公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

倍数の見分け方②

2018-01-20 11:15:00 | 教員採用試験




前回の続きです。選択肢の③a、b、cの和の4倍にdをたした数が6の倍数の時、この整数は6の倍数である。は、どういう意味があるのか?ということでした。                    おそらく、「倍数の判定方法を丸暗記しているだけではダメですよ」ということだと思います。                    例えば、9の倍数の判定方法は、「各位の数の和が9の倍数である」でしたが、何故でしょう?                    千の位がa、百の位がb、十の位がc、一の位がd、つまり1000a+100b+10c+dという数があったとします。                    aの係数の1000は、9では割り切れません。でも、999は9で割り切れます。よって、1000aを、999a+aと分解します。                    同様に、100bを99b+b、さらに10cを9c+cと分解します。すると、3の倍数の判定も、同じように証明します。選択肢の③は、これを6の倍数の判定でやってみなさい、ということです。1000aを996a+4aに、100bを96b+4bに、10cを6c+4cに分解して、まあ、2の倍数かつ3の倍数で判定する方が速いし楽ですけどねえ。では、選択肢の④は、どうだったら正しいのでしょうか?ってことですから、「bの2倍にcを足した数の2倍とdの和が8の倍数だったらOK」というややこしいことになり、こんなのを英語に直しなさいなどと言われたら……。😩ここをポチッとお願いします。→にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
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