精度90%の検査で陽性と判定された人は90%の確率で病気なのだと思うだろう。私も最近までそう思っていた。ここに統計のマジックがあった。
仮に2%の人が実際に感染していて被験者が1,000人だったとする。感染者は20人、非感染者は980人となる。
感染者20人に対する検査では18人が陽性、2人が陰性と判定される。
一方、非感染者980人に対する検査では98人が陽性で882人が陰性と判定される。
その結果はどうなるか。陽性反応の116人(18人+98人)中、本当の感染者は僅か18人(15.5%)でしかない。精度90%の筈の検査なのに陽性反応者の僅か15.5%しか本当の感染者がいないということになる。
もし1%しか感染者がいない場合はもっと酷いことになる。陽性反応者の108人中9人(8.3%)だけが本当の感染者になってしまう。精度90%ではなく誤度90%だ。(試算してみて下さい。)
私自身「肺ガンの疑い」と間違って診断され、精神的・時間的・金銭的に損害を蒙ったことがある。もし難病と診断されても、それが珍しい病気であればあるほど誤診の可能性は高いのだから、諦めず積極的にセカンドオピニオンを求める必要がある。
仮に2%の人が実際に感染していて被験者が1,000人だったとする。感染者は20人、非感染者は980人となる。
感染者20人に対する検査では18人が陽性、2人が陰性と判定される。
一方、非感染者980人に対する検査では98人が陽性で882人が陰性と判定される。
その結果はどうなるか。陽性反応の116人(18人+98人)中、本当の感染者は僅か18人(15.5%)でしかない。精度90%の筈の検査なのに陽性反応者の僅か15.5%しか本当の感染者がいないということになる。
もし1%しか感染者がいない場合はもっと酷いことになる。陽性反応者の108人中9人(8.3%)だけが本当の感染者になってしまう。精度90%ではなく誤度90%だ。(試算してみて下さい。)
私自身「肺ガンの疑い」と間違って診断され、精神的・時間的・金銭的に損害を蒙ったことがある。もし難病と診断されても、それが珍しい病気であればあるほど誤診の可能性は高いのだから、諦めず積極的にセカンドオピニオンを求める必要がある。
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