「海のうた」2016
監督:トム・ムーア 脚本:ウィル・コリンズ
舞台はアイルランド。少年(兄)と少女(妹)と大型犬が織りなす展開が実に面白い。
母が海の妖精セルキー(アイルランドに伝わる妖精)という設定で、妹の方にそのその血が受け継がれている。
この妹が可憐で弱弱しい雰囲気でありながら(自然に)状況を打破していく。
この妹の、ふんわり受け入れながらも自己主張せず辛抱強く、結果流れを変えていく過程がとてもいい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/b4/b3593779a6354d956e164563e891a522_s.jpg)
兄(10才未満かな)の風情が「こらこら・・」とちょっといけない子を叱るような感じを纏い、
でも真っ直ぐな子で、こういう男の子は私のお気に入り![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
加えて画面に笑いを添えるのが大型犬のしぐさ。優しく無鉄砲なところが愛しいのだ。
そして自身が最も心奪われたのは風景の色彩表現の美しさだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/f3/c17ef6d63a0f7a5184a62bd3551f0194.jpg)
鮮やかというイメージからはちょっとトーンを抑えたこの色合いがとても好みだ。
(細田守の「サマー・ウォーズ」のような鮮やかな色彩感も好物だがこれは更に大好物だ)
画面に向かって何か所もシャッターを押している自分がいた。
日本のアニメやディズニーとは一味違ったこのアニメーションの印象。深く優しい余韻が残る。
ちなみに米アカデミー賞長編アニメーション部門でノミネートされている(この年の受賞はベイマックスだった)
他に、色彩の印象が強く残る作品。
「夜のとばりの物語」2017
監督:ミシェル・オセヌット/コンピューターシルエットアニメーション
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/dd/7a33a98b9ac4979c1a76b0e130e2b870.jpg)
短編を6編収録。画像を見てのとおり抜群に色彩が綺麗。緻密な背景画、シルエットの動きも緩慢ながらしっかり説得力がある。
それぞれの物語も日本の”一休さん”のように変化球で困難を乗り切っていくお話です。「ほほぉ」と唸ります。
「ゴッホ 最後の手紙」2017 ポーランド/イギリス/アメリカ
監督:ドロタ・ユビエラ/ヒュー・ウェルチマン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/32/44d1a182c537d1bf9ed5abfa39a221cd.jpg)
なんとこの作品は全編絵画です。
画面の絵画に「声」を入れるという手法で、予測以上の出来だった。
画は動かずとも在りし日のゴッホの苦悩や佇まいが想像できる。
画像もしっかり微細に”ゴッホ”を伝えてくる。
もう一つ、これは可愛らしい作品です。
「ミトン」1967/ロシア
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5e/f6/5ee43257b1af1221d3b0c638cdded01c_s.jpg)
旧ソビエトの時代の作品で国民に親しまれた作品だという。
子犬を飼いたい女の子の可憐な心情を描いている。動きが本当に愛らしい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
ぽッと優しい灯が灯るような作品です。
先週はアニメだけをレンタルしてみた。
各国のお国柄がよく出ているなぁ・・・・と感じる。
まだまだ、知らない良品がたくさんある。
監督:トム・ムーア 脚本:ウィル・コリンズ
舞台はアイルランド。少年(兄)と少女(妹)と大型犬が織りなす展開が実に面白い。
母が海の妖精セルキー(アイルランドに伝わる妖精)という設定で、妹の方にそのその血が受け継がれている。
この妹が可憐で弱弱しい雰囲気でありながら(自然に)状況を打破していく。
この妹の、ふんわり受け入れながらも自己主張せず辛抱強く、結果流れを変えていく過程がとてもいい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/b4/b3593779a6354d956e164563e891a522_s.jpg)
兄(10才未満かな)の風情が「こらこら・・」とちょっといけない子を叱るような感じを纏い、
でも真っ直ぐな子で、こういう男の子は私のお気に入り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
加えて画面に笑いを添えるのが大型犬のしぐさ。優しく無鉄砲なところが愛しいのだ。
そして自身が最も心奪われたのは風景の色彩表現の美しさだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/af/8e697173fe6eee89662035ea8c05c7d5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/f3/c17ef6d63a0f7a5184a62bd3551f0194.jpg)
鮮やかというイメージからはちょっとトーンを抑えたこの色合いがとても好みだ。
(細田守の「サマー・ウォーズ」のような鮮やかな色彩感も好物だがこれは更に大好物だ)
画面に向かって何か所もシャッターを押している自分がいた。
日本のアニメやディズニーとは一味違ったこのアニメーションの印象。深く優しい余韻が残る。
ちなみに米アカデミー賞長編アニメーション部門でノミネートされている(この年の受賞はベイマックスだった)
他に、色彩の印象が強く残る作品。
「夜のとばりの物語」2017
監督:ミシェル・オセヌット/コンピューターシルエットアニメーション
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/dd/7a33a98b9ac4979c1a76b0e130e2b870.jpg)
短編を6編収録。画像を見てのとおり抜群に色彩が綺麗。緻密な背景画、シルエットの動きも緩慢ながらしっかり説得力がある。
それぞれの物語も日本の”一休さん”のように変化球で困難を乗り切っていくお話です。「ほほぉ」と唸ります。
「ゴッホ 最後の手紙」2017 ポーランド/イギリス/アメリカ
監督:ドロタ・ユビエラ/ヒュー・ウェルチマン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/32/44d1a182c537d1bf9ed5abfa39a221cd.jpg)
なんとこの作品は全編絵画です。
画面の絵画に「声」を入れるという手法で、予測以上の出来だった。
画は動かずとも在りし日のゴッホの苦悩や佇まいが想像できる。
画像もしっかり微細に”ゴッホ”を伝えてくる。
もう一つ、これは可愛らしい作品です。
「ミトン」1967/ロシア
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5e/f6/5ee43257b1af1221d3b0c638cdded01c_s.jpg)
旧ソビエトの時代の作品で国民に親しまれた作品だという。
子犬を飼いたい女の子の可憐な心情を描いている。動きが本当に愛らしい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
ぽッと優しい灯が灯るような作品です。
先週はアニメだけをレンタルしてみた。
各国のお国柄がよく出ているなぁ・・・・と感じる。
まだまだ、知らない良品がたくさんある。