fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、趣味のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

おしゃれして映画を観に行った。

2017-08-10 20:18:29 | おしゃれと美容と健康
今日から暫くお盆休みでお教室もない。

そう思うと急に気分がダレル。

生徒さんや遊びに来た友達が、生活に関するものが何にもなくてすっきりしてますね、とおっしゃるけれど
(大体、どなたかが来る時は、誰でもすっきりと掃除するもんですよね?)

今日の我が家は、生活感あふれまくり。

二日分の新聞がテーブルに散らかり、大小の空きペットボトルが何故かテーブルの上に3本、その他リモコンも数本。

椅子の背には、昨日穿いた七分丈の紺のパンツが掛けてあったり

畳の部屋には畳んではあるけれど昨日の洗濯物が積まれているし、布団乾燥機で乾かした布団も敷きっぱなし。

なーんにもしたくないので何もかもそのままにして、今日はシネマート心斎橋に〈空と風と星の詩人〉を観に行くことにした。


久しぶりの外出なんだから、やっぱりおしゃれしよう。

ギャザーが入った紺のフレアパンツに、バーゲンで買ったキュプラ60%綿40%の少し光沢のある白に近いグレーVネックのトップス、

鞄は本当は濃紺のリュックにもなるお気に入りのにしたかったけれど、日傘やカーディガンを入れたらパンパンになってカッコ悪いので

白に近いグレーのトートバッグにした。

そして、靴。

近頃は、どんなタイプの服を着てもスニーカーを合わせてよし、みたいなのでスニーカーではないけれど

この前買った紺のマニッシュな紐靴を合わせてみた。



鏡の前で、チェック。

ふーむ、これでいいのかどうか全く分からないけれど(ミスマッチとかちょっと外してみたいな感じがよく分からない)

どうせ誰も見てないし(私は道行く人の服をよくチェックするけれど)これで行くことにした。


〈空と風と星の詩人〉は、韓国の国民的詩人ユン.ドンジュの短い生涯を描いた映画で

日本人である私が見るにはとても辛い映画だった。

ユンドンジュが生まれたのは、1910年韓国併合条約が調印され日本の植民地支配がはじまった7年後で

それから27年後祖国が解放されるわずか半年前に福岡刑務所で獄死している。


いつもどんな内容の映画なのか分からないまま、観に行くので、こういう辛い映画を観る事になる場合もあるけれど

映画の中に知らないよりは知っている方がいいことがたくさんあったので、観てよかったと思った。


いつも数人しか入っていない映画館なのに、今日は沢山の人があふれていて立ち見まで出ていたので、ずいぶん評判いい映画なんだ、と思って観始めたけれど

観終わって、あー、このたくさんの方達は在日の方達なのかもしれないと思った。


書けたら、後日感想を書きたいと思っています。


辛く暗い気持ちでお手洗いに入り、全身が映る鏡があったので映して自分のファッションをチェックしてみたら靴もまあまあいい感じだったので

ちょっと気分が良くなって帰途に就いたのだった。












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