1905年(明治38年)5月27日の日本海海戦の戦勝を記念して制定されたが
1945年(昭和20年)を最後に、日本の太平洋戦争の敗戦により廃止された。
70年前、大分県・佐伯航空隊で迎えた海軍記念日、豊後水道の上空をB29の編隊が飛行雲を
ひいて飛んでいたのを想い出す。
一か月前(4月26日)、イージス護衛艦「あたご」を見学したとき、若い乗り組み員に
決して殺したり、殺されたりする戦争はしないようお願いしたが。
島国日本は周囲を海に囲まれているので、護衛艦がいるのは心強いが、専守防衛であってほしい。
悲惨な戦争を知らない政治家は、秘密保護法や集団的自衛権の行使など、戦争する国に変えつつあるように思う。
国際紛争を解決する手段として、武力による威嚇又は武力の行使を永久にこれを放棄する。(憲法9条)
70年間、戦争せずに済んだのは、平和憲法があったからだと思う。
長い人生のなかで、僅か1年半の帝国海軍軍人として苦い経過は、一生忘れられない。