昨晩のパパジイのメインを張ったこのワインは、ドニ・モルテ自身が絶頂を極めている時代のものだと思う。
しかしながら僅か5年後に、ドニは我が身の命を自ら絶つことになるわけだけれど、そのことは我々の賛辞とは裏腹に、ドニ自身は悩み抜いていた時代でもあった事を意味する。
2000年というブル・ピノではやや難しい年に、実に濃密でしっとりとした内実のあるジュブレイが出来たのだ。
加えてラヴォーはドニ・モルテにおいて、いわゆる宝物とも言えるプルミエなのだけれど、実際飲んでみて、そのワインの際立った果実の凄まじさは、火を見るより明らかだ。
その日は『90’ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ザロー ルモリケ』に続き、チョイ熟成のブルピノの楽しさをダブルで味わうことが出来た。
それにしても、熟成の高原部に届いたドニのラヴォーの色気のある香気や、シルクタッチの果実は飛びぬけている。
それを思うと、2006年の元旦に、なぜにそのようなことが起らねばならなかったのか?かえすがえす残念でならない。
その後の息子アルノーのラヴォーを飲んで思うのは、スタイルは違えど、そこはかとないエレガンスの裏打ちは、やはり親子なのだなということだ。
今は代替わりに、ドニの面影見つけて飲むのも一興!
ましてや、このタイミングで2000年を拝めたのは、実にありがたいことだと思った♪
しかしながら僅か5年後に、ドニは我が身の命を自ら絶つことになるわけだけれど、そのことは我々の賛辞とは裏腹に、ドニ自身は悩み抜いていた時代でもあった事を意味する。
2000年というブル・ピノではやや難しい年に、実に濃密でしっとりとした内実のあるジュブレイが出来たのだ。
加えてラヴォーはドニ・モルテにおいて、いわゆる宝物とも言えるプルミエなのだけれど、実際飲んでみて、そのワインの際立った果実の凄まじさは、火を見るより明らかだ。
その日は『90’ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ザロー ルモリケ』に続き、チョイ熟成のブルピノの楽しさをダブルで味わうことが出来た。
それにしても、熟成の高原部に届いたドニのラヴォーの色気のある香気や、シルクタッチの果実は飛びぬけている。
それを思うと、2006年の元旦に、なぜにそのようなことが起らねばならなかったのか?かえすがえす残念でならない。
その後の息子アルノーのラヴォーを飲んで思うのは、スタイルは違えど、そこはかとないエレガンスの裏打ちは、やはり親子なのだなということだ。
今は代替わりに、ドニの面影見つけて飲むのも一興!
ましてや、このタイミングで2000年を拝めたのは、実にありがたいことだと思った♪