思い出したくないことなど

成人向き。二十歳未満の閲覧禁止。家庭の事情でクラスメイトの女子の家に居候することになった僕の性的いじめ体験。

二回目の射精

2007-07-01 04:31:06 | 5.男の子の体
 Y美とおば様の前で強制的にオナニーをさせられ、射精の瞬間を見られた。しかもそれは僕が生まれて初めて体験した射精だった。庭に素っ裸のまま出され、ガラス戸に向かって液を飛ばした。大量だった。
 こんなに大量の液が出たことにY美も僕も驚いていた。Y美は採集した瓶に、日時と射精場所を書いたラベルを貼った。ラベルには「チャコ」と大書されていた。
「これ、明日、学校に持ってって、みんなに見せてあげるんだ」
「嘘でしょ。そんなことしないでください」
「だって女の子たち、こういうの、あんまり見たことがないと思うんだよね。私も初めて見たし。なんたって、チャコのちっちゃい、まだ毛も生えていないおちんちんから、これだけの精液が出たってことが感動的だよ」
 どろっと白く濁った液体を明かりに透かして、瓶の向きを変えている。その瓶がクラスのみんなに回されている光景を思って、僕は体が震えた。
「勘弁してください。お願いします」
「それで、なんの用?」僕の頼みを無視して、Y美が問う。相変わらず瓶に溜まった液体を見つめたままだ。
 屈辱的なオナニーショーが終わって自失している僕を置いて、Y美は部屋に戻った。僕は涙を拭いて立ち上がると、二階に行き、Y美の部屋をノックしたのだった。
「実は、パンツを穿かせてもらいたいと思いまして」
 両手でおちんちんを隠した丸裸のまま立っている僕をちらと見て、Y美は「なんで裸でいるの?」と言う。僕は口ごもって、もう一度お願いをした。
「パンツ? いいよ。この部屋で脱いだんだよね。どこやったっけ?」
 部屋に呼ばれて、いきなりパンツを脱いで素っ裸になりなさいと言われた時、僕はためらった。その罰として、Y美は無理矢理引きずり下ろして足首から抜き取った僕のパンツを、窓の外に投げてしまったのだった。
「そうだったね。ごめんね。桑畑に引っ掛かってると思うから、昼間取りに行けばいいじゃん」
「分かりました。では、代わりのパンツを出してください」
 衣類一式、ハンカチに至るまでY美に没収されていて、この家の中で唯一僕が着用を許されているパンツは、Y美から受け取ることになっていた。
「代わりのパンツだって」Y美は面倒くさそうな顔をした。「駄目だよ。一日一枚だよ。無くしたら、あとは裸でいるしかないよ。お気の毒様だけど」
「そんな。お願いしますよ。外に投げたのはY美さんじゃないですか」
「うるさいな。あんたの往生際が悪いからいけないんでしょ。そんなに裸でいるのがいやなら、今から桑畑に行って探してくればいいよ。もう二時過ぎだよ。眠いんだから、出てってよ。お願い、出てって」
 胸をどんと押されて部屋の外に押し出されると、ドアが閉まって鍵を掛ける音がした。

 このまま裸でいると、学校に行く直前までこの格好のまま過ごすことになる。射精を見られた僕は、朝になってもまだおちんちん丸出しの恥ずかしい姿をさらし続けることに抵抗を覚えた。あの強制オナニーからパンツを穿くことで時間的な区切りをつけたかった。
 勇気を出して丸裸のまま裏口から外に出た。門を抜けて通りから隣りの桑畑に入る。素足に草地が柔らかい。すぐに土になり、踏むと、軽く沈んだ。素足の足跡が残るだろう。月に雲が掛かって、辺りは真っ暗だった。桑の枝が体に当たった。僕は四つんばいになって手探りでパンツを探した。
 枝の高いところに白い物が引っ掛かっているのが見えた。パンツだ。枝を掴んで手を伸ばしたが届かなかった。枝を揺さぶっても、なかなか落ちてこない。辺りを探すと、桑畑の端に木の枝が束ねてあるのを見つけた。そこから長いのを一本抜いて、枝に引っ掛かったパンツを下から引き上げる。引っ掛かってなかなか取れない。力を入れてぐっと上に引き上げると、枝の折れる音がして、パンツが空中に弧を描いた。あ、と思った瞬間、パンツは家と桑畑の間を流れる小川に落ちた。
 草地を踏んで、丈高く茂ってる雑草を掻き分けると、幅2メートルほどの小川が見えた。ゆるやかに水が流れている。泥濘に足を取られながら小川に向かって進む。パンツが中央のあたりを流れてきた。小川に足を差し入れて、手を伸ばす。届くか届かないか、ぎりぎりのところだ。いよいよパンツが僕の指先を通過する。さらに手を伸ばそうともう一歩踏み出した僕は、いきなり深くなった小川に頭のてっぺんまで沈んでしまった。水中から顔を上げる。爪先立ちでようやく水中から口を出せる深さだった。
 パンツは通過していた。急いで追いかける。小川の流れに乗ってばた足をする。あと少して追いつくというところで、パンツは道路の下を潜ってしまった。人が道路の下まで流されないように入り口が極端に狭められていた。
 急いで小川から上がり、泥濘の中、草を掻き分けて家の前の通りに出ると、素っ裸のまま渡って、道路の下から出てくる小川を探した。しかし、道路の反対側は雑草がこんもりと茂る下り斜面で、足を差し入れる余地もないのだった。小川はそのまま、みなみ川に合流するのだろう。虫のすだく雑草を背にして、全裸の僕は家に戻った。
 足拭き用の雑巾で体じゅうの水滴を払ってから家にあがり、自室のマットに横たわったのは、午前3時に近かった。パンツを無くした落胆は大きかった。

「起きなさい。何時だと思ってるの」
 出勤時の服装に身を包んだおば様がドアから僕を覗いていた。マットに掛け布団もなしで丸裸のまま眠っていた僕は、朝の現象によって勃起していた。
「おちんちんはしっかり起きているみたいね。あなたも早くしなさい」
 手で隠してもぴんと張っているので指の間から出てきてしまう。おば様に背中を押されて、僕は恥ずかしい格好のまま階段を下りた。
 食卓でY美はパンを食べていた。すでに制服を着込んでいた。相変わらず一糸まとわぬ裸の僕を見て、あれから桑畑にパンツを取りに行かなかったのかと訊いた。小川に流されてしまった話をすると、Y美はふうんと頷いた。
「どうでもいいけど、あんた、パンツ無くしすぎじゃない。残り三枚くらいしか、ないよ。新しく自分で買うなりしないと、今みたいにずっと裸のままになっちゃうよ。のんきに勃起してる場合じゃないんじゃないの」
 眠そうな目をしばたたいて、Y美が背伸びする。
「こら、食事中に背伸びする人がいますか」
「だって、眠いんだもん。夕べ寝たの、二時過ぎだよ」
 おば様は、こら、とY美の頭を叩く仕草をすると、僕に新聞を取ってくるように言った。
 往来は通学の子どもで賑わっていた。素っ裸の僕は、子どもたちの列が途絶える隙をうかがって、アジサイの花の後ろに隠れていた。ポストから新聞を取り出した時、門の外を農家のおじさんがリヤカーを押して通りかかった。僕の両手は、ポストの狭い入り口に詰まった新聞を引き抜くために、ふさがっていた。
「おはよう」おじさんがリヤカーを押す手を止めて、手ぬぐいで額の汗を拭いた。
「おはようございます」強引に取り出した新聞で、とっさにおちんちんを隠しながら、僕は挨拶を返した。
「まだ六月なのに、今日も暑い一日になりそうだね」
「はい」
「しかし、だからといって、丸裸で新聞を取りに来るのも、おかしいやな」
 ははは、と笑いながらおじさんはリヤカーを押して去った。亀頭が新聞に当たっていた。勃起したままなのだった。
 新聞を受け取る時、おば様の視線が僕の下半身に移った。おば様はマグカップを食卓に置いて、新聞を広げる。
「射精したとこ見られた興奮がまだ冷めないみたいね。大きくしたまんまじゃないの」
「ほんとだ。信じられないよ、お母さん。朝、勃起するのは生理的なことだって言ったでしょ。でも、それだけじゃないんだね」
 台所の流しに食器を運んだY美が僕の後ろを通りがてら、お尻をぴしゃりと叩いた。
 大急ぎで朝食を済ませると、もう一度外に出て、トイレに行き、家に戻ってから、鞄に教科書を詰めた。これで学校に行く準備は整った。あとは裏口から外に出て、服を着るだけだ。服はY美が用意してくれることになっている。庭でY美が「早く早く」と手を回していた。僕は小走りに鞄を持って台所を抜け、裏口のドアをあけた。

 家屋に横付けした棚の前にY美は立っていた。鞄で前を隠している全裸の僕を、落ち着いた様子で眺めている。僕はY美の前まで来て、立ち止まった。鞄を下ろして、とY美が言った。
「服はどこにあるんですか」
「私は鞄を下ろしなさいって言ったんだけど」
 前を隠していた鞄を下ろして、横に置いた。反射的に両手でおちんちんを隠して、もじもじしてしまう。
「気を付けの姿勢でしょ。両手はしっかり伸ばして、指先までピンと伸ばす。何回も同じこと言わせないでよ」
「あの、早くしないと遅刻するんじゃないですか。服を…」
「うるさいな。あんたが愚図だから遅刻するんだよ。服なんか、今はどうでもいいの」
 通りを中学生たちが小走りに過ぎてゆく。その後姿が見える。もしも彼らが振り向いたら、僕が素っ裸で直立不動の姿勢をとらされているのに気づくだろう。この忙しい朝の時間帯に何してんだろうと、首を傾げるだろう。
 いつも教室で見るY美の制服姿が目の前にあった。頭のてっぺんから爪先まで糸くず一つ身にまとっていない、生まれたままの裸の僕は、気を付けの姿勢をなんとか保ちながら、じっとY美に見られている恥ずかしさに、体を小刻みに震わせていた。鎌首をもたげたおちんちんにY美が手を伸ばした。
「いやだ。やめてください」
「ずいぶん元気があるみたいだから、もう一回出したほうがいいんじゃないの」
 袋の奥から撫でて、摘まむ。摘まんで、ひっぱる。朝の光にてかてかと光っている剥き出しの亀頭を指でゆっくり撫でる。過敏状態の部分をぎゅっと締め付ける。僕はひりひりする苦痛と快楽のない交ぜになった声を、堪えきれずに上げた。
「やめてください。人に見られて、しまいます」
「いいじゃん。見たい人には見せてあげなよ」
 中学生の登校する後姿が次々と流れてゆく。クラスメイトの姿も何人か、あった。僕だけ制服を着ていない素っ裸のまま、Y美におちんちんを弄ばれている。
「おちんちんがびんびんになると、袋がぎゅっと締まる感じだね」
 しごきながら、もう片方の手で袋を握っているY美は、緩急のリズムで僕の性感を翻弄する。僕は直立不動の姿勢を身悶えさせながら、かすれた声を上げていた。
「あら、あんたたち、まだこんなところに居たの?」
 玄関から庭を回ってきたおば様が、びっくりした様子で立ち止った。
「どうせみんなに見せるんなら、どろどろした新鮮な精液がいいから、もう一度採集することにしたの」
「そうなの? チャコも災難ね。わがまま娘に付き合わされて」
 迎えの車を待っているおば様は、紺のスーツに身を包んで、ほのかな色気を漂わせていた。そのスーツ姿には、三十代のやり手キャリアウーマンらしい威厳が備わっていた。
「見てよ、お母さん。おちんちんをしごいていると、袋が締まってくるんだね」
「ほんとね。あら、お尻もぎゅっと締まってくるのね」
 しごかれている僕の後ろに回って、おば様が僕のお尻の肉を摘まんだ。
「そうだね。お尻もぴっちりしてくるんだね」
 手を休めることなくY美がお尻まで首を回して、笑った。
「もうやめてください。出したくないです」
 次第に高まってくる快楽の波に恐れを抱きつつ、僕は喘いだ。
「もう許してください」
「あんたが出したくなくたって、おちんちんのほうは出したがってるみたいだよ」
 太い糸がピンと張って、体の中をせり上がってくるようだった。
「文江やまどかに、男の子の新鮮な精液を見せてあげるんだから、がんばって」
「そんな、ひどい。やめて、やめて」
 一段と速くなったY美の手の動きから、解放されることはなかった。ツーンと迫ってきた抗い難い勢力が膨らんだおちんちんの先へ先へ突き進む。
「お母さん、瓶を取って。その棚の二段目にある」
 素早くおば様の手から瓶を受け取っておちんちんの先に当てる。と、ほぼそれと同時におちんちんから液体が発射された。
「やっぱり夜のほうが量は多かったみたいだね」
 しばらく瓶を日にかざしてから、Y美はにおいを嗅いで、蓋を閉めた。
 クラクションが鳴った。おば様の迎えの車が来たのだった。おば様は「じゃ行ってくるからね。あとはよろしくね」と、Y美に手を振り、へなへなと座り込んでしまった僕を憐れみの目で見て、門に向かった。
 精液を採集した瓶をハンカチでくるんで鞄にしまったY美は、棚から籠を下ろして、僕の前に置いた。籠には、制服、下着、靴下、靴まで、学校で着用するすべてのものが入っていた。
「じゃ、教室で会おうね。遅刻するから、私、先に行くよ」
 全裸のまま座り込んでべそをかいている僕をその場に残して、Y美は軽やかに学校へ向かうのだった。
 

人気blogランキングへ

FC2 Blog Ranking

にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説へ

(お気に召された方、よろしければクリックをお願いします。)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初めての射精 | トップ | メライちゃん »

コメントを投稿

5.男の子の体」カテゴリの最新記事