「私はイチゴのケーキが欲しい」と、「私は、ケーキのイチゴが欲しい」は、どう違うのでしょう? 前者は、ケーキを欲していますし、後者は、イチゴを欲しているのです。 イチゴのケーキは、あくまでも「ケーキ」であり、ケーキのイチゴは、「イチゴ」なのです。だから、「平均の速さ」を求めよといわれれば、我々は、「速さ」を求めなければいけないのです。 速さは、距離÷時間をして求めるのですね。Xkmの道のりを、行きは時速Akm、帰りは時速Bkmの速さで往復した。このときの平均の速さはいくらか。正しいものを1つ選び番号で答えなさい。ただし、単位はすべて[km/時]とする。平均という修飾語につられて、肢5を選んではいけません。A+Bは、距離ではありませんし、2は、時間ではありません。この人は、Xkmを往復したのだから、2Xkmという距離を進んだ訳です。では、往復にかかった時間はどれだけでしょうか?だから、正解は、肢4です。 実は、この式は、往復の平均の速さを求める有名な公式なのです。必ず覚えておきましょう。距離のXが、約分で消えましたね。つまり、この公式を使って平均の速さを求めるときは、距離はどうでも良いのです。まとめておきます。また、誤解のないように言っておくと、これはあくまでも往復のことなので、ほな、さいなら。あっ、ここをポチッとお願いします。→
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