瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

■ただ今この瞬間を

2004年10月25日 | 瞑想日記
◆ひたすらに今もの瞬間を
どんな欲望も、『大いなる存在とひとつになる喜び』の代用品として、
外界に満足を求めることからはじまります。
この次元にとどまっているかぎり
「自由になりたい」、「さとりをひらきたい」という思いも、
『欲望のひとつ』になってしまいます。
ですから自由になる方法を追い求めたり、
さとりをひらこうと努力したりしないでください。
ただひたすらに、『いま、この瞬間』という時を、 生きるのです。
『思考を観察する人』になってください。
(エックハルト・トール『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』(徳間書店、2002)

◆忘れてはならない言葉
何かを追い求める心は、私たちにとってあまりに慣れ親しんだ心のあり方だ。
さとりを求める心もその一つ。
しかし、追い求めているかぎり、どこかで今を否定している。
今を否定して、どうしてすべてを受け入れることができよう。
何度でも思い出し、思い出しては確認すべき言葉だ。
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