七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

チヌの破風飾りその後~一人で建てる木組みの家~

2019年08月21日 | 一人で建てる木組み家プチリフォーム編

チヌの破風飾り ~

瀬戸内の大三島では、鯛がよく釣れ、養殖も盛んなようです。
釣り好きの夫は、自分で釣った鯛やチヌを毎夕食にと
張り切るのですが、そう簡単に釣れるものではありません。
しかし、鯛は豊富なようで、大小いろいろな鯛が店頭に並んでいます。
小鯛ならとても安いので、3枚におろしたり、丸まま焼いて酢漬けにするのが、
我が家の定番メニューにもなっています。
捌いて口にムシがあれば、天然鯛と見分けるぐらい ”鯛通” にもなりました。

鯛の1年子らしい、、、、

我が家の定番メニュー 小鯛の酢漬け

先日、鯛の酢漬けを食べながら、
ふと 移住当初に 「50センチ以上のチヌを釣る!」と言って、

「一人で建てる木組みの家」を建築当時に
夫が作って飾った ”チヌ祈願の妻飾り”
 を思い出しました。

「50㎝のチヌを釣る」という願いを込めて チヌの妻飾りを手彫りしています。

タコ供養のタコと、チヌ祈願のチヌの妻飾り♬


「どうなったかな?」と確かめて見たら、黒くなって、
しかも傾いて落ちかかっていました!!!

尾っぽにひびが入って、釘1本でぶら下がっているようです。

作った当時は 綺麗な妻飾り♪と うっとりと眺めては処で1
「チヌが釣れますように」 と拝んでもいたのに。

「一人で建てる木組みの家」~破風飾りのチヌを設置当時 


落下して怪我でもしないうちに、はずさなくてはなりません。
しかし、届くハシゴがあったけ???
それに玄関のひさしが出っ張っているのに、ハシゴがかけられるのだろうか?

数日妻飾りの製作当時のことを思い出して、外し方やハシゴの掛け方を考えていて、
突然 「いい方法が見つかった!」と 小屋裏の窓から体を乗り出し
チヌの妻飾りを強引に裏から竹棒で押して 釘を外しました。


地面の落ちたチヌは、風雨と日にさらされて黒鯛になっていました

なかなか風格があり捨てるにはしのびないので、ショールーム前に飾ることを思いつきました

 

口を紅く塗ったので、昨日の夕食のキンメダイのように派手なってしまいました

 


七曜工房のショールームの玄関に飾りました。
貝殻も飾って、海のような雰囲気にしてみました。
結構気に入っています♬

七曜工房のショールームの玄関のかざっています♬

ガラス戸には蝶と鳥が舞い 足元では貝殻の中にチヌが泳いでいるつもりです♪


 「一人で建てる木組みの家」は  こちら


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