水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

月組「IAFA」気になったところ

2019-11-10 | 月組

明日は「IAFA」千秋楽ですね、おめでとうございます。

作品としてはまとまってるし、音楽もいいけど、あまりにもご当地愛強すぎたりして微妙な感じもありましたが

濃いキャラクターに楽しいナンバー、舞台上に人が沢山いることも多くて観るのが忙しく、月担としては楽しかったです。

 

ただやっぱり内容的には一本物である必要は無かったかな。ちょっと間延びしてる感じのところもありましたし。

よっしー(斎藤吉正)の演出はいいところが沢山あったと思うんですけどね。

ペガ子のヘリの使い方とか

ペガ子は無機質で無粋な存在感が大きすぎて、よく失敗するんですが、

ペガ子の本体に風景の映像を映したことで、だいぶ背景に馴染んでました。

ヘリのチープ感も可愛かったです。遊園地の乗り物みたいで

 

ただ吉正は言葉に対する感性が相変わらず、鈍感で雑なのよね。

“家族(ファミリー)”やら“故郷”を連呼しすぎなのが、説教臭くて鬱陶しい

大事なことなのはわかるけど、そんな何回も言わなくても伝わるでしょ。もう少し使い方を考えてほしいわ

 

それともう一つ、たまきち(珠城りょう)のお衣装微妙すぎ(他の人のも微妙なのはあったけど特に

主役ですよ。それも一応老舗ホテルの跡取りなんだから、いくら“役立たず”の頼りない御曹司でも地味すぎ。

特に山小屋から帰って来た時、何もドブ鼠色のジャケットにしなくてもいいのに

髪型もなんか、もっさりしてたなぁ。ちなつちゃん(鳳月杏)の方が顔小さく見えたんだけど

お客様の前に出るのにあれは無いんじゃない?と思いました。

 

床に落としたトルテを人に勧めたり、一口味見したトルテを元のところに戻したのも気になったなぁ。

全然衛生的じゃないやん

 

歌に関してはやっぱり、たまきちが高音になるとフラットする癖が気になりました。なんとかならないのかなぁ

さくさく(美園さくら)は最初のソロが凄くイイと思いました。歌はまあ大丈夫、ちょっと癖はあるけど

武蔵のお通に比べたら、似合ってましたね。お芝居は良くなってきてますが、キャハハハと笑うのが多くて

結構変だったなぁあれ、自然に笑うのは難しいだろうな、とは思います。

それに吉正の脚本の所為がかなりあったとは思いますけど

 

結局気になったところの大部分は、よっしーのせいなのか

コメント
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