だいぶ時間が経ってしまいましたが、宙エリザの感想です。
ルドは、あっきー(澄輝さやと)
なんだか今までで一番、物語を客観視出来た気がします
愛ちゃん(愛月ひかる)ルキーニの初っ端が、凄く悪くて心配しましたが
歌い出すと結構大丈夫で、ちゃんと舞台に入って行けました
突出して歌ウマの二人、みっちゃん(北翔海莉)と、だいもん(望海風斗)がいた花エリザ。
主要メンバーの歌のレベルは、花エリザの方が上なのかもしれません。
でも宙組の方がより世界に入りやすかったです。全体的なバランスが良かったのかも。
それとやはり、シシィの差がハッキリと出たんじゃないかと思います
「エリザベート」って、もともとシシィが主役です。タイトルロールですし。
そのシシィの重要性に改めて気付かされたというか
蘭ちゃん(蘭乃はな)もかなり頑張っていましたが、お歌でいっぱいいっぱい。
お芝居を深めるところまで、行けなかったんじゃないかと思います
観る方も手に汗握って観てるので、物語世界にどっぷり浸かっていられなくて、
現実に引き戻されてしまうというか、純粋に楽しめなかったんじゃないかな

個々の役者のファンや、それぞれの役をあれこれ比べたり、分析したりしながら観るのは全然OKだし、
宝塚では親戚のおばちゃんのように、応援する観劇スタイルもアリですけどね
逆に歌ウマな人だと、自由に歌いすぎてしまって、お芝居が大味になったりすることもありますが

みりおん(実咲凛音)のシシィは、歌が素晴らしいのは当たり前、でもそれ以上にお芝居が素晴らしかったです

天真爛漫なシシィは、ゾフィが歌うように「若すぎた」んでしょうね。
オーストリーの皇后になることの意味を、理解していなかった。
若くてハンサムで優しそうな皇帝に求愛されて、舞い上がってしまった
フランツが皇帝でなければ、幸せになれたかもしれませんが
宮廷に入ってとまどい、孤立していくシシィの、孤独感を今までで一番強く感じた気がします。
ルドルフの棺を前に歌う「ママは自分を守るため、あなたを見捨ててしまった」が初めて納得できました。
実は見かけほど強くない、自分自身を保つために、心に鎧を着てしまったのかなと。
その孤独と絶望が胸にきました。
ゆりかちゃん(真風涼帆)フランツも可哀想ですけどねぇ
愛しているのに理解して貰えない。
すれ違い続ける人生。妻とも息子とも。
あっきー(澄輝さやと)ルドルフは端正な皇太子でした。やっぱりフランツの息子です。
自分じゃママに似ていると思ってるみたいですが

彼なりにハプスブルグと国の未来を考えてたのに、誰にも理解して貰えない。
なんでこう、家族皆が少しずつズレてるんでしょうね、哀しいくらいに
孤独な魂がいくつも彷徨ってる
考えてみたら、エリザベートって悪人は出てこないですね。
ルキーニはテロリストなので、悪人と言えばそうですが、極悪非道って感じはしないかも
お芝居の中では出てきませんが、彼なりの正義があったのかしら
(と言って、彼のしたことが許されるわけではありませんが)
ルドは、あっきー(澄輝さやと)

なんだか今までで一番、物語を客観視出来た気がします

愛ちゃん(愛月ひかる)ルキーニの初っ端が、凄く悪くて心配しましたが

歌い出すと結構大丈夫で、ちゃんと舞台に入って行けました

突出して歌ウマの二人、みっちゃん(北翔海莉)と、だいもん(望海風斗)がいた花エリザ。
主要メンバーの歌のレベルは、花エリザの方が上なのかもしれません。
でも宙組の方がより世界に入りやすかったです。全体的なバランスが良かったのかも。
それとやはり、シシィの差がハッキリと出たんじゃないかと思います

「エリザベート」って、もともとシシィが主役です。タイトルロールですし。
そのシシィの重要性に改めて気付かされたというか

蘭ちゃん(蘭乃はな)もかなり頑張っていましたが、お歌でいっぱいいっぱい。
お芝居を深めるところまで、行けなかったんじゃないかと思います

観る方も手に汗握って観てるので、物語世界にどっぷり浸かっていられなくて、
現実に引き戻されてしまうというか、純粋に楽しめなかったんじゃないかな


個々の役者のファンや、それぞれの役をあれこれ比べたり、分析したりしながら観るのは全然OKだし、
宝塚では親戚のおばちゃんのように、応援する観劇スタイルもアリですけどね

逆に歌ウマな人だと、自由に歌いすぎてしまって、お芝居が大味になったりすることもありますが


みりおん(実咲凛音)のシシィは、歌が素晴らしいのは当たり前、でもそれ以上にお芝居が素晴らしかったです


天真爛漫なシシィは、ゾフィが歌うように「若すぎた」んでしょうね。
オーストリーの皇后になることの意味を、理解していなかった。
若くてハンサムで優しそうな皇帝に求愛されて、舞い上がってしまった

フランツが皇帝でなければ、幸せになれたかもしれませんが

宮廷に入ってとまどい、孤立していくシシィの、孤独感を今までで一番強く感じた気がします。
ルドルフの棺を前に歌う「ママは自分を守るため、あなたを見捨ててしまった」が初めて納得できました。
実は見かけほど強くない、自分自身を保つために、心に鎧を着てしまったのかなと。
その孤独と絶望が胸にきました。
ゆりかちゃん(真風涼帆)フランツも可哀想ですけどねぇ

すれ違い続ける人生。妻とも息子とも。
あっきー(澄輝さやと)ルドルフは端正な皇太子でした。やっぱりフランツの息子です。
自分じゃママに似ていると思ってるみたいですが


彼なりにハプスブルグと国の未来を考えてたのに、誰にも理解して貰えない。
なんでこう、家族皆が少しずつズレてるんでしょうね、哀しいくらいに

孤独な魂がいくつも彷徨ってる

考えてみたら、エリザベートって悪人は出てこないですね。
ルキーニはテロリストなので、悪人と言えばそうですが、極悪非道って感じはしないかも

お芝居の中では出てきませんが、彼なりの正義があったのかしら

(と言って、彼のしたことが許されるわけではありませんが)