昔、マスコミは嘘をつき放題だった。朝日新聞などが北朝鮮を地上の楽園と讃え、それを真に受けた在日朝鮮人とその家族などが北朝鮮へと移住して悲惨な目に会っている。このことについて朝日新聞などは未だかつて自己批判をしていない。
インターネットの普及などもあり嘘がすぐにバレるようになってからは露骨な嘘は難しくなり、より巧妙に嘘をつくようになった。「○○がこう言った」が典型例だ。○○が言ったということは事実でありマスコミが自ら嘘を言ったことにはならない。しかし明らかに嘘と思える発言でも都合の良い内容であれば堂々と垂れ流して自らは責任逃れをしているのが現状だ。
IPCCの第5次報告書が27日に発表されることは事前に告知されていたので私もその数日前から期待していた。結果は正直な話、期待外れだった。これまでの発表を殆んどそのまま踏襲するような内容だったからだ。
大半のマスコミはその面白味の無い内容をそのまま報じていたが毎日新聞だけは違った。「猛暑、台風 脅威に IPCC報告書」という見出しで危機を煽った。
IPCCの報告書についての記事に、無関係の学者の意見を入れることは何ら問題無い。情報を分かり易くするために必要なことだろう。しかしその発言をIPCCの報告であるかのような見出しにすることは偽装だ。IPCCが報告していないことを学者に発言させて、それが恰も報告書の内容であるかのような見出しにすることは報道倫理として許されないことだ。これは偽装記事だ。
日本人のデマ好きは今に始まったことではないようだ。徒然草の第73段にはこんな文章がある。
「世に語り伝ふる事、まことはあいなきにや、多くは皆虚言(そらごと)なり」(現代語訳:「情報は、事実のままではつまらないからか、デマばかりが広まっている。」)
日本人は700年前の昔から、事実よりも面白さを重宝していたようだ。こんな国民性だから世に虚言が蔓延るのだろうか。
*毎日新聞の記事はコメント欄に記載。
インターネットの普及などもあり嘘がすぐにバレるようになってからは露骨な嘘は難しくなり、より巧妙に嘘をつくようになった。「○○がこう言った」が典型例だ。○○が言ったということは事実でありマスコミが自ら嘘を言ったことにはならない。しかし明らかに嘘と思える発言でも都合の良い内容であれば堂々と垂れ流して自らは責任逃れをしているのが現状だ。
IPCCの第5次報告書が27日に発表されることは事前に告知されていたので私もその数日前から期待していた。結果は正直な話、期待外れだった。これまでの発表を殆んどそのまま踏襲するような内容だったからだ。
大半のマスコミはその面白味の無い内容をそのまま報じていたが毎日新聞だけは違った。「猛暑、台風 脅威に IPCC報告書」という見出しで危機を煽った。
IPCCの報告書についての記事に、無関係の学者の意見を入れることは何ら問題無い。情報を分かり易くするために必要なことだろう。しかしその発言をIPCCの報告であるかのような見出しにすることは偽装だ。IPCCが報告していないことを学者に発言させて、それが恰も報告書の内容であるかのような見出しにすることは報道倫理として許されないことだ。これは偽装記事だ。
日本人のデマ好きは今に始まったことではないようだ。徒然草の第73段にはこんな文章がある。
「世に語り伝ふる事、まことはあいなきにや、多くは皆虚言(そらごと)なり」(現代語訳:「情報は、事実のままではつまらないからか、デマばかりが広まっている。」)
日本人は700年前の昔から、事実よりも面白さを重宝していたようだ。こんな国民性だから世に虚言が蔓延るのだろうか。
*毎日新聞の記事はコメント欄に記載。