3人の野球選手と2人のサッカー選手と1人の卓球選手がいる。彼らの体重を軽い順に並べると、52㎏、56㎏、60㎏、64㎏、68㎏、72㎏である。次のことが分かっているとき、確実に言えるのはどれか。 ア いちばん体重が重いのはサッカー選手である。 イ いちばん体重が軽いのは野球選手ではない。 ウ 真ん中の体重の野球選手と残りの2人の野球選手との体重の差はともに同じである。 エ サッカー選手と野球選手の平均体重は同じである。 ①どの野球選手も2人のサッカー選手より体重が軽い。 ②卓球選手より体重が軽い野球選手がいる。 ③50㎏台のサッカー選手はいない。 ④60㎏台はすべて野球選手である。 ⑤サッカー選手と野球選手の平均体重は60㎏である。 6人の体重は、すべて、4㎏間隔で並んでいます。まず、条件ウを考えます。野球選手同士の差が8㎏だったとすると、となるので、野球選手同士の差は、4㎏です。すると、次の2通り考えられます。図①の場合は、もう一人のサッカー選手が52㎏だったとしても、68㎏だったとしても、条件エを満たしません。よって図②が正しい。条件エを満たすには、もう一人のサッカー選手は56㎏でなければなりません。よって、残った卓球選手は52㎏となります。正解は肢④です。