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歯科材料について放射性物質をどのくらい心配するべきか。相談者に「はあ?」「風評被害」と言う歯科医。
一昨日、この話をブログで伝えました。
相談者に答えている、千葉の歯科医などの回答も皆さん読まれたと思います。こういう回答をされる歯科医が、首都圏にはいることを伝えました。
僕は自分の祖父が歯科医でしたから、歯科医という存在には普通の人よりうるさいです。
僕自身は、この千葉の歯科医にはかかることは、絶対にありえないと思いました。
しかし、きょうは、それとは全く異なる反応、近畿で思わぬ対応があったことを具体的にお伝えします。
この歯の詰め物に関しては、元々、僕自身がどうするのかを考えて、対処していました。
特に、その素材を作っているメーカーの返答が曖昧で、僕の中で、懸念が出ていたこと。
更に汚染が一定以上は確実にある草加市で、最終工程かけているという製品を、あえて口の中に、長い期間、設置するべきなのかどうかを、相当に考えました。
検査会社なとどとも話しましたが、実は歯科医でも、材料の汚染を懸念している人はいて、それを放射能検査すべきかどうかという具体的な検討は、過去に複数回しているそうです。
しかし、結局材料があまりにも少量で、高額なものが多いために、確認が取れないという判断になったということです。
そうしたことや、危険が本当にどの程度あるのかが、判りにくいもののため、この危険回避を言うかどうかは僕もかなり悩んだのですが、メーカーの返答に不信感があったため、歯科医に話に行きました。
僕は「この材料に関して、メーカーに問い合わせたが、細かく返答が出来ない状態だったこともあり材料を変えたい」と告げました。更に、僕が、被曝回避をしている立ち場や、そのことをいろんな形で情報発信し、運動している立場のため、こうしたことを曖昧にするのは、自分の意識として難しいということも話しました。
そうすると、思わぬ返答が返ってきました。
「いやあ、材料を気にされていたので、もしかしたら、放射能なのだろうかと思っていたんですが、やはり、そうだったんですか。別のメーカーのもので、デットストックで、ちょっと前の金属があるので、保険的には同じものですし、金属で密閉しているから、変化もないので、これに差し替えますよ。」
前に話したときには、歯科材料が外国産の金属を使われているケースがあって、その金属が日本で使われない成分含有という問題がおきたことがあり、そうしたまがいものは使っていないという説明はありました。
しかし、その時に、僕が放射能に関しての見解は特に伝えておらず、使う予定の材料メーカーがどこであるのかを聞き、そのメーカーとのやりとりをしてみたのです。結果として、懸念が出たから、やめたいと言った話。
「最終工程が少なくとも西ならまだしも。草加と言われたので。草加は埼玉でも汚染が厳しい場所ですから。」と言いました。
そうすると、この歯科医師から、更に思わぬ言葉が出てきました。
「そうなんですか、確かに東京では、白血球に異常が出ているという話を言われているお医者さんもいますからね。そういう懸念はわかります。」
ここで、三田医師が話している好中球減少の話を突然、聞くことになります。
この近畿エリアの、この街は、田舎にしては知的水準は高い地域ですが、それでも、ど田舎です。東京の人は、一見したら、馬鹿にすると思います。
しかし、以前は、この街のある循環器系統の医師は、診察で初対面の僕に、「喉の異常は、もしかすると、大阪でガレキ焼却の影響があって、100キロ離れていても、危険はないとは言えません。初耳かもしれませんが。」といきなり切り出されていました。
そして、今回は、この歯科医師。
僕は言いました。「それは、三田医師の話ですよね。」
「そうですよ。三田先生。たしか、東京から岡山に移られたんですよね。そのお医者さんは。」そう答える歯科医師。
僕は、そうしたことに関して、一通り、この歯科医に説明しました。半分くらいは、知っていましたが。
なんというか、被曝リスクということについて、断片的でも認識のある医療関係者。循環器系医師に続き、今度は歯科医師。
情報というのは思わぬところまで拡がっていて、実はそうした認識を共有し始めている状態があることを、僕は痛感することになりました。
小さいことですが、お礼も兼ねて、三田医師に電話しました。
「木下さん、なんか首都圏の医療関係者が、置いてきぼりになり始めている気がしますね。西では、岡山でも対応が違うとよい意味で感じるけど、近畿からもこういう話を聞くと、これを西日本の大きな流れにしていかないとならないと強く思いますね。きょうも、うちは夏休みで、子どもをつれて東日本から診察に来ているお母さん達ばかり。口々に、関東できちんと診てくれないから、ここまで来ているという話になります。そうしたこととは、大違いですね。なんか少しはやる気になってくる話ですね。」
僕もそう思います。少し嬉しかったので、貴女にも報告しておきます。
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来月、早々に、この横須賀で、三浦半島の皆さんと、初めて被曝の問題をどう考えるのかということを話すことが出来ます。3年が経過した、今だから話すべきこと、考えることは何であるのかを伝えようと思っています。
【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN 横須賀】 横須賀文化会館 中ホール
http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.html
18時半受付/19時~ 21時半。
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/208372/
もしくは、
※お名前、連絡先、必要枚数(他の参加者名)、同伴されるお子様の有無をお書き下さい。
放射能汚染防御の最前線、名古屋で開催!
【9/7(日) 木下黄太講演 IN名古屋】
福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について、放射能防御プロジェクト立ち上げ人として最前線で活躍する木下黄太が語ります。
13:30開場 14:00開演
名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/
問い合わせ nagoyanonuke@gmail.com
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