[募集]
10/11(土)午後に京都で避難者向けのイベントを、僕が企画していますが、そこに出演してみたい、避難・移住者で、演奏家や声楽家、歌手などの方がいたら、メール下さい。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
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横須賀は、昔はちょっと土日ドライブに行ったり、少し海の幸を食べに行くことのできる最も近いスポットの一つでした。しかし、3.11.以降は、一度も訪れたことがありません。来月、早々に、この横須賀で、三浦半島の皆さんと、初めて被曝の問題をどう考えるのかということを話すことが出来ます。3年が経過した、今だから話すべきこと、考えることは何であるのかを伝えようと思っています。
【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN 横須賀】 横須賀文化会館 中ホール
http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.html
18時半受付/19時~ 21時半。 定員:100名 参加費:1000円(事前予約分のみ)/ 当日1,200円
横須賀の現地まわりには大判のポスターが張られたそうです。
さて、この3.11.以降、横須賀周りでおきていることにどういうことがあるのか、主催者からまとめて寄せられましたので、紹介しておきます。
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1、 港が丘の高濃度情報は木下さんの情報から、すでに知らされています。
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/96efbe3938f5412586fcabb1334ad92b
3・11後の15日、20・21日の放射能プルームによって、汚染された結果、田浦梅の里で2011年8月、5cmまでの深さがセシウム合算で300Bq/kgでした。前年8月には、セシウム137のみ4.4Bq/kgでした。
※(20110818測定 セシウム137:160 Bq/kg、セシウム134: 140 Bq/kg)
http://www.eiken.pref.kanagawa.jp/008_topics/files/20110926_radioactive_soil.pdf
※(201008測定結果 4.4Bq/kg)22ページ
http://www.eiken.pref.kanagawa.jp/06_report/0604_radioactive/files/ripepo_2010.pdf
また横須賀市大津町では5757Bq/kg、13000Bq/kgのスポットが存在しました。(大津町はどちらも市民が独自調査)
2、小学校の高濃度汚染土壌の問題
子どもの小学校(鶴久保小学校)で、側溝の除染土壌を野積してあったために高線量が発見され、
この扱いについて学校、教育委員会、議員などが対応に当たったのですが、
その杜撰さに抗議し、監視していた私に付き添っていた息子に、後日紫斑が出ました。
それ以降、市・教委は除染基準を作り校内に埋設しました。
ビニール袋に詰めて穴に放り込むため、袋が破れているものもあります。校内に埋設してある学校(公郷小学校)は
106袋
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/8140/sokutei/20111124kugousho.html
でした。
3年経つのに東電に引取りを断られ、リサイクル業者に断られ、今でも学校敷地内に埋設し、学校によっては
標示も囲いもせず放置状態。行政は、汚染程度を測っていません。
2011年11月「基準値超す放射線量検出 社会 今月末までに市内すべての市立学校で測定」
http://www.townnews.co.jp/0501/2011/11/25/126316.html
横須賀市内の市立学校の放射線調査で6割が基準値超え、最終処理場は未定/神奈川
http://www.kanaloco.jp/article/39309/cms_id/39139
3、学校給食
小学校給食では冷凍みかんの使用を巡って反対運動をしましたが、使用を強行されました。逗子市では4回にわたって使用されました。
4、震災がれき受け入れ反対闘争
震災がれきを神奈川県黒岩知事が受け入れを表明しましたが、横浜市、川崎市、相模原市で焼却し、焼却灰を横須賀市芦名にある県産廃処分場に埋める構想でした。
しかし反対チラシのポスティングによって、地元の方たちとの結合を作り出し受け入れを拒否しました。
5、横須賀ごみ焼却施設建設問題
2014年7月4日までの、南部焼却場での焼却灰の放射能濃度測定の結果です。
福島の事故から3年4ヶ月が経過したのに、飛灰247ベクレル/kgも検出されています。
※南処理工場(横須賀市久里浜)の焼却灰等の放射性物質に関する測定結果について(2014年7月15日)
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4260/s-syori/documents/hai2608.pdf
また、下町浄化センターで下水汚泥の焼却灰は、セシウム合算で540ベクレル/kg(7月7日)も検出されており、
焼却によって放射能再拡散がおこります。
http://www.water.yokosuka.kanagawa.jp/odei/15haiodei.html
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いろんなこの放射能問題に関して、横須賀のエリアの方たちが、戦い続けたことで、西への汚染拡大を止められている現実もあるのだと僕は感じています。そうした方たちと、きちんと話せる場にしたいと念願しています。
横須賀市芦名にある産廃処分場にガレキ焼却灰を埋める構想だったのを食い止めたことが、神奈川がガレキ受け入れを断念する大きな手がかりとなったといえると思います。神奈川でガレキ反対運動の勝利、静岡でガレキ反対運動の敗北という形にどうしてなったのかということは、きちんと考察しないとならない問題だと僕は前から感じています。
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まったく基礎の講座を名古屋開催!
【9/7(日)『放射能汚染対策、基礎の基礎』 木下黄太講演 IN名古屋】
福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について、放射能防御プロジェクト立ち上げ人として最前線で活躍する木下黄太が語ります。
13:30開場 14:00開演
名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/
問い合わせ nagoyanonuke@gmail.com
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木下黄太メールマガジン、最新号の内容は下記のとおりです。
【 「官邸前金曜行動が被曝回避派を排除した理由」 木下黄太 真夏の大放談(3) 】
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