皆さん、こんにちは!! 資格カタリストの鬼頭政人です。「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」など、秋は様々な活動に意欲的になる季節ですね。 今回は「勉強の秋」に注目!! お財布に優しい「資格を取るときに補助金がもらえる」というおトクな制度をご紹介します。
資格取得・キャリアアップを目指したいけれど、費用が高くてなかなか踏み込めない…という人も少なくないのでは。そこで、本日は、そんなあなたのためにお届けする「資格取得のための教育訓練給付金制度」のご紹介です。
この教育訓練給付金。あまり知られていないですが、実は広く資格取得にも使えるんです。
しかも、昨年10月に制度が拡充されたばかりで、条件を満たせば、なんと! 最大6割が給付される仕組み。ひんぱんに制度が改正されてしまうので、今が利用のチャンスといえます。
対象資格はTOEIC、簿記といった一般に広く知られているものから、司法書士や行政書士といった難関資格まで、幅広くあります。
この恩恵を受けるには一定の条件がありますが、働いている人であれば適用要件を満たす可能性が高いので、この制度を活用していただきたいですね。
●そもそも教育訓練給付制度ってなに?
「教育訓練給付制度」とは、スキルアップ・キャリアアップを目指す人を対象に、厚生労働省が認定する資格スクールや通信講座で、支払った費用の一部が講座修了後に支給される制度です。
要するに、この制度を活用することで、実質的に安く講座が受けられてしまう、というおトクなものです。
この制度には、広く色々な資格等に適用される「一般教育訓練給付金」と、専門性を高める資格に対して助成される「専門実践教育訓練給付金」の2つが存在します。
後者は、非正規雇用若年労働者の増加という社会的背景を基礎に、昨年10月の制度改正により導入されたもので、これまでよりも高い給付率となっています。
●対象となる資格は、どんなものがあるの?
各制度ともに、対象となる資格は多数ありますが、ざっくり
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