七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

らんきょ

2006年07月17日 | 加工品


 「今日こそ らんきょを掘ろう」

 去年は台風の影響で、小さならんきょが少しか採れなかったけれど、
 今年はどうかな。

 とりあえず、一畝だけ掘って、みかんキャリー 一杯。
 「まあ~ 島の収穫物は 何でも みかんキャリー単位 だからこんなものか」

 みかんキャリー一杯のらんきょ
 

 「さあ~ひげ根と葉っぱを切って、らんきょを漬けよう」

 「凄いなあ。自分で植えて、育てて、掘って、らんきょを漬けて。」
 「もう一人前の農婦だな。」 と、一人で満足。

そのうち,だんだん嫌になってきて・・・
 
通る人が不慣れな手つきを見てか、
 
 「明日までかからあ~」、「眠くなるじゃろう」と声を掛けていく。

 「なんかいい方法ないの?」と訪ねても、
 
 「ウ~ン、らんきょはひとつひとつじゃけんのう」とつれない返事。

 らんきょ掃除
 

 でも、とりあえず、教えてくれた。

 「らんきょを、みかんカゴに入れて、おき(海)で洗うんよ。」
「波が、薄皮を持っていってくれらぁ~」

 波にせっかくのらんきょをさらわれないように、慎重に海で洗う。
 たっぷりの海水で見る見る泥だらけのらんきょが真っ白に。気持ちのいいこと。

 これからは、泥だらけの軍手や靴、作業服の下洗いも海でしようかな。
 水代の節約にもなるし。

 ようやく出来たらんきょの塩漬けは、約8キロ。
 しんどかった。
 
 島の主婦はもっと手際よく、やるんだろうな。

 残ったもう一畝のらんきょは、植えたまま残しておいて来年用にしよう。
 
 らんきょがブンケツして、小さくなって増えるらしい。


 

コメント
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