七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

イギス豆腐

2006年07月20日 | 
あっ~~、冷蔵庫に、牛乳も、肉も、干物も、納豆も、なくなった。

おまけに お米まで なくなった。


2週間ばかり、買い物に行かなくても、我が畑の夏野菜の出来が今一でも、

なぜか、毎食、美味しいご馳走にありつけていたけれど。


モズク”や”ミル”という海草を教えてもらって、採って、食べたら、美味だった。

モズクは、”フトモズク”といって、沖縄モズクより、太くて、食べ応えがある。

大三島でも、モズクが採れるなんて! 大発見、大感激!

3~6月が旬らしいから、来年は、もっと1杯採って、食べよう。


大三島で捕れる天然”フトモズク” さっと湯がくと、きれいな緑になる。



釣り名人が、大漁だったらしく、とれとれイワシやアジを、もって来てくれた。


畑帰りのおばあちゃんが、「できとらんね」と、大きなカボチャを、二つもくれた。


カニをエサにしたタコの仕掛けに、タコが2回ばかり、かかっていた。

今夏 初捕れタコ


自給自足を目指しているが、

いつもながら、他給自足に助けられ、新鮮で豊かでおいしい食生活を凌げてきたが、

今日は、どうしょう・・・

1・玄米があったし、自家製梅干しと自家製干しヒジキで ヒジキご飯

2・えんどう豆がさや付きで干してある (実は種採り用にと、放置していた) のを、水で戻して、煮豆

3・自家製たけのこの瓶詰めと自家製干しワカメで 煮物

4・今年は、何とか豊作だった ジャガイモとたまねぎで お味噌汁

5・お向かいの平飼い鶏の産みたて卵で卵焼き(唯一の蛋白源?)

6・イギス(夏に採れる海草)でイギス豆腐を作って


ところで、

イギス豆腐は、本当に、不思議な食べ物です。

イギスという夏に採る海草と生大豆粉を煮溶かして、冷やして固める 愛媛県の郷土料理です。

ツルリとた舌触りが、寒天のようで、磯の香りのする豆腐のようで???

海老や枝豆、キクラゲ、人参などを入れて固めて、豪華にカラフルに作って、お盆やお正月、法事のご馳走になります。

我家は、シンプルに何もいれず、青紫蘇に巻いて、梅味噌やカラシしょうゆで食べるのが、気に入っていて。(というか、作るのも楽チンで)

まとめて沢山作っておくと、1、2週間位持つので、常備食にもなり、大助かりです。


お盆の頃が、イギスの最盛期。

「次の大潮には、イギス採りに行かなくては」 楽しい収穫付き海水浴もかねて。

健康食、美容食、常備食、緊急時のお助けおかずの 貴重なイギスです。




 我家の”シンプルイギス豆腐” (ごまとジャコを振りかけてある。)


 
   イギスは大潮の時、熊手でひっかけて刈り採ります。 だんだん夢中になり、首まで浸かって

コメント (9)
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