「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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放射能防御プロジェクトメンバー⇒代議士政策秘書、国会へ被曝窓口に。三田医師講演を妨害する沖縄避難者。

2015-02-27 02:26:26 | 福島第一原発と放射能

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きょうはよい話と、嫌な話があります。

よい話は後のほうがいいので、気分の悪くなる話から先に書きます。

ここまで最低の人間がいることに本当に僕は許せない思いです。

沖縄の放射能回避で避難している中に、あきらかにおかしい人が存在している話は、再三書いていますが、また、こういうことを書かないとならないのは、大変に残念なことです。

実は、5/17(土)に三田医師との沖縄講演を開催するように動いていました。

このことは、沖縄の政治課題とは何の関係も勿論なく、どこの党派も関係なく、純粋に避難者の健康症状に関してきちんと情報を伝えて確認したほうが良いという判断に基づいています。

しかも遠隔地ですから、経費もかかりますから、何とか赤字にはしないようにしたいという感覚での開催で、三田先生もそういうことを承知で沖縄に行こうと判断しています。これは、沖縄避難者に放射能による健康被害に関して、5年目に突入する時点で、きちんと考えてほしいという意識に基づいています。

なんの政治的意図もありません。

この開催に関して、事実上、危うくなるような状況が発生しました。

被曝問題とは関係ない沖縄のテーマを理由に、妨害している動きが発覚したということです。開催事務局に入っている、ある個人、その人が個人的に支持している政治家が気に入らないという話に、端を発しています。その政治家と僕も三田医師も何の関係ありません。また、間違いないのは、今回の講演やFacebookグループの中で、その事務方の人は政治的支持に関しては発言もしていないということです。その人の個人の話(FBでは個人ウォール)でしかありません。

しかもその政治家の影響力はきわめて小さく、被曝問題で活動している我々が本気で対峙するレベルの相手ではありません(例えばガレキ推進の橋下市長などとはまったくレベルが違います)。

勿論、本来は、誰がどの党を支持していても、誰がどの政治家を支持していても、そんなことを他人が攻撃するのは異常な行為です。

要は沖縄の左翼的感覚では嫌われている政治家というだけです。その人物が。

 

かって、スターリニズムといった、左翼が敵対勢力側を、政治的どころか、物理的に抹殺する歴史的状況がありました。今回、この妨害者がそれと似たようなことを平気でして、さらにそこに賛同する馬鹿な人間が沖縄グループに一定数いるようです。

政治的な立場の自由と言うのは、民主主義国家ではあたりまえの話なのに、妨害している連中はそうしたことも認識できないようです。

しかも、三田さんも僕もこの政治家に関心もないし、関係もありません。

にもかかわらず、事務方の一人が個人的に支持している政治家が彼だというだけで、こういうおかしなことがおきます。

この話が広まっているから協力できないなどという、一体どの面を下げて、物を申しているのかと言うことを平気で話してきた人もいると聞いています。

しかも、当該妨害者は、「建設的な議論が出来ているのだ。」と楽しそうに話していると聞いています。

やられた当事者の事務方は、悩んで、こちらにあやまり続けているというのに(勿論、やられている人が謝る必要はありません)。

この妨害者が最低の人間であると僕は思います。左翼的言説を隠れ蓑にして、他人のまわりを引っ掻き回しているだけの最低の輩です。

そして、残念ながら、こんな人間の言説にシンクロする沖縄避難者や沖縄の被曝回避側の人間が一定数いることです。

沖縄被曝回避関係者特有の腐った人間関係の膿がまたしても噴き出しました。最悪です。

こういう妨害行為に賛同する人は、放射能防御プロジェクトの沖縄グループにいていただいては、迷惑と考えていますので、外に出て頂くしかありません。

なお、沖縄グループについては、今回のことが、あまりにも酷いため、今後は一度解散して、再度編成することも考えています。

僕はこんな滅茶苦茶なことが、本当に沖縄の問題と連携し、沖縄の人々と共闘することには全く関係ないと思います。

左翼的な自己顕示欲の発露でしかありません。かなり実質はみじめな自己顕示欲。

なお、こういう妨害があっても、沖縄講演は開催に向けて動いています。協力できる方は僕にメール下さい。

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申し込みは100人を超えています。特に避難者の皆さんは、情報をきちんと知るべきと思います。知った気になって、確認しないのは良くないと僕は思います。 

 【3/15(日)午後、三田医師&木下黄太講演会IN名古屋】

 客席数がお子さんも含めて150席しか席がありません。 福岡は、大人だけで参加者がおよそ200人でした。

 詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/258756/

 開場13:30 講演14:00~16:00

 イーブル名古屋(名古屋市女性会館) 中区大井町7番25号

 地下鉄 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分 

事務局よりお願いです。

「最近愛知に避難移住された方も数人申し込みがありました。お子さん連れの参加も多いです。遠慮されてる方もいるかもしれないので。ぜひお子さん連れも避難して間もない方も遠慮せずに参加して頂きたいです。あとすでに申し込みをされた方でメールアドレスの登録が抜けてしまってる方はぜひこくちーずの問い合わせ欄からお知らせ下さい、とお伝え頂けるととても助かります。」

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「2月24日、平成26年度国会議員政策担当秘書選考採用審査(臨時)において、『採用するにふさわしいもの』として認定され、認定者登録簿に登録されました。即日、宮崎岳志衆議院議員の政策担当秘書として採用されましたので、ご報告致します。」

僕の大学時代からの友人で、放射能防御プロジェクトの古参メンバー(三鷹の講演会を2011年に主催)でもある、高井章博氏が、民主党の宮崎代議士の政策秘書に就任しました。

被曝回避に関して、当選目的のためにだけおこなっていた左派側の政治家は一定数はいましたが、その大半は国会内に残っていません。

現在、国会にいる政治家のうちで、本当に被曝回避を考えている人間がどのくらい存在するのかは、微妙なところです。

こうした中で、政治家でなく、僕らと同じところで、被曝回避を考えていた人間が、いろんな要因で国会議員政策秘書になったということです。

僕が知る限り、被曝回避を熱心に考えている政策秘書は国会内にほとんどいません(過去にいた人は殆ど現在はいません)。そうした貴重な存在が今回、できたということです。

しかも大きいのは、僕や放射能防御プロジェクトと彼が直接連携できるため、被曝問題に関してこちらのことで、国会関連で動く場合に助けになりますから。

彼はきわめて実務能力が高いため、こうした放射能防御・被曝回避に関しても大きな助けになると僕は確信しています。

こうしたことは、何かのきっかけで大きなことになります。皆さんの中で、まともな話で、何か必要な人は、議員会館へ是非アクセスされてください。

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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

 

ボーナス #104 貝と葉

ほんの少しの植物片でさえ、原子炉のメルトダウンの原因になる。
冷却システムの「ほんの一部の詰まり」が、フランス・アルザスの原発フェッセンハイムを
2009 年末に緊急停止させた。ライン川からの多量の植物片が冷却循環の配管の奥深くに
まで進入したからだ。原子力監督官庁は緊急対策本部を設置した。その直前にはすでにロ
ーヌ川からの浮遊物が原発クリュアの冷却装置を麻痺させていたからだ。
さらにやっかいなのはタイワンシジミである。極東から持ち込まれたタイワンシジミは、今
では中央ヨーロッパの河川で非常な勢いで増殖している。その小さな稚貝はどんなフィルタ
ーも通り抜けてしまう。スイスの原子力発電所の運営企業は高圧洗浄機を使用している。
アメリカではすでに 1980 年に貝類のために 1 基の原子力発電所が操業停止に追い込ま
れている。