昨年12月に傘寿を迎えられた時の天皇陛下の言葉に私は深い感銘を受けました。
「平和と民主主義を護るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って今の日本を築いた」
「憲法の条項を順守し、天皇としての活動を律している」とのご趣旨だった。
戦後生まれの戦争を知らない、体験していない安倍総理は、現在の憲法の制約が外されれば、集団的自衛権の行使も
一内閣の閣議決定によって強引に押し通せる。国民の声を聴く必要はない。(TV発言)
私は、1944年4月、海軍予科練習生として横須賀で、帝国海軍魂を叩き込まれました。
戦争は必ず勝てる、神風が吹いて、鬼畜米英は全滅すると。精神力で戦え!
1945年3月に大分県・佐伯航空隊に配属され、滑走路や掩体壕の整備をしたの想い出す。
戦争は、若い人が戦地へ駆り出され、決して政治家は前線に出ない。戦死するのは若者。
鯉のぼりを見ていると、この子供たちが戦争に駆り出されることの無いように、平和憲法を守らなければと思う一日だった。
昭和22年(1947年)の今日、誕生した憲法。
以後、一人の戦死者を出すことなく、70年間平和だったことを誇りに思う。
憲法第9条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達成するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。