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安藤さん、おめでとう!

2011年05月01日 | フィギュアスケート
やっと、辿り着いた”安藤さんの世界”を魅せてもらいました。
その演技に心技一体の完成という言葉を添えて祝福

過去にも何度か輝かしいタイトルは獲っているけど
今季の安藤さんは滑る前の表情が常に落ち着いていた。
以前にも書いたが揺ぎ無いものを会得した人の穏やかさだ。
華やかな印象があるが、やはりこの人も厳しい局面をいくつも
通り抜けてきた人なだけに、その集大成とも言える充実した演技
が全て報われた事が本当に嬉しい。

キム・ヨナはジャンプ失敗。フツーならこういう事が命取りに
なるところだが、この人の場合、ジャンプが失敗しても採点に
全く響いてこない。
他で補うべき演技構成点が誰も足元に近寄れないほど素晴らしいからだ???
と、解釈するしかないじゃないか
でも、やはり演技というかダンスに惚れ惚れする。綺麗な動きが観衆の目を惹く。
この動きは天性のものがあり、例えば、腕をすっと上にあげ手先の指が無意識に
綺麗にしなる人と、かなり意識しないと綺麗ラインが作れない人がいる。
前者がヨナで後者が真央ちゃんだ。
だから、真央ちゃんがスローで優雅に・・というコンセプトで来ると
とても不利だ。ヨナは自分のそんな特性を熟知し、真央ちゃんは未だ気付いて
いない。
動きが激しい方がこの人には合っているような気がする。
例えば、小塚くんがエキシビションで時々披露する「セフティダンス」のような曲調。
あのような振り付けを真央ちゃんバージョンで見てみたい。
恐らく水に蘇えった魚の如く輝く真央ちゃんが出現するだろう。

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