奈良散策 第575弾
9月6日に家族と春日大社若宮神社を見に行きました。と言うのは、以前、大和郡山市にある新城神社で湯立て神事を見たことがあるのですが、12月15日に開かれる春日若宮おん祭でも御湯立(みゆたて)という神事が開かれるというので、若宮神社にも行ってみようということになったのです。後で調べると、御湯立は別のところで開かれるようですが。
春日大社の駐車場から少し歩くと二の鳥居に出ます。
世界遺産に登録されたのを記念して造られたようです。
本殿にお参りする前に末社祓戸(はらえど)神社にお参りしてくださいと書かれていたので、手を洗ってからお参りをしました。
上の方から二の鳥居を見たところです。
若宮神社にはこんな坂道と階段を登っていきます。
途中にあった摂社本宮神社遥拝所です。
そして、若宮神社に着いたのですが、ちょうど「若宮御造替」とのこと。つまり改装中でした。
若宮神社にあった細殿及び神楽殿です。
若宮神社を通り越して、そのまま奥の方に進みました。これは夫婦大國社。春日大社にはこんな摂社が山のようにあります。
これは三十八所神社。
佐良気神社。
この林は国指定天然記念物になっているナギ林のようです。
そして、これは金龍神社。ここから引き返しました。
そして、本殿の入り口に着きました。この日は中には入らず、前を通って若草山方面に歩いてみました。本殿の入り口前にあった出現石です。普通の石のようですが、何やら由来があるようです。
徳川家康が当時三歳だった十男、長福丸、後の徳川頼宣のために寄進した石灯籠だそうです。葵の紋がついた立派なものです。
これは重要文化財に指定されている廻廊です。
それから、一言主神社。
龍王社。
林の中でこんな大きなキノコを見つけました。山渓の「日本のきのこ」で見て、マントカラカサタケではないかと思いました。
これは水谷(みずや)神社。やはり春日大社の摂社です。
横に大きなイブキの木がありました。イブキはヒノキ科ビャクシン属の常緑高木です。この木は樹周が6.55mもあるそうです。
この辺りになると、ミンミンゼミが盛んに鳴いていました。どこかにいないかと探していたら、意外に低い位置に止まっていました。
この後、若草山のふもとに行ったのですが、それは次回に回します。