おっさんのつれづれ その４６

〈吸い込まれそう〉

終電近くの車内はいろいろな人がいる。

もよりの駅までの時間、読書したりiPadを触ったりするのもいいけれど、人間観察もおもしろい。

最近ではiPhoneを操作している人の顔。

歯を食いしばってゲームをしている人（早死にするよ）。

うれしそうにメールを読んでいる人（ほらほら、鼻の下が伸びてるよ）。

このところ多いのが眉間にしわを寄せている人（鏡を見てごらん）。

今日も本から目を離して、前の人を見ていると、すぐ前で眠っている女性の頭が光っている。

テカッているのではない。

はっきり景色が写っているのです。

それもちょうどおでこのところ。

目を離せなくなりました。

そのうちぼんやり光り始めて、そのまま吸い込まれそうな感じ。

と、次の瞬間その女性は降車していきました。

そのまま見ていたら、異次元体験ができたかも。

なんて考えたらちょっと楽しくなりました。

（その女性の方、ごめんなさい）


〈滅入ってしまう〉

このところ暗いニュースが多いですねぇ。

神戸の小学生殺害事件や御岳の噴火。

この大阪で、のほほんと暮らしているのが後ろめたくなるようなことが多い。

身の周りに何も起きないというのは、かえっていいことなのかも知れません。

退屈な日常から抜け出したくなるのは当然のこと。

それもちょこっとだけ。

何か、気持ちが明るくなるようなイベントを考えてみましょうかねぇ。