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下記のお話は愛知県内のある支援センターに通わせているお母さんからの話です。そうした給食関係の対応に関して、普通の学校以上に、いろんな交渉に苦戦している様子が伺えます。
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私の娘が今年の四月から通園している支援センターですが、最初の給食問い合わせ時点で、
「食材は市が発注をかけているので、問い合わせは市の方にお願いします」
「基本的に愛知県周辺の産地のものを使用しています」
「方針として給食制にしていますことをご理解頂けたらと思います(弁当持参はできません)」
といった、その場しのぎの対応でした。
個人レベルで献立をチェックし、一つ一つ産地を市に問い合わせ、気になる産地や品目は残すという形で今まで対応してきましたが、メインの食材がどうしても信用できない産地であったりという日もあり、私としても限界を感じていたので、再度園長に直接相談に行きました。
関東産の野菜やさんまなど、実際の測定でセシウムなどが検出されていること、核種はセシウムだけに留まらず、まったく国民に知らされてないこと、愛知県の土地も場所によっては決して低くない放射能汚染の数値が出ていること、原発事故による放射能汚染が人体にもたらす健康被害は、癌や白血病だけにとどまらず、免疫の低下による様々な疾患の増加が年数がたつほどにデータとして現れてくること、特に子どもは放射能の感受性が高いことや脳の発達にも影響が出ることなど、端末を用いて説明させていただきましたが、終始相槌を打つのみで、聞くつもりがまったくないことがすぐ伝わる態度でした。
結局のところ、園長としては、「他の父母からも問い合わせがくるようであれば考えますが、園の方針としては市と国の判断を『信頼している』ので、園として現状を変えることはない」ということで、平行線のままで終わってしまいました。
特に、園長の「『反原発の人たちが』出したデータといっても、それが信頼できるかどうか」という言説は、私としても引っかかりを覚えました。
(「国が現在出しているデータを見ても、事故前の何千倍、何万倍の数値が、食品から検出されていますが、そのあたりはどうお考えですか?」と聞いてみても、「深刻な被害は出ないと思っています」の一点張りでした。)
成果はまったくと言っていいほど得られませんでしたが、給食問題をどう展開させられるかは、市町村の責任者の主義思想と、個人レベルではなく、いかに多くの父兄を巻きこんで主張できるかにかかっていると、改めてよく理解できました。
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難しいことはいろいろありますが、やはり闘い方はとても大切だろうと僕は思います。全体をどう変えるのかということは、達成目標としては望ましいのですが、そこに拘泥すると、何も結果は得られないことは多いです。こういうときには、まず自分の子どもにとっては何が得られるのかという感覚が、必要だと思います。
また、当然のことなのですが、この問題を認識する人を少しでも増やす努力をする、より多くの人に理解してもらう環境づくりは大切なことだと思います。
実は、この点では、理解する人が増やしやすい地域、そうでない地域、格差も厳然として存在すると思います。きょう、別の方から、電話でこういう話を聞きました。
お題は『名古屋と京都、被曝への認識の差』ということです。
「名古屋は、食べ物屋さんで、産地を聞くと、こっちが外国語を話しているようなきょとんとした対応しかなかった。」
「京都に引っ越して、大原で食事したときに、産地の話を出すと、ああ放射能ですよね、気にしている方は多いですねと普通に対応してきた。」
僕には、これはとてもよくわかる話です。
僕も名古屋界隈でこうした話が通じたケースは一例しかなく、ほとんどこちらが言っていることの意味がわからない反応のお店が多数でした。これは、認識が完全になくて、そういう話を全く分らない様子です。わざとおかしなことをしている訳ではありません。産地がおかしいケースはむしろ少なかったのですが(中部エリアの産地でほぼまかなえる)、そうしたことを何も考えていない様子です。
京都は、そういうことを聞くと、「これは瀬戸内の魚」「おコメは滋賀米」「野菜は丹波」と矢継ぎ早に言う店が多かったですし、避難者という存在がこの地に一定数は来ていることが、かなり常識化していました。
名古屋で、今回、基本からもう一度話をするというのは、被曝や放射能汚染に関して、知らない人が多い地域であればあるほど、最初から分ってもらうことが大切なのではないかということが、考えられるからなのです。主催者の意図もそういうところにあります。
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【9/7(日) 木下黄太講演 IN名古屋】
福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について、放射能防御プロジェクト立ち上げ人として最前線で活躍する木下黄太が語ります。
13:30開場 14:00開演
名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/
問い合わせ nagoyanonuke@gmail.com
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