「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

僕のツイッターの使い方について、さらに言及しておきます。

2013-06-05 05:45:56 | 福島第一原発と放射能

6/8(土)大阪講演は残席7席(250席に50席増設したのですが)。

申込詳細はこちらへ⇒http://kokucheese.com/event/index/91250/

 まず、ツイッターに関して、しつこい馬鹿が一杯、絡んできますが、何回も言っていますが、言いたいことがあるなら、実名と自分の立場を名乗って、メールしてください。最低ルール。社会常識。殆ど送ってきません。だから、僕は何の信用もしていません。こういう連中は。まともな話なら、一度は会って話したり、電話でも話します。これもずっと言っています。尚、何度も会うのかどうかは、こちらの判断です。暇ではありませんから。「かまってちゃん」の対応はできません。

nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 「ツイッターの整理の為、僕のフォローを550人程度⇒330人程度まで、200人くらい減らしました。多分、もっと減らすかもしれません。DMなどで支障のある人はメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp ツイッターに費やす物理時間を減らす為です。」

 こういうツイートを流しました。僕は、ツイッターは、そもそも、多くの人がネット上でやっていることを、一応やってみなければならないという目的で、3.11.前に始めました。それから、面識がある人とない人のどちらのケースもあるのですが、そうした人間の日常動向をチェックするために、ある意味観察用として、見ていただけでした。彼らが何を言っているのかに関心があったわけではなく、彼らが細かく漏らしている日常の断片から、動向を認識しておくことが、何かに、繋がることがあるからです。ただし、大きなメリットはありません。

 それ以外に、オープンスペースで、取材申し入れに使えるのかと試したこともあります。しかし、あまり有効につかえたことはありません。

 3.11.の後は、当初、ブログしかやっていませんでしたが、そのブログからFacebookのグループが派生し、さらにその連携の道具として、ツイッターが使えるだろうということは、すぐに分かりましたから、使っていたのが本音です。多分、「ツイッター⇔Facebook⇔ブログ」などの相互連関で、どうでもいいような商品が売れている話を見聞きしていて、それよりも、この原発後の流れでいろんな情報を連関して、拡散していくために、相互に使っていくことが意味があると考えて、使ってみました。当初は、その効果もあったと思います。

 ツイッター経由で、当初は、面白い人達もいたので、少しだけは人間関係ができましたが、それは現実の活動、特にブログを中心として、いろんな形で繋がった人間関係に比べると、実は、圧倒的に少数で、時間が取られる割に、僕個人には、圧倒的にリターンが少ないシステムと感じていました。なお、最近、この流れで知り合った人たちの大半が、ツイッターからいなくなりました。こちらは連絡はできますから、支障はありませんが、みんなツイッターが嫌になったみたいです。

 ツイッターの使える機能としては、一定程度の拡散機能があること。さらに、思わぬ情報の断片が収集できることがあり、そうした情報の断片を、きちんと確認すると意味のある情報として見えてくる場合もあること。この二点にほぼ尽きると思いました。

 しかし、デメリットとしては、圧倒的に自己顕示欲の塊で、尚且つ、匿名という立場で安全に他者を中傷したいキチガイの巣窟であることです。まともな話よりも、そうしたキチガイが圧倒的に多く絡んでくる世界になっていて、せっかく匿名という、日本人にとっては、心理的に使いやすいツール形態がFBなどよりもとれるし、短文ということで多くの人が関われるのに(表音文字のアルファベットよりも、表意文字の漢字交じりの日本語はより多く情報が載ります)、マイナスの作用ばかり生み出しています。

 しかも、無料でタダ乗りしたい感覚の人が多数を占めていて、その意味でも、労多くして、功極めて少なしというのが、現実だと思います。僕は、実体として、二年以上、ツイッターに、ある意味、他の人達よりも、遥かにきちんと対応していますが、そうしたことをするメリットは全く無いに近く、デメリットが山積みする状態となっています。ですから、二年の時間が経過して、ツイッターの使い方を大幅に見直すことにしています。はっきり言って、速報性の観点などから、こちらから投げかけることは最低限はしますが、そこでやり取りする道具立てとしては、あんまり使わないということです。意味がないですから。その意味でフォローをもっと減らそうと思っています。特にリツイートが多い人は、さらに減らします。

 そもそも、僕の感覚では、意味ある情報収集は、直接会う、電話で話す、論文を読む、書籍を読むなどでしかなく、ネット上、特にツイッターで、視野が広がるような情報は殆どありません。ことばがきらめいていることはあっても、意味のある情報が一定分量でツイッターを介してこちらに伝わってくることは、ほぼありません。使い方が違います。

 一番、最初に掲載した、ツイートは、それでもフォローを外されたことを気に病む人がいたら、まずいと考えて、心理的なフォローの意味で、書いたものです。

そうしたら、またこんな輩が現れます。


「なんだ、更に視野狭窄したいのか、自分に都合の良いTweetだけ残すのか。あほらしいなあ。」


そもそもこの人間をフォローしたことがありません。該当しません。

しかもやりとりをした記憶もありません。

はじめて、メンションして、こんな話を言ってきます。いいでしょうか、知らない人に話しかけるときに、その人間を中傷する文言をいう事から、その人間との関係を現実で世界で始めることが在りえるのかと言うことです。

何を言ってくるのか?と思います。こっちが何をフォローしようが、何をフォローしないが、まず自由です。しかも、まったく、こちらの考えとも違うことを勝手に言います。はじめて、メンションしてくる輩がこの言い方。社会常識の欠片もないです。ツイッターはそもそも140字で限界があるんです。情報のきちんとしたやりとりをするものとしては、不都合な部分が多いです。そうした限界があるものを、どう対応するのかは、当然、使っている個人の自由に属します。だれをフォローしようが、どう考えても、個人の範疇の話です。それに関して支障があるなら言ってくださいと、こちらが親切心でお知らせしたら、元々フォローもこちらがしていない輩が中傷してくる話です。

正常ではありません。

そもそも、フォローする人間を僕がどのように選択するか最初に考えていますから、それを僕の判断で、減らすから、僕が視野狭窄になるというのは、ロジカルにありえません。ツイッターのフォローする人間は本人選択で、その本人選択で、物理量を減らすことが、本人の視野狭窄を招く根拠はありえないです。そもそもこの人間は視野狭窄だから、問題だと批判するだけなら、まだ論理的に理解しますが、元々、僕のことを視野狭窄と定義づけているなら、そうした視野狭窄である人間が選択したフォローを、後で増やそうが、減らそうが、視野狭窄が進むという合理的な根拠には絶対になりません。減らそうが増やそうが、そもそも視野狭窄なら、どちらの選択肢を取っても、関係ないんですよ。だってこの輩が僕を「視野狭窄の人間」として定義づけ、その「視野狭窄の人間」がそもそも選んでいる情報なのだから。まともに考えたら、こんな中傷は成立もしないです。論理的に。

それに、はっきり書きますが、ツイッターは、ほとんど頼りにならないですから。書籍や論文、直接やり取りが圧倒的に情報が多いんです。ツイッターは道具として部分的に使えるだけなんです。

更に言うと、フォローするかしないかは趣味みたいなものですよ。僕は、対応時間を減らして使いやすくするためにフォローを減らしただけです。

ただし、僕にとっては小さな話でも、こっちは、そういうことで気に病む人がいるのも想定できるので、そこまで考えて、話を伝えただけです。

そうしたら、関係なく、こういう輩が平気で湧いてくるのがツイッターです。

もう呆れかえります。

レベルが低すぎます。いつもいつもこのレベルの低さが、どんどん更新される感覚です。中身がない。

僕はずっと、ツイッターでも生身で対応してきて、こんなレベルの輩ばかりが大半です。

ツイッターというツールの使い方をさらに考えています。意味がない。これでは、このツールは早晩、終わるだろうと思います。人間のダメな部分を、さらに露呈するだけですから。

=======================================

 

この人もツイッターは止めた方が良い人です。⇒橋下市長リコール問題などにも言及します。皆さんの意見も伺います。

 

【6/8(土)木下黄太講演 IN 大阪】    

 「大阪ガレキ問題から考える放射能汚染」

 橋下市政で揺れ動く大阪市で、開催します、木下黄太講演会。 

大阪市が4人の逮捕者を出しながら、市民の強い反対の中、強硬に推し進めた被災地瓦礫の受け入れ。只今、焼却が小休止しています。 中国から飛来する黄砂やPM2・5の数値の悪化の報道の中、大阪の大気汚染の実態は、ほんとうのところどうだったのか?鼻血、ぜんそくの悪化、呼吸困難、皮膚病の悪化など、健康被害についてのレポートもあります。
がれきの焼却による、水や農産物の放射能の汚染は、どこまで広がるのでしょうか?そのリスクは? 

 

5/25~6/13まで、ガレキ焼却がストップしている期間なので、大阪開催に踏み切りました。  

日時:2013年6月8日(土)13:15開場 13:30開演 16:00 終了予定   

会場:天王寺区民センター ホール   

残席7席。

申込詳細はこちらへ⇒http://kokucheese.com/event/index/91250/


==========================================

ブログ記事にコメントしたい方は、メールタイトルは統一して⇒「ブログのコメント」

1.ハンドルネーム

2.コメントしたい内容(400字以内、厳守)

3.本名とあなたの属性(例として主婦とか会社員)←3は公開しません。

僕の方でこうしたコメントのうちで、僕が意味のあると判断したものだけ、1と2のみを明記し、ブログ記事の一番後ろに加えてゆきます。コメントの掲載されるのがどの記事なのかに関しては、僕の都合になります。

============================================

 

 

 


被曝戦時下の当該国で、「国連」をどう考えるべきなのか。 夕張へ保養支援ブログ掲載後1日で目標クリア。

2013-06-04 15:28:46 | 福島第一原発と放射能

 この放射能を巡る話は、日本がこれから進んでいく道筋に影をなげかけることがあっても、何か花を開かせる状況を呼び込むことは、なかなか難しいのが現実だろうと思います。ちょうど僕が一年前に何を書いていたのかを、読み返してみたのですが、まだ、官邸前行動に僕が足を運んでいて、いろんなかたちで、一般の人の気持ちが強まっていたことがよくわかります。その運動体の内実はともかくとして、人々の気持ちが噴出しようとして、その噴出が、ガス抜きという形式で終焉したとしても。

 非常に、この時代の状況の中で、今、「停滞」という感覚を強く持っている僕からすると、一年前におきている状態からも、別次元の展開になっている感じがしています。二年が経過して、思った以上に「日本」という国に、煮詰まり感が強まってきている。それは、経済戦略という観点で、さらに露骨になってきています。結局、経済的にこういう施策を打ち込んだら、このようになるという話は殆どなく、バブル的なカンフル剤を、アベノミクスという名前で撃ってみて、その効き目が、数ヶ月を待たずに失速している状況です。

 さらに、きのう、たまたまテレビ東京のニュース番組に猪瀬都知事が出ていて、矢継ぎ早な政策を何か言い続けていたのですが、なんというか、言葉が僕の耳に届かない感じです。いくら、テレビの音量を大きくしても、内面に聞こえてこない感覚が強いのです。彼が、都知事と言う役回りで、いろんな舞台をまわったり、オリンピック招致についての映像が流れ続けるのですが、何か響いてこないのです。とても空虚な感じがします。ご本人が、好々爺的な立ち振る舞いになっていること以外は。むしろ、その時に横でゲスト出演していた、日本総研の高橋理事長が、どうしてテレビの本番中にこんなに咳き込んでいるのだろうというほど、咳き込みながら話していたことが、印象に残っています。

 さて、暗い話ばかりもしていられないので、日曜日に記事に載せた、夕張のお話をします。元々の目標額が100万円位だったお話なのですが、先週半ばの段階では、まだ半分ほどにしか到達しなかったそうです。その後、地元での皆さんの頑張りに加えて、ブログ記事掲載後に数十万円が集まり、目標額に到達したとお礼が届きました。

皆さんのご協力の賜物と思います。あの青年からのお礼の言葉です。

 

===========================================

 おかげさまで、クラウドファンディングでの目標金額を達成することができ、夕張夢再生館の口座にも、私たちのこの活動にご賛同いただける方から支援金が振り込まれています。

私の拙い文章で、私たちの活動を応援していただける方がこんなにもいらっしゃるとは思いませんでした。
 私は、この被災者支援活動を通して、夕張がかつての炭都のときよりも素晴らしいまちへと変化できるよう、一歩一歩前進しながらこの活動を継続していきます。
 震災をきっかけに、今後の私たちは、経済的豊かさではなく、安心と心の豊かさが求められるべきではないでしょうか。
 多くの皆さんが、このことに気づくことが真の復興につながると考えます。私も、できるだけ、放射能の危険を避けるために、安心できる場所に移住を推進していく考えです。

 私たちの活動が、放射能の危険にさらされている子どもたちを救うことにつながるよう懸命に取り組んで参ります。

============================================

 僕は、この青年とお話もしました。実は、苦言を呈しています。この活動が、保養という意味に留まらず、さらに移住促進の方向に向かわなければならないと。夕張はかつて炭鉱で栄えていましたから、住民は十万人以上がいた街。今は一万人いるかいないのかという状態です。つまり人がいなくなって、空き家は多く残っている。しかも土地は広い。勤めてなにかするのは、無理な土地ですが、農業従事者が何かをあらたに始めることは十分可能な土地です。老人が多いので、介護職なら仕事はあるそうです。こうした仕事に取り組む感覚の人は、この土地には受け入れる素地があるということです。こうしたことは、受け入れる側にスキームが具体的になければならない。そのスキームの構築が大切ですよ、と。どのくらい、空き家があって、使える家がどの位で、どのくらい借りられる農地があるのか。すべては、具体的な構築が肝要だろうと、僕は思いますから。少しでも、いろんなことが前向きに進んでほしいと願っていますが。

 それから、前に

UNSCEARの福島安全宣言を丸呑みで一面トップにする朝日新聞の大罪。橋下市長の懲戒請求に女性参集!

 という記事を書いて、「国連」という錦の御旗で、朝日新聞が一面で、安全宣言をPRしている状態は、論外であると僕は書きました。このことが、理解していない人がまだいるという話も聞いたので、さらにかいておきます。

 これは、どうしてそういうのかと言うとこのUNSCERが国連科学委員会というよりも、「放射線の影響に関しての国連科学委員会」というのが正式な名称に近い存在で、国連の中でも、ある特定の意図を強くもった委員会の話にすぎないからです。

 また、これをその規模で取り上げるなら、別の国連の組織が、おこなっていることも、一面トップで取り上げなければならないということです。しかも組織のレベルは、委員会よりも、こちら「理事会」の方が、強いはずです。

「国連人権理事会」特別報告者

アナンド・グローバー氏・日本調査報告書(2013年5月23日暫定版)

http://www.ohchr.org/Documents/HRBodies/HRCouncil/RegularSession/Session23/A-HRC-23-41-Add3_en.pdf

仮訳⇒http://hrn.or.jp/activity/%E5%9B%BD%E9%80%A3%E7%89%B9%E5%88%A5%E5%A0%B1%E5%91%8A%E8%80%85%E3%80%80%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E5%A0%B1%E5%91%8A%E3%80%802013.6.3%20HRN%E4%BB%AE%E8%A8%B3.pdf

「健康への悪影響の可能性は低被ばく線量では存在しており、年間被ばく線量が1mSv以下及び可能な限り低くなったときのみ、避難者は帰還を推奨されるべきである。その間にも、政府は、全ての避難者が帰還するか又は避難し続けるか自発的に決定できるようにするために、全ての避難者に対して金銭的な援助及び給付金を提供し続けるべきである。」

原発事故前、または事故後可及的速やかに、ヨウ素剤を配布すること」

「1mSv以上の地域に居住する人々に対し、健康管理調査を実施すること」

「子どもの健康調査は甲状腺検査に限らず実施し、血液・尿検査を含むすべての健康影響に関する調査に拡大すること」

「ホールボディカウンターによる内部被ばく検査対象を限定することなく、住民、避難者、福島県外の住民等影響を受けるすべての人口に対して実施すること」

「原発事故と被曝の影響により生じた可能性のある健康影響について、無料の健康診断と治療を提供すること」

 こうしたことが、「国連」の人権理事会で、ふつうに特別報告されています。これは、生存や健康を維持する為の人権ということを守る為に、福島第一原発の事故が、それを阻害する危険を有している可能性があって、それについて日本政府が妥当な措置を取れと言っているということです。「国連」の中では、より立場の強い組織で、特別報告された内容です。
 
しかし、これは一面トップにはなっていません。
 
 だからおかしいと、僕は言っています。両方とも、一面トップにするなら理解します。「中立公正」にしたいというなら。しかし、懸念をして、理事会で報告された話は、ある程度の扱いで、安全を唄う話を一面トップにしているのは、その新聞社の編集現場幹部の意向が強いと僕は思えます。それは、特定の意図をもっているとしか言えません。おそらく両方とも、一定の大きさの記事で伝えるのが妥当な話です。そうしないとならない、心理的な感覚を本当はもつべきだと僕は思います。しかし、朝日新聞は、推進側からの甘い誘い水に、冷静な判断を失って過剰な掲載したと僕には見えます。足元が浮ついています。
 
 チェルノブイリでもそうだったのですが、これからも、実はいろんな政治的な立場での言説が、咲き乱れる状態になります。それには、どの立ち位置からでも、いろいろ問題点もあるし、妥当な部分もあります。しかし、はっきりしているのは、一貫していいますが、とにかく当事国の政府を中心に、一定のところまで、そうした被害を過小評価する動きが、上から続くということです。上からのパワーは圧倒的です。この政治構造がポイントです。市井の人々はそう感じていないとならないということです。「国連」というのは、その道具立てなのです。「国連」と言う組織自体、多数の国の集合体で、そもそも的確な識見を常に提出できる構造にある機関でもありませんから。相対的に考えるべきですし。さらに付け加えて言うと、国連という存在そのものが、国際社会の中での妥協の産物で、戦時的な状態の緩和をある意味ではおこなう集合体でもあります。こうした組織が、軍事的な衝突ではない「見えない戦争」においても、登場してくるのは、僕は面白いと思います。
 
 この問題は、まさにそういう類の問題です。国家にせよ、国際組織にせよ、マスメディアにせよ、同じ構図です。その基本図式を考えないと、話にならないのです。そこを見ないと、事の是非がわからないという感覚をきちんと認識してほしいと僕は思います。それが、身につかないと、この時代の日本の中で、どう過ごしていくのかはわかりません。何度も書きますが、「戦時感覚」がないと、僕はこの時代の日本で、過ごしていくことは大変に難しいと思います。自分たち自身が安心して「国」「社会」「会社」に身をゆだねていれば、事が済むわけではありません。そうしたことが、無理な時代になっているのが、この日本の状態と言うことです。経済的なことからをみても、都知事の言説を聞いていても、そうしたことを、僕は如実にかんじてます。
 

戦時下では、無理矢理アドバルーンを上げないと、続かないという事でもあるのです。それが、被曝戦時下であっても。

=========================================

橋下市長リコール問題などにも言及します。皆さんの意見も伺います。

【6/8(土)木下黄太講演 IN 大阪】   

 「大阪ガレキ問題から考える放射能汚染」

 橋下市政で揺れ動く大阪市で、開催します、木下黄太講演会。 

大阪市が4人の逮捕者を出しながら、市民の強い反対の中、強硬に推し進めた被災地瓦礫の受け入れ。只今、焼却が小休止しています。 中国から飛来する黄砂やPM2・5の数値の悪化の報道の中、大阪の大気汚染の実態は、ほんとうのところどうだったのか?鼻血、ぜんそくの悪化、呼吸困難、皮膚病の悪化など、健康被害についてのレポートもあります。
がれきの焼却による、水や農産物の放射能の汚染は、どこまで広がるのでしょうか?そのリスクは? 

 

5/25~6/13まで、ガレキ焼却がストップしている期間なので、大阪開催に踏み切りました。  

日時:2013年6月8日(土)13:15開場 13:30開演 16:00 終了予定   

会場:天王寺区民センター ホール   

残席10席ほど。

申込詳細はこちらへ⇒http://kokucheese.com/event/index/91250/


==========================================

ブログ記事にコメントしたい方は、メールタイトルは統一して⇒「ブログのコメント」

1.ハンドルネーム

2.コメントしたい内容(400字以内、厳守)

3.本名とあなたの属性(例として主婦とか会社員)←3は公開しません。

僕の方でこうしたコメントのうちで、僕が意味のあると判断したものだけ、1と2のみを明記し、ブログ記事の一番後ろに加えてゆきます。コメントの掲載されるのがどの記事なのかに関しては、僕の都合になります。

============================================

1. ハンドルネーム 

マツダマツコ 

2. コメントしたい内容
上方向からの働きかけという言葉が浮かびました。
会社内でもここのところ、気持ちの悪い動き。
人権教育と称し、放送禁止用語。放送業界でもないのに?ピリピリ。ひどかったのは橋下市長生い立ち記事について。橋下氏を気の毒な被害者とする視点で強調。

タブー発言を恐れる日本のある勢力から下りてきてる印象を持ちました。

推進勢力はなりふり構わず自らの側の主張記事を猛アピール、対するわれら素人個人は効果的なやり方も知らず。

首相がマスコミトップをおもてなしする国。様ざまに仕掛けられてますが、したたかな日本人も増えてきてるように。



 
 

30代男性が福島でガレキ処理作業後に下血止まらず入院、身近で20代男性2人突然死、神奈川西部。

2013-06-03 07:57:58 | 福島第一原発と放射能

 神奈川県の西部、海沿いのエリアから届いた報告です。20代男性の突然死が続いている話と、そこから、福島に、ガレキ処理に行った男性が、下血が止まらなくなった報告です。お電話でお話も致しております。

==============================================

大変な世の中になったものです。
わたしの周り(神奈川西部の町です)でも異変は出ています。

30代の友人の娘婿は、福島のがれき処理に行った数ヶ月後、下血が止まらなくなり入院中です。

24時間点滴を受け外出不可。

5/10に子供がうまれましたが、いまだ面会ができていません。

その娘婿は夏に1週間ほどいわき市に行きました。マスクは付けなかったんじゃないかと言ってます。

また、24.5歳の青年が心筋梗塞で2人、突然、亡くなりました。去年後半と最近です。

一人は、この町の人の息子さんで、いま住んでいるところは近隣ですが、詳しくは聞きませんでしたが、寮生活。ちょっとした知り合いで好青年でした。朝出勤しないので見に行ったら布団の上で亡くなっていたそうです。

もう一人の方はどのような状況で心筋梗塞となったのかまでは聞けませんでした。

忍び寄ってくるものを感じます。恐ろしいです。

そして、もやもや病や紫斑病が近所の小学校の5年生でも出ています。

============================================

 神奈川県西部は、土壌汚染を比較すれば、比較的、軽いエリアが多いのに、沿岸部と山麓のエリアで、健康症状の報告が続いています。頻度的には、東京の武蔵野地域などよりも、よく聞こえてきている感じがします。当時、海沿いに流れていったブルームの進行方向なども影響しているのかもしれません。風邪の流れた方向で、核種の種類は異なります。本来こうした影響も精査すべきなのですが。

 

 ところで、遠田東北大教授らの分析によりますと、大震災後、首都圏で、M3以上の地震発生頻度は、震災後2年弱が経過した昨年末の時点で、震災前よりも高く、元の状態に戻るペースが、遅いそうです。大地震の後に、こういう地震の頻度が高くなるのは、ふつうは想定される事ですが、しかし、2年近く経過しても、そうした地震の高い発生頻度が維持されているのは、かなり想定外ということなのでしょう。怖いのは、こうした状況から考えて、首都圏では、将来の巨大地震がおこりうる可能性を、さらに増加させている可能性もあるそうです。このとおりなら、首都圏は厳しいことがさらに、はっきりする話です。誤魔化さずに、こういう可能性もありえることを、まずは理解するべきと思います。

 勿論、遠田教授は、東京では、第4プレートがありえて、140年間隔の周期で大地震がおきるという事も、従来から主張されていて、江戸時代安政の地震の140年後、2003年以降は、東京は既にこのタイプの地震は、活動期に入った可能性が高いという仮説を話していたような研究者です。直下型の確率は元々高いと。

 徐々に放出していたら、大丈夫なのではという感覚で、地震のエネルギーに関しては、考えがちなのですが、それが段々と収まるべきなのに、収まらずに勢いが続いていることが、どういう影響を持たらすのか。少なくとも、放射能と地震というダブルの刃が、東京には向けられていることだけは、間違いはありません。「普通の地震では考えられないような現象が起きている可能性」ということばで伝わってきている内実は何なのか。僕は危惧しています。

 多分、僕が、3.11.以後、ある意味、いつも東京で気乗りがしないのは、こういう感覚が、身体的に強く感じ続けているからだろうとも思っています。

=================================================

橋下市長リコール問題などにも言及します。皆さんの意見も伺います。

【6/8(土)木下黄太講演 IN 大阪】   

 「大阪ガレキ問題から考える放射能汚染」

 橋下市政で揺れ動く大阪市で、開催します、木下黄太講演会。 

大阪市が4人の逮捕者を出しながら、市民の強い反対の中、強硬に推し進めた被災地瓦礫の受け入れ。只今、焼却が小休止しています。 中国から飛来する黄砂やPM2・5の数値の悪化の報道の中、大阪の大気汚染の実態は、ほんとうのところどうだったのか?鼻血、ぜんそくの悪化、呼吸困難、皮膚病の悪化など、健康被害についてのレポートもあります。
がれきの焼却による、水や農産物の放射能の汚染は、どこまで広がるのでしょうか?そのリスクは? 

 

5/25~6/13まで、ガレキ焼却がストップしている期間なので、大阪開催に踏み切りました。  

日時:2013年6月8日(土)13:15開場 13:30開演 16:00 終了予定   

会場:天王寺区民センター ホール   

残席22席ほど。

申込詳細はこちらへ⇒http://kokucheese.com/event/index/91250/


==========================================

 本日、326政府交渉ネット主催で、ガレキ関連の緊急院内集会、全国報告会と、記者会見を東京で行いますので、お知らせしておきます。

日時:6月3日(月) 12時30分開場 13時   開演
場所:参議院会館    B-104
13:00~全国報告
15:00~記者会見
16:30~交流会

==========================================

ブログ記事にコメントしたい方は、メールタイトルは統一して⇒「ブログのコメント」

1.ハンドルネーム

2.コメントしたい内容(400字以内、厳守)

3.本名とあなたの属性(例として主婦とか会社員)←3は公開しません。

僕の方でこうしたコメントのうちで、僕が意味のあると判断したものだけ、1と2のみを明記し、ブログ記事の一番後ろに加えてゆきます。コメントの掲載されるのがどの記事なのかに関しては、僕の都合になります。

============================================




震災、津波に襲われ、奇跡的に助かった石巻の若者が、北海道・夕張で、福島の子ども支援に取り組む決意。

2013-06-02 15:24:30 | 福島第一原発と放射能

  原発事故、津波、どちらにしても、今回の震災は大きな爪痕を残しました。しかし、一番重要なのは、復興復興といった掛け声で、誤魔化しの復興をすることでは、毛頭ありません。原発事故のおこした放射性物質の拡散が、どのくらい広がっていて、それによる健康被害がどの程度は考えるべきなのか、これより重要な話はありませんが、医学者でもない東大教授が、率先して隠ぺいし、安全宣言の御先棒を担ぐ事態は、この国の知識人や大学教授といった「権威」が実際に優れているというよりも、国や特定勢力の追認を続けることでしか、実は存在価値がないことをまざまざと見せつけてくれました。

 そうした勢力に、さらに追随する一部の一般の人達の動向を見ていると、長いモノには巻かれろというのは、日本の隅々に行きわたっていて、一見、反対の言説を弄する人々の中にも、実は相手側にとりこまれている人もいますし、そうした権威側の言説と追随して、匿名で他者攻撃を繰り返している輩が大変に多くて、この日本人の意識の病をいつも感じています。

 また、津波に関しても同じことで、津波の危険というのが、日本国内で、映像もこれほどまでにリアルにかんじられたことは、初めてでしょうが、この津波危険から、沿岸部の町を現実的にどう守るのかという取組は実は二の次になっています。仙台市若林区で、ふつうの住宅地が津波で根こそぎ壊滅している状態を、現地でも確認していると、沿岸部に大量居住した都市機能を置きつづけることが、日本で今後本質的に可能なのだろうかという思いは拭えないままです。また、同じことが、他でおきるのではないのかと。

 3.11.の時に、宮城県石巻市で被災した30歳の青年が、その後に北海道・夕張へ避難、永住を決めたそうです。彼は事務所で洪水の水に首までつかりながら、流されていく自分の車を見ていたそうです。たぶん助かったのは奇跡的に幸運だったからでしょう。

「原発の事、放射能のことを考えると、この地を捨て、新天地で自分の人生をやり直したい、落ち着いたら家族も呼び寄せたい」そういう思いで、夕張への避難・移住を決められたそうです。夕張が津波がありえない地域ということもあります。そして、この若者は『夕張夢再生館』という支援ネットワークで、現在、福島の子どもたちの保養支援に取り組んでいます。

 僕には、夕張という地域が、日本のエネルギー政策の結果、捨てられた街となり、日本で最も経済的に破たんした自治体と認識しています。この夕張で、津波で奇跡的に助かった石巻の若者が、原発事故で過酷な状態にある福島の子ども支援をしているという構図。

 

 日本という国の、そして東京とは、違う断面を認識することが、今の僕にも、貴女にも、必要な気がしています。


==============================================

 

1.夕張への移住

 3.11当時私は、石巻に住んでいました。仕事先で被災し、地震から約2時間後、津波が会社を襲いました。(会社は海から約1.5Kmくらいのところでした)幸いあと数10㎝のところで難を逃れ、助かることができました。しかし、目の前で自分の車が波にのまれる様子を見て、本当に現実なのだろうかと疑いました。

 私は、今回の震災で、自然の驚愕した力をまざまざと見せつけられ、決して人は自然にかなわないことを悟りました。

 福島の原発で事故が起きたことを知り、恐ろしいことになったと思いました。当時、原発は安全といわれていましたが、事故が起きれば、致命的な結果を招くことになることは知っていました。石巻も、近くに女川原発があり、いつ事故が起こってもおかしくないと感じました。これだけ大きな地震が起こった後、必ずまた余震として大きな地震が起こることは知っていましたので、女川も危ないと思い、私は、恐怖で石巻を離れねばならないと感じました。

 そこで、新たな移住先を考えました。まず、西か北のどちらに移住すべきかと思い、かつて、短い間でしたが北海道に暮らしたことがあり、そこの人たちの温かさがとても印象的でしたので、北海道を移住先としました。次に、津波の心配のない場所を考えました。そこで、被災者支援受け入れ先に夕張市がありました。夕張は、数年前に財政破綻をし、そのときのニュースが記憶に残っていました。財政破綻で苦しいにもかかわらず、被災者の受け入れをしてくれる夕張市に感銘を受けました。また、全国で最年少市長が誕生させた夕張市民に期待を抱き、こんな私でも、必要としてくれるのではないかと思い、夕張市と何度か連絡をし、2011年5月13日に移住しました。

また夕張市はかつて炭都として隆盛を誇り、沢山の方が暮らしていたので、私のような移住者を受け入れる住宅なども多いのではないかと思いました。

 私は、今回の震災を経験しますます今後に危機感を抱いています。震災の大きな余震が再び東北を襲った場合は、石巻に暮らしている、家族・親族を夕張に呼び寄せようと考えています。まだまだたくさんの人が住める夕張であるからこそそれは可能と考えます。

 

2.被災者支援夏休みふれあいツアー実施

 夕張に移住するまでの間は、知人や友達の支援や、震災ボランティアの皆さんのご支援、また、義捐金など多くの人たちにお世話になりました。石巻では、余震の恐怖におびえながら、前向きな行動ができませんでしたが、夕張に移住後は安心した生活が送られるようになりました。このような震災から助かったことで、生かされていることを自覚しました。震災当日、家に帰ることはできないと思い駐車場の車の中で仮眠を考えていましたが、その選択をしなかったことで生きることができました。そのような結果からも私は生かされたことの意味を考え自分なりに果たすべき役割があると考えました。

震災の体験を通して、今後は自分なりに人のお役にたてるよう行動したいと思いました。最初は、震災体験についての講演などを開催し、防災に関して市民の方に伝えるようなことをしてきました。

 夕張の皆さんと一緒に様々な市民活動を通して、未だ不安に暮らしている現地の方々に対して、何かできないかと思うようになり、昨年の夏に福島から5組のご家族を招き約1週間夕張を中心とする保養ツアーを行いました。

 参加者の子どもたちが安心して、満面の笑みを浮かべ、外で遊んでいる様子を見ると、思わず涙が出そうになるほどうれしく思いました。震災前、外で、子どもたちが楽しく遊ぶことは当たり前であったことが、震災後できない世界になってしまったことを考えると、私たち大人の責任はいかに重いと感じます。

 参加者の皆さんに福島の現状をお聞きすることができたのですが、想像以上に困難な状況であることがわかりました。このお話を聞き、このツアーは今後も継続していかねばならないと思いました。

 昨年初めて行なった保養ツアーですが、参加者の皆さんには大変感謝いただくことができました。また、このツアーは、夕張の様々な分野の方が一体となって協力できた活動でもあります。このツアーは、参加者の皆さんだけではなく、私たち夕張市民にとっても大きな成果を得ることができました。

 今回のツアーは、今まで別々の活動をしていた団体などとも結びつくことができ夕張の市民グループがいっしょになって同じ活動ができました。夕張市は財政破綻から脱却しなければなりません。しかし、そのためには様々な課題があります。その課題を乗り越えるためにも、市民が一体となって協力して活動することが重要です。今回一体となって協力できたことは今後の夕張の活動においてその意味で大きいと思います。

 

3.被災者支援プロジェクトへの想い

 私が夕張に移住して二年が経ちましたが、この二年間、安心した生活を送ることができました。夕張という地域は、地震の非常に少ない地域であり、また、採炭地でもあることで、地盤も強い場所でもあります。地震に関して不安な毎日を送っている方々にとっては安心が得られると思います。

 また、夕張市は、かつて炭鉱町として栄えましたが、国のエネルギー政策の転換で急激に衰退することになってしまいました。現在、原発事故で大変な思いをされている福島の皆さんも、結局は国のエネルギー政策によって被害を受けたと思います。つまり、夕張も福島も国のエネルギー政策による被害を受けた地域です。だからこそ、夕張市民は、他の地域よりも福島の皆さんの辛さが理解できると思います。

 私が、夕張へ移住した当初、炭鉱について学んだ際に現在の福島原発事故と夕張の炭鉱とが同じ構図であると思いました。

 戦後、日本は経済重視の社会を築き、物質的豊かさを求めました。しかし、逆に精神的豊かさは失われていったと思います。今後は、この精神的豊かさの方を重視すべきだと思います。便利さを求めてきましたが、ある程度不便であることも必要だと思います。さらに、私たちは、自然と対峙するのではなく自然と共生すべきであると思います。自然の素晴らしさに感謝し、自然と共に生きていくべきだと考えます。夕張には、便利な施設のかわりに、雄大な自然があります。今回のツアーに参加いただける方にはその自然を満喫していただきたいと思います。特に、子どもたちが笑顔あふれるよう自然を楽しんでいただきたいと思います。その笑顔が、私たち、夕張市民にも大きな力を与えてくれると確信しています。

参加者の皆さんが、今後も夕張を訪れたいと思うようなツアーを実施したいと思います。夕張に皆さんをお招きすることで、私たち夕張市民も財政破綻からの再生に向けて行動する力を与えていただけるのです。

 今後の私たちにとって、かけがえのない財産は、これからの将来を担う子どもたちとこれから生まれてくる子どもたちです。そのような子どもたちが危機にさらされている現在において、その子どもたちを危機から救うことこそ我々大人の責任ではないでしょうか。

本来は、国が主体となって行なうことだと思いますが、もうこの国は残念ながら大人の責任を放棄しています、ならば、このように考えて行動する私たちが行なっていくしかないのです。

 私は、そのような想いから、何としてでも、今回のプロジェクトを達成したいのです。

現在、クラウドファンディングという方法を用いて資金を集めていますが、残り2週間を切りまだ目標金額の半分も集まっておりません。私たちが未熟であることは十分承知の上で皆さんにご支援をお願いしたいのです。資金提供いただいた方は、ご支援いただいた額に応じて、夕張特産の品と交換することができます。

 あて先は以下です。(クラウドファンディングホームページ)

https://readyfor.jp/projects/yubari-yumesaiseikan_in-summer

 私たちのこの被災者支援プロジェクトは、今後の夕張のまちづくりにとっても大きな結果を得ることができると思います。皆さんのご支援が、被災者の皆さんのお役にたつと同時に、財政破綻した夕張の再生にもつながります。ご支援のほどよろしくお願いいたします。

被災者支援ネットワーク『夕張夢再生館』副代表     橋章郎 


===================================================

 

 ここからは皆さんの自由意志の話ですが、夕張は、ご存知の通り、借金だらけの自治体で、福島の保養ツアーを行うのにも、わずか数十万円の工面が難しく、苦境だそうです。この男性の文中にあったクラウドファンディングというネット上で集める手法も苦戦しているそうです。ネットに長けている方は、先ほどのページにアクセスして下さい。

それよりも次のページで、http://www.yubarisaisei-shiminkaigi.org/

 この男性が副代表をしている『夕張夢再生館』のロゴが出ている下に募金のゆうちょ窓口が明示されています。支援方法としては、こっちのほうが簡単だろうと思います。

  この方たちのことは、つい先日までは、僕は全く知りませんでした。でも、話の中身を確認して、このメールも読んで、掲載することに致しました。

 こうした支援されている夕張の方からは、国のエネルギー政策に翻弄され、ひとたび事故(石炭採掘現場では重大事故は過去に多かった)があれば、身内や知り合いの生死を確認するまで夜も眠れない・・・そんな生活をしてきた夕張市民だからこそ、福島の現状を見過ごしにできない、何かでお役にたちたい・・・そんな思いで活動しています」ということばも、僕には届いています。

 勿論、「お金のないやつが支援するな」的な言説を吐かれる方もいると思います。でも、本当にそうなのでしょうか。福島は特に、北海道には親和性が高い。昔から多くの福島の人達は、北海道移住をした親族がいて、土地的ななじみがある。気候的にも理解しやすい。そうした場所には、行きやすいことは事実です。

 さらに、夕張という街の役割を考えた時に、日本のエネルギーの中核を担った地方が捨てられ、人口が激減し、それが壊滅的になったときに、再生可能性はあるのかというテーマを抱えていることにもなります。そうすると、この場合、こうした人が多く住むことのできる物理可能性がある場所に(過去はそうでした)、再び多くの人々が移住してくるようになったら(但し、僕は保養は入り口にしか過ぎない、移住推進の立場です。明確に。)、やはり新たな可能性が見いだせることになります。

 石巻で危うく難を逃れた若者が、福島の子どもを助けたいために、夕張を活性化させようとする話が成立するのか、否か。

日本という国の在り様が、ある意味では、わかるストーリーだと僕は感じています。 


貴女はどう思いますか?


===============================================

こちらも大阪の在り様が、そして日本の在り様が、違う意味でわかる話です。
橋下市長リコール問題などにも言及します。皆さんの意見も伺います。

 

【6/8(土)木下黄太講演 IN 大阪】   

 「大阪ガレキ問題から考える放射能汚染」

 橋下市政で揺れ動く大阪市で、開催します、木下黄太講演会。 

大阪市が4人の逮捕者を出しながら、市民の強い反対の中、強硬に推し進めた被災地瓦礫の受け入れ。只今、焼却が小休止しています。 中国から飛来する黄砂やPM2・5の数値の悪化の報道の中、大阪の大気汚染の実態は、ほんとうのところどうだったのか?鼻血、ぜんそくの悪化、呼吸困難、皮膚病の悪化など、健康被害についてのレポートもあります。
がれきの焼却による、水や農産物の放射能の汚染は、どこまで広がるのでしょうか?そのリスクは? 

 

5/25~6/13まで、ガレキ焼却がストップしている期間なので、大阪開催に踏み切りました。  

日時:2013年6月8日(土)13:15開場 13:30開演 16:00 終了予定   

会場:天王寺区民センター ホール   

残席22席ほど。

申込詳細はこちらへ⇒http://kokucheese.com/event/index/91250/


==========================================

橋下氏の弁護士としての懲戒請求の署名は、全国から提出できます。
 
懲戒請求書本文

送付先⇒「〒530-0047 大阪市北区西天満6-7-4 大阪弁護士ビル6F603

弁護士法人 大手前ノーベル法律事務所大阪事務所」

============================================

ブログ記事にコメントしたい方は、メールタイトルは統一して⇒「ブログのコメント」

1.ハンドルネーム

2.コメントしたい内容(400字以内、厳守)

3.本名とあなたの属性(例として主婦とか会社員)←3は公開しません。

僕の方でこうしたコメントのうちで、僕が意味のあると判断したものだけ、1と2のみを明記し、ブログ記事の一番後ろに加えてゆきます。コメントの掲載されるのがどの記事なのかに関しては、僕の都合になります。

============================================

コメント

 

1.ミーコ

2.木下様、いつも、読ませていただいております。本当に活動ありがとうございます。こちらは、別に載せても、載せなくてもどっちでもいいのですが、今日行った映画の感想です。
名探偵コナン。いつも、子供に連れられて一緒にいきます。大人がみてもとっても楽しんで観れる内容です。
ところが、今回の内容が、イージス艦の見学のときに起こる事件の話なのですが、イージス艦はこんなに、すごいんだ、防衛省やら、海上保安庁やら、日本の国を守るんだとか、あの国のスパイやら、、、もしかして、これは無垢な子供を軍国主義国家の頭に洗脳するためにアニメを使い出したのかとおもってしまいました。
やたらとでて来る日本国旗。私の思い過ごしでしょうか?
サザエさんを使っての洗脳やら本当におもったことを口にできない世の中になってきている気がしました。

 

子供にそれを気づかせるべきか、長いものに巻かれよと、教えていくべきか、、。


 

自然教室や合宿で高熱や貧血で倒れ、救急搬送される生徒が複数。検診でも複数生徒に貧血と指摘。

2013-06-01 07:15:05 | 福島第一原発と放射能

 僕の放射能防御女子会に参加されている女性が、その女子会の場で直接伺ったことをまとめて、メールされました。神奈川県内で、教育的な仕事もされていて、お子さんたちとの接触も多い方なのですが、子供たちのまわりでおきていることについての報告です。さらに身近で突然倒れられて、結局亡くなった方や、さらにご家族にも異変が起きていると話されています。

==================================================

くも膜下出血で意識不明だった男性は3月末に亡くなりました。その方が亡くなったのは、単身赴任先の九州でしたが、九州の前はいわきに赴任されていたそうです。(40代後半でした)


その方の葬儀が横浜で行われましたが、近隣の斎場がいっぱいで、遠方の斎場での葬儀でした。

また、父が頻繁に狭心症の発作を起こすようになりました。(千葉です。ガン手術の上に、この状態です・・・)


また、明らかにおかしい・・・と思うのは、仕事柄、子供に多く接しているのですが、

・自然教室で、高熱で救急搬送された生徒が複数名いた。
→自然教室の行き先は、足柄です。(2012・春)

・学校の検診で、貧血の疑いがあるので、病院で検査を、と言われた生徒が何人もいる(つい最近)

・自分が生徒を連れて行った合宿で、100人のうち5名が高熱や貧血で倒れた(2012・冬)
→合宿の行き先は、葉山です。

気になるのは、上記の「倒れた」のが、大半が保護者が、防御のしようがない=日本語の分からない、中国籍の子供だった
ことです。

彼らは、3・11の後、ことごとく中国に帰国していましたが、5月頃に帰国、普通の生活に戻っています。

お話ししたことと同じですが、上記、まとめてご報告しておきます。
宜しくお願い致します。

=============================================

 遠足や自然教室など、普段と違った環境で、子どもが調子が悪くなることはよくあることなのですが、複数が救急搬送されたり、何人も倒れるかというと、通常はそんなレベルまではありえないと僕には思えます。どうも子供たちの身体のバランスが崩れていて、その崩れが激しくなっている様子です。このメールを頂いている女性とは、講演会場や防御女子会の会場で、お話をきちんとしていて、話の前後関係からもおきている事象は明確です。

 しかも、彼女が指摘している通り、中国籍のお子さんたちだとすると、防御は甘いだろうということも容易に想像がつきます。中国人でも、情報精査ができるレベルの中国人は、母国に帰ったケースも多いです。僕の知人である中国人女性は、長年、日本に住んでいて、日本語も達者なのですが、日本生まれで、日本育ちのお子さんと、3.11後に避難して、ベースは中国内のご実家にいるままです。情報もわかっている中国人はそういうケースも多いのですが、日本語を話せないような中国人のお子さんは、そういう階層とは異なるので、放射能防御は相当甘いだろうと普通に思います。

 また彼女のご家族は癌の悪化に留まらず、心臓の異常もおきています。高齢ですが、汚染が強いエリアに居住されているということです。

 原発事故前後は、いわき市で勤めていた方が、今度は単身赴任になって、西に行かれて亡くなられた方の話は、脳梗塞で倒れたというお話が、結局助からなかったということです。

 勿論、どの事例も因果関係は特定できませんが、疑わしい状況が身近で起きているという現実を確認しつづるしかないと思います。

========================================

 

 「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」  

 

  健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒ 

 

 nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

 

 講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

 

 事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。 

 ===============================================

橋下市長リコール問題などにも言及します。皆さんの意見も伺います。

 【6/8(土)木下黄太講演 IN 大阪】   

 「大阪ガレキ問題から考える放射能汚染」

 橋下市政で揺れ動く大阪市で、開催します、木下黄太講演会。 

大阪市が4人の逮捕者を出しながら、市民の強い反対の中、強硬に推し進めた被災地瓦礫の受け入れ。只今、焼却が小休止しています。 中国から飛来する黄砂やPM2・5の数値の悪化の報道の中、大阪の大気汚染の実態は、ほんとうのところどうだったのか?鼻血、ぜんそくの悪化、呼吸困難、皮膚病の悪化など、健康被害についてのレポートもあります。
がれきの焼却による、水や農産物の放射能の汚染は、どこまで広がるのでしょうか?そのリスクは? 

 

5/25~6/13まで、ガレキ焼却がストップしている期間なので、大阪開催に踏み切りました。  

日時:2013年6月8日(土)13:15開場 13:30開演 16:00 終了予定   

会場:天王寺区民センター ホール   

残席27席ほど。

申込詳細はこちらへ⇒http://kokucheese.com/event/index/91250/


==========================================

橋下氏の弁護士としての懲戒請求の署名は、全国から提出できます。
 
懲戒請求書本文

送付先⇒「〒530-0047 大阪市北区西天満6-7-4 大阪弁護士ビル6F603

弁護士法人 大手前ノーベル法律事務所大阪事務所」

============================================

ブログ記事にコメントしたい方は、メールタイトルは統一して⇒「ブログのコメント」

1.ハンドルネーム

2.コメントしたい内容(400字以内、厳守)

3.本名とあなたの属性(例として主婦とか会社員)←3は公開しません。

僕の方でこうしたコメントのうちで、僕が意味のあると判断したものだけ、1と2のみを明記し、ブログ記事の一番後ろに加えてゆきます。コメントの掲載されるのがどの記事なのかに関しては、僕の都合になります。

============================================