大正池から望む穂高の山並み、静かな湖面には逆さ穂高が。
残雪と新緑のコントラストが美しいこの季節、休暇村乗鞍高原に泊まり、歴史のある登山道・徳本峠(とくごうとうげ)を歩いた。
乗鞍・畳平(2702m)から魔王岳(2763m)の展望台に登る山仲間。
乗鞍高原・牛留池から望む乗鞍岳(3026m)。静かな湖面に逆さ乗鞍岳。
梓川から望む穂高の山並み 焼岳には残雪が
河童橋から望む焼岳。河童橋周辺では中国人観光客が多く見受けられ、様変わり。
徳本峠は、1893年(明治26年)に日本近代登山の父と言われるW・ウエストンが歩いた歴史の登山道。
明神から暫くは平坦な道、峠まで2kmから厳しい急坂。雪渓もあり昔の面影が残る道だった。
毎年6月の第一日曜日はウエストンを偲んで「ウエストン祭」があり、今年は今週の日曜日。
登山道の足元には高山の花々が咲き、疲れを癒してくれる。ニリン草の群落の中を登るハイカー。
この道は、釜トンネルが開通してから、殆ど通る登山者はなく、登山道の整備はイマイチ。
昔を偲ぶ登山道を歩いて感傷に耽った山旅だった。
二日間とも天気に恵まれ、素敵な山仲間に支えれ、想い出に残る山旅に感謝。