サイト『臨死体験・気功・瞑想』のトップに「心に響く言葉」というページをリンクしている。自分が、折々に感銘を受けた言葉を集めているので、時々読み返すと、あらためて影響を受けたり、求道への意欲が湧いたり、以前とは違った深みを感じさせたりする。
『「今」に生きるための方法の一つは、
人のいうことに心から耳を傾けることです。
一つ一つの会話を大切にして、
新たな気持ちで相手がどんなことを伝えたいのかを、
「本当に」聞こうとすれば、あっという間に人生を変えることができます。』
(エリエール&シーヤ・カーン『今ここに生きる力―「瞬間的に人生を変容できる」生き方の極意
』voice)
昨日書いた「無条件の肯定的関心」をまた別の平易な言葉で言い換えるとすれば、まさにこれだろう。邪念を払って、一心に聴くというシンプルなことだけど、それが徹底すれば、自他に変化をもたらす。
「自由への第一歩は、
自分の思考は、『本当の自分』ではない、と気づくことからはじまります。
そう気づくと、 『思考を客観的にながめる』ことができるようになります。
思考を客観的にながめると、高次の意識が活動しはじめます。
思考をはるかに超えた、果てしない『知性の世界』が存在することや、
思考はごく小さな一面にすぎないことも、気づきはじめます。」
(エックハルト・トール『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる
』徳間書店)
これも、今日読み返してみて、少なくとも最初の三行については、理解が少し深まっているのを感じた。自分の思考は、「本当の自分」ではないということが、少し理解できるようになったということだ。少なくとも、思考がいかに無意識で無自覚な深層の力に突き動かされて展開しているかということは、よく分かる。無意識の盲目的な動因に押されて次々と思考が生まれては消えていく。それらの思考が織り上げられて形成される「自己」もまた、いかに根拠のない幻像であるかということも、よく「理解」している。ほとんど頭での理解ではあるが。
が、その理解が、「思考を客観的にながめる」時間が以前に比べると多くなったという感じにつながっていると思う。
『「今」に生きるための方法の一つは、
人のいうことに心から耳を傾けることです。
一つ一つの会話を大切にして、
新たな気持ちで相手がどんなことを伝えたいのかを、
「本当に」聞こうとすれば、あっという間に人生を変えることができます。』
(エリエール&シーヤ・カーン『今ここに生きる力―「瞬間的に人生を変容できる」生き方の極意
昨日書いた「無条件の肯定的関心」をまた別の平易な言葉で言い換えるとすれば、まさにこれだろう。邪念を払って、一心に聴くというシンプルなことだけど、それが徹底すれば、自他に変化をもたらす。
「自由への第一歩は、
自分の思考は、『本当の自分』ではない、と気づくことからはじまります。
そう気づくと、 『思考を客観的にながめる』ことができるようになります。
思考を客観的にながめると、高次の意識が活動しはじめます。
思考をはるかに超えた、果てしない『知性の世界』が存在することや、
思考はごく小さな一面にすぎないことも、気づきはじめます。」
(エックハルト・トール『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる
これも、今日読み返してみて、少なくとも最初の三行については、理解が少し深まっているのを感じた。自分の思考は、「本当の自分」ではないということが、少し理解できるようになったということだ。少なくとも、思考がいかに無意識で無自覚な深層の力に突き動かされて展開しているかということは、よく分かる。無意識の盲目的な動因に押されて次々と思考が生まれては消えていく。それらの思考が織り上げられて形成される「自己」もまた、いかに根拠のない幻像であるかということも、よく「理解」している。ほとんど頭での理解ではあるが。
が、その理解が、「思考を客観的にながめる」時間が以前に比べると多くなったという感じにつながっていると思う。