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福島県立医大の鈴木真一教授が、自ら手術例などをあきらかにして、福島の甲状腺ガンにかんして、
△手術は妥当
△症例の状態や年齢分布からチェルノブイリと異なり放射能の影響でない
△肺に転移しているのが2例、手術の大半がリンパ節転移など。
こういう学会発表をおこなったそうです。
これが全て正しいのであれば、37万人検査をおこなうと、100人は甲状腺ガンの疑いがある、もしくは確定する子どもがいるということに、日本全国でなる可能性があります。
しかも37万人確認したら、肺に転移するほどの甲状腺ガンがあたりまえのように存在するということです。
症例としては、深刻なものが複数例おきていても、関係が無いし、従来言われている最も高い頻度の、30倍程度も発生していても、これはスクリーニング効果で、みつかっているだけという話を言い張ります。
そして50例あまり、手術した例は、ほぼ全て手術すべき事案という判断をしていると言います。
日本の18歳以下の人口は2000万人程度はあるでしょうから、肺に転移している甲状腺ガンを抱えている子どもが100人程度いる可能性もあります。
肺に転移しているという、本当に生命の危険もありうる甲状腺ガンの子どもが全国に100人程度も果たしているのでしょうか。
あまりにも整合性がとれない話を聞かされ続けている気がしています。
ふつうに考えたら、放射性物質による被曝によって、従来から甲状腺に何らかのトラブルがあったような体の持ち主が、そのマイナス作用が促進されて、こうした状況がおきているのではないのかと、推測するほうが妥当な感覚がします。おきていることを、「問題があるかもしれないから、検討する」という発想よりも、「おきていることは問題ないが、対処はする」という前提に立って、鈴木教授が立論されていると考えると、とてもわかりやすい気がします。
この甲状腺ガンの議論を続けても続けても、立論の前提による見解の相違が延々と繰り返される以外に、突破口は無い気が僕はしています。
おそらく、被曝影響をどのように受け止めるのかという観点で、なぜ推進側が、チェルノブイリでも、甲状腺ガンの影響だけは認めたのだろうかということを今一度考えたほうがよい気がしています。
ただしおきていることは、肺転移複数例を含み、既に手術した例のうち、大半がリンパ節転移なども含んでいるのが、福島の甲状腺ガンの実状ということです。それが一定数以上、おきているリアルがあるということです。
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【9/6日(土) 木下黄太 被曝を考える東京ミーティング】
13:00より受付 13:15~15:15終了予定 会場:品川第二地域センター和室 南品川5-3-20
メルマガ読者中心の東京ミーティングをおこないます。メルマガ読者枠は満員です。
一般の方は、こくちーずで10人限定とします。メルマガ読者とあわせても少人数の会となります。
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/208711/
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横須賀は定員の八割の申込になっています。お急ぎ下さい。
【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN 横須賀】 横須賀文化会館 中ホール
http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.html
18時半受付/19時~ 21時半。
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/208372/
もしくは、
※お名前、連絡先、必要枚数(他の参加者名)、同伴されるお子様の有無をお書き下さい。
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放射能汚染防御の最前線、名古屋で開催!
【9/7(日) 木下黄太講演 IN名古屋】
福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について語ります。
13:30開場 14:00開演
名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/
問い合わせ nagoyanonuke@gmail.com
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