだまだ若いと漏れ聞いてはいるけれど、
実にニュイ・サン・ジョルジュの優れたティピシテを投影し、
上のクラスに行くほど、だんだん良くなる正気に帰る♪

次は『レ・サン・ジョルジュ』に『クロ・ヴージョ』か・・・
まだまだ追い求めますぞ!

カレーで、されむりワインじゃあ無くてもイイでしょ!

2014-01-28 23:36:32 | ワイン
との声が、どこからか聞こえてきそうですが、
その他に『キツネと薩摩揚げの煮物』『苺と寒締めホウレンソウとアヴォガドのサラダ』
などが出てきて、しかも昨日は日本酒で終わったし、
やはりここはワインを飲みたい♪となったわけ・・・



まあ、合うかどうかはともかくとして、『苺・・・』なぞもあることだし、
『13’ラロ・スプマンテ・アロマティコ 農楽蔵』を、清水系の心持で出したんですわ!



そしたら、これが意外に邪魔にならなかった!
むしろマアマアの相性を見せてくれました。

『13’ラロ・・・』は再飲ですが、味わいも以前より一段と落ち着きを見せ、
イイ塩梅にメタモルフォーゼ♪

残りは半年ほどの待ちを決め、セラーの下段でおねむの時間といたしましょう。
さてどうなるのか?

もちろん美味しくなるのでしょう♪
ニッポンの泡、美味しくなったけど、泡を食わずに追い求めるべし!

てことで、また・・・


2002 ポマール 1er Cru ソーシア ジャン・マルク・ボワイヨ

2014-01-26 21:56:18 | ワイン
漏れ聞く話では、この造り手は『エティエンヌ・ソゼ』の孫とのことですが、
『ピュリニー・モンラッシェ ルフェール』などの地所を持っている事を聞くにおよび、
なるほど白ワイン中心のドメーヌなわけだ!と思っていた。

もちろん、ここの白ワインは秀逸で、まさしく評判が良いのも確か!

で、ほぼ発作的に、ブルゴーニュを開けることになって、
このドメーヌを選んだわけですが、その昔ここのヴォルネイを飲んだことを思い出して、
問題は熟成期間だなー、と考えていた。

それはナゼかと言いますと、若すぎるここのワインに当たったときは、
まず料理とのマリアージュが必須となりまして、それだけで飲む羽目になれば、
酸味が勝って、蛸のような御口で飲まにゃあならんわけ(笑)

でこのワインは『2002年』で、ビッグなヴィンテージではあるけれど、
およそ12年目の熟成期間を要していて、飲める状態になっているだろうと、
期待に胸は膨らむばかり・・・



はたして、飲んでみますと、確かに酸味バランスではあるけれど、
それと調和する底味とエキスが拮抗する。

そこへもってきて、熟成したブルピノだけが持ちうる、妖艶で、優美なブケがすばらしい!

麝香、土の風味に鉄分を感じ、
そこへ東洋風の香辛料、セミドライのプラムにカラントも楽しめる。

この香りだけで、元を取った気分なんですね・・・

その日は『ポトフ』などに合わせましたが、実に美味しくいただきました!

ワインとしてはタイプではないけれど、今日のブケには驚かされて、
今一度挑戦してみようと思っておりまする。

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01’ポマール レ・ジャロリエールは値ごろです↓

2013 ソレイユ・クラシック ルージュ 旭洋酒

2014-01-24 22:28:41 | ワイン
『旭洋酒』さんの定番の赤ワインです。

これはマスカット・ベリーA100%かと思ったら、
メルロがセパージュされているとのこと。

確かにこのワイン、イイ酒躯をしていて、
噛んで飲めるほどのボディーが備わっているんですね。

そして香りがまたイイとくる!
マスカット・ベリーAのイチゴのニュアンスがあって、
あまやかなベリーのジャムと僅かなカカオの心地よさも垣間見れるんですね♪

遅番でバタバタと帰って、温かな『ワンタン』啜りながら、
『腿ハムとサラダ』と『トマトと胡椒のパン』を食べながら、
このワインをググッといったわけ!



こんな至福の時間があれば、外飲みの必要があるかしらんと思う(笑)
でもヤッパリ、ありますよね(汗)

このワイン、カラダに優しく、料理に優しく、
そして懐にも優しいと来る・・・

スグレモノデス(キッパリ!)

2012 窓辺 橙 四恩醸造

2014-01-23 22:29:25 | ワイン
もう説明するまでも無いでしょう、引く手あまたの日本のヴァン・ナチュール!
コバポンこと小林剛士さんの造る甲州種です。



橙(だいだい)の名の通り、その色合いは極めて強い。
それは甲州種の果皮の色合いそのものだ!

今では、また来たな!とたじろぎもしないけれど、
初めて見たときの衝撃は、今でも忘れることはありません!

甲州種の実を、そのままもいで頬ばる、あの感覚なんですね。
果実感のリアリズムがググっと迫り来る、この美味しさよ!

しかしながら、この甲州も一つのスタイル!
イロイロ楽しめるのも、ニッポン甲州の裾野の広さ♪

コレはコレで、また追い求めてみましょうぞ。

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12’ローズ 橙 ハーフのみは残っているようです↓
ローズ 橙 [2013] 375ml 【四恩醸造】

ローズ 橙 [2013] 375ml 【四恩醸造】
価格:840円(税込、送料別)