奈良散策 第566弾
8月31日に田原本町の多神社に行った後、藤原京跡に行ってみました。おそらく、キバナコスモスとハスの花が見られるだろうと思って。
ところが、キバナコスモスはこんな感じ。もうほとんど終わっていました。
探すと少しは花が咲いていました。後でネットで調べると、キバナコスモスは7月下旬から8月中旬が見ごろだとのことです。藤原京跡はいくつかのゾーンに分かれていて、春は春ゾーンで菜の花、夏は夏ゾーンでキバナコスモスと蓮ゾーンでハナハス、秋は秋ゾーンでコスモスが見られます。
花はちょっとだったのですが、それでも、虫が少しやってきていたので写しました。これはツマグロヒョウモン。
そして、タイワンタケクマバチ。
周りを見渡すと、北側に耳成山、
西側に畝傍山、
東側に天香具山が見えました。
この辺りは醍醐町で、キバナコスモスの横には醍醐池があります。この池には昔から埋葬された方が多いというので建てられた供養塔だそうです。
ここから蓮ゾーンに向かいました。途中で見つけたハルシャギクで、北アメリカ原産の帰化植物です。
そのハスも花はほとんど終わっていました。ここも7月下旬から8月中旬が見ごろだったようです。
それでも、探せばまだ少しだけ花が咲いていました。
藤原京跡はただただ広い場所です。
戻る途中で見つけたカエデの木に毛虫がいっぱいついていました。これはたぶん、木の幹についている地衣類を食べるゴマダラキコケガの幼虫ではないかと思います。