奈良散策 第440弾
5月2日、長岳寺に行った後、崇神天皇陵と黒塚古墳に寄ってみました。行く途中で植物や虫も撮りました。
これは天理市トレイルセンターにあったマユミです。地味な花が咲いていました。
これはその隣にあったのですが、コデマリかな。
ここから崇神天皇陵に行ってみることにしました。途中でクサイチゴを見つけました。
途中で見たアブです。「学研生物図鑑 昆虫III」を見ると、チャイロオオイシアブに似ています。「原色昆虫大図鑑III」を見ると、日本産イシアブ亜科の種の検索表が載っているのですが、写真ではちょっと判定できません。ということで、あまり確かではないのですが、チャイロオオイシアブということにしておきます。
この土手のように見えるものが崇神天皇陵を取り囲むお濠の土手です。なお、この古墳は行燈山古墳(あんどんやまこふん)と言われ、柳本古墳群に入っています。
土手の上から見た景色です。広大な前方後円墳です。
土手の上で見つけました。たぶん、ウマノアシガタ。
それから、ニホントカゲです。
この近くに黒塚古墳という前方後円墳があります。この古墳も柳本古墳群に入っています。
まわりはこんなお濠で囲まれています。
後円部の頂上にはこんな長方形のものがありました。この下2mほどのところに石室があったようです。
お濠にはキショウブがいっぱい咲いていました。
亀たちも。ほとんどがミシシッピアカミミガメみたいですが、背に三本の筋が入っているのはクサガメかな。
黒塚古墳のすぐ横には天理市立黒塚古墳展示館がありました。
入り口にはこんな鏡を載せた岩がありました。
中はいろいろな展示があったのですが、石室の復元があまりに見事なので、係に人に写真を撮ってもよいかと聞くと構わないというので撮りました。長さ8.3m、高さ1.7mもある全国第4位の大きさの石室だそうです。
さらに、この石室からは三角縁神獣鏡が33枚も出てきて、一つの古墳から出土した数としては国内最多だそうです。
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