私は専門家ではありませんので、具体的なことは分かりません。
私は若き日に、とあるストレスから突発性難聴になり、めまいがして病院には行きましたが、適切な処置をしなかったために、50歳代から耳が聞こえにくくなりました。また海にもよく潜っていました。水圧もありそれも原因かも知れません。
働き盛りでしたので、人の話が聞こえないのは非常に支障をきたしたものです。
時期を同じくして、母も老化により聞こえづらくなり一緒にある補聴器店に伺いました。
母も何回か補聴器を変えましたが、女性はこのような耳掛け式(髪に隠れるので)が多かったようです。
そのついでに、私も検査してもらいました。かなり難聴度が高く特にデジタル音(高音)が聞こえないので補聴器を付けることにしました。
今では補聴器は欠かせません。人の話やテレビの音も外すと聞こえない状況です。
私は外から余り見えない内耳式です。これはデジタルでワイデックスと言うデンマーク製です。
日々性能も向上しており、それなりに値段も高くなっています。
当初、買い求めたのは両耳で50万円くらいでしたかね。その後保証期間も過ぎて、劣化もあり最後に買い求めたのが80万円くらいでした。(実に高い買い物です。しかし仕事に影響があってはと買い替えました)
正直、国内メーカーやテレビショッピングでも安い製品が紹介されています。
これはそれぞれのお考えですので、私からはなんとも言えません。
最近、さらに聴こえが良くなく女房もお爺さんに話すように口に手を当てて、大声で話すようになりました。プライドは特にありませんが、そんな形で話されるのはなんか・・・?です。
補聴器を外すと、テレビでも人の声も無音に近くなります。画像を観てなんとなく雑音から内容を想像するくらいです。特に、趣味としているダンスは遠慮がちになります。(女房と踊る時は出はじめを合図してくれます)
この程度では障がい者手帳は貰えないそうです。
先日、買い求めた補聴器店に伺いました(午前中は混んでいるので予約してです)
年配者は朝が早いので午前中は予約で直ぐに埋まるようです。
女房も心配?で付いてきました。(きっと日常を説明するためでしょう)聴こえ方を調整しいてもらうためです。
私の過去のデーターも保存されています。
調整が始まりました。聞こえたらボタンを押してくれとのことです。やはり高音は下がっていましたね。いわゆるデジタル音が聞こえないのです。検査をしその場で適音(聴こえるように)に調整してくれます。
このように、聴こえる周波数?と聴こえ方が表示されます。
ヘッドホーンから、ことばが発せられます。例えば「し」の音声が流れても「ひ」に聞こえたり、また「う」⇒「ん」。「ね」⇒「め」のようにです。これが難聴(会話が聴き取れない)なのです。
正確に聞こえていないことは、会話が成り立っていないのです。(聴こえていないのです)
スピーカ―からいろいろな音(外の音など)が流れます。これでどんな場面で聴きたいのか?補聴器がハウリングしないかも確かめます。
よくあるのは病院などの健康診断で行う聴力検査ですが、これはその周波数(高音や低音)がどのくらいかでを調べるだけで、治してはくれません。
やはり、専門店で徹底的に状態をお話しし相談した方が良いのでしょう。
デジタル式ですので、その方にあった調整をしてくれます。
やはり問題は値段です。これはそれぞれの判断になりますが、今では両耳(二つ)で80万円~新製品ですと100万円超えます。実に高い買い物です。
私のものはセール期間中で80万円くらいでしたかね?昨日は一つ(片耳は)をオーバーホールをお願いしてきました。もう一つは2年前に行いました。
新品同様までは行きませんが、それなり良くなります。費用は3万円くらいです。
付属品として便利なものもあります。左側はコムデックスと言って首からぶら下げると、スマホの音楽も聞えて、ボタンを押すと外部音(電車内の騒音など)をシャットダウンしてくれます。通勤時はよく使いました。また、かかってきた電話もスマホを聞かずににこれで会話できます。
右側はテレビの音を自分用に補聴器と、この機器をブルートゥースで聞こえるのです。
発信側はテレビに接続して置きます。
同級生の医者も補聴器をここで買い求めました。
聴こえないことからうつになったり、認知症に発展する場合もあるようです。
ここに聴こえない辛さがあり、当事者でないと分からないかと思います。
考え方はいろいろとありますが、楽しく会話はしたいし、少しでも認知症を遅らすことが出来れば良いかと思っています。もうそんな年齢になりました。
Hiro