アメリカのミズーリ州での黒人青年射殺事件が不起訴にされたことに対して人種差別だとして全米各地で抗議行動が起こっているが、私は白人警察官のウィルソン氏に少なからず同情する。似た経験があるからだ。
大阪の阿部野橋駅で、当時近鉄バファローズの主砲だったデービス選手に出くわしたことがある。その時の感情は恐怖だった。デービス選手は身長190㎝・体重89㎏の巨漢だ。テレビで見る印象とは全然違ってスーツを着ていても分かるほど筋骨隆々だった。黒い巨人を見て私は踏み潰されそうにさえ感じた。こんな強そうな人を見たのは初めてだった。
デービス選手と言えば東尾投手を殴ったことでも有名だ。1986年の近鉄・西武戦で東尾投手のビーンボール紛いの死球に激昂してぶん殴った。そのパンチが余りにも見事なストレートだったことに驚いたものだった。後で知ったことだが、デービス選手は大学時代、野球とボクシングの2種目の選手だったそうだ。多分、中田翔選手や清原和博氏などとは格が違う史上最強のプロ野球選手だろう。
射殺されたブラウン氏は18歳の黒人青年として顔写真だけが報じられるが実は身長193㎝・体重136㎏の巨漢だった。ウィルソン氏は「(プロレスラーの)ハルク・ホーガンのような屈強な男に攻撃されて命の危険を感じたので発砲した」と証言しているが、こんな巨漢に攻撃されたらそう感じても無理は無い。身長192㎝・体重157㎏の白鵬関にも匹敵する大男に攻撃される恐怖は充分に理解できる。12発も撃ったことを殺意の証拠と考える人もいるが、これは逆に恐怖によるパニック反応と理解できる。多分、恐怖に駆られて弾が切れても引き金を引き続けていたのではないだろうか。
この報道におけるマスコミの偏り方はいつものとおりだ。常に被害者は正しく加害者は極悪人で、アメリカでは人種差別が横行するというシナリオに従って報じられる。だから被害者が巨漢だったことには触れようともしないし、時には18歳のブラウン氏を「黒人少年」と呼ぶこともある。
嘘を言わなくても重大な事実を隠蔽するだけで読者・視聴者に与える印象を操作できる。嘘であれば検証できるが、隠蔽されればそれが意図的な隠蔽かどうかを検証することは難しい。中国では天安門事件の存在さえ歴史から抹殺されている。隠蔽こそ事実を最も大きく歪める。
大阪の阿部野橋駅で、当時近鉄バファローズの主砲だったデービス選手に出くわしたことがある。その時の感情は恐怖だった。デービス選手は身長190㎝・体重89㎏の巨漢だ。テレビで見る印象とは全然違ってスーツを着ていても分かるほど筋骨隆々だった。黒い巨人を見て私は踏み潰されそうにさえ感じた。こんな強そうな人を見たのは初めてだった。
デービス選手と言えば東尾投手を殴ったことでも有名だ。1986年の近鉄・西武戦で東尾投手のビーンボール紛いの死球に激昂してぶん殴った。そのパンチが余りにも見事なストレートだったことに驚いたものだった。後で知ったことだが、デービス選手は大学時代、野球とボクシングの2種目の選手だったそうだ。多分、中田翔選手や清原和博氏などとは格が違う史上最強のプロ野球選手だろう。
射殺されたブラウン氏は18歳の黒人青年として顔写真だけが報じられるが実は身長193㎝・体重136㎏の巨漢だった。ウィルソン氏は「(プロレスラーの)ハルク・ホーガンのような屈強な男に攻撃されて命の危険を感じたので発砲した」と証言しているが、こんな巨漢に攻撃されたらそう感じても無理は無い。身長192㎝・体重157㎏の白鵬関にも匹敵する大男に攻撃される恐怖は充分に理解できる。12発も撃ったことを殺意の証拠と考える人もいるが、これは逆に恐怖によるパニック反応と理解できる。多分、恐怖に駆られて弾が切れても引き金を引き続けていたのではないだろうか。
この報道におけるマスコミの偏り方はいつものとおりだ。常に被害者は正しく加害者は極悪人で、アメリカでは人種差別が横行するというシナリオに従って報じられる。だから被害者が巨漢だったことには触れようともしないし、時には18歳のブラウン氏を「黒人少年」と呼ぶこともある。
嘘を言わなくても重大な事実を隠蔽するだけで読者・視聴者に与える印象を操作できる。嘘であれば検証できるが、隠蔽されればそれが意図的な隠蔽かどうかを検証することは難しい。中国では天安門事件の存在さえ歴史から抹殺されている。隠蔽こそ事実を最も大きく歪める。