2回目の今年は座長の一人に、かいちゃん(七海ひろき)、拡樹くんがナビゲーターで出演だったので、
なんて私得なイベントなのというわけで配信でしたが見ました
初めましての人もいましたが、よく知ってるって人がいつの間にか増えてましたね
すっごい楽しかったです
去年は武道館でやる1回限りの演劇バトル、って何???って感じでスルーしてしまったんですが
まあ発想がスゴイです
1チーム5人、制限時間20分、セット小道具は役者が持ち運べる物、衣装替えは無しという条件。
演出家もテーマもくじ引き、メンバーは野球のドラフト会議みたいに座長が指名していき、
被ったら抽選でその様子も配信するというのが凄いですよね。徹底してエンターテイメントにしている。
審査員は主要少年漫画誌の編集長が勢ぞろいそれにステージナタリー編集長と、あっきーさん(中川晃教)、司会は山寺宏一さん。
審査員の評価に会場と配信の投票でグランプリが決まります。
演劇をランク付けして評価するのは抵抗ありますが、プロデューサー兼座長の一人まっきー(荒牧慶彦)や拡樹くんも言ってましたが、
今の状況や流行り、評価する人たちがその時何を求めているかといったことで決まると思うので、優劣というわけではないと。
ホントに5チームのお芝居のテイストも内容も見事にバラバラでどのチームに投票するか真面目に悩みました。
出演者は2.5次元舞台で活躍してる人が中心で、観客も若い女性が多かったと思います。
まあ2.5に限らずどのジャンルでも男性客は少ないですけど
でも今回は原作無しのオリジナル5作品。会場は武道館であまり演劇向きとは言えないかもしれませんが
センターステージでその周り360度客席という、演劇ファンでも経験はそんなにないかもという場所で。
内容も演出の仕方もバラエティーに富んでいて、大きなセットや凝ったお衣装が無くても、
様々な表現が出来る演劇の面白さ楽しさ可能性に、気づいてくれた人が沢山いたのではと思います
《追記》
最近Ⅹ(旧Twitter)で「演劇を観に来る若い人がいない」という演劇関係者らしい人の嘆きを見かけたんですけど
一部界隈は賑わってるんですけどねぇ。その方にとっては商業演劇は眼中に無いってことでしょうか。
テレビドラマで視聴率が高いから傑作、低いから駄作というわけではないように、客が入らないから駄作というわけではないです。
ただ自己満足に陥ってないか、独りよがりになってないかという問いかけは必要では。
演劇のジャンルに対してもっと柔軟に、演劇界全体を俯瞰して見られる人が関係者に増えればいいなと思います。
戦争を扱ったチームが二つあったのは、ご時世だなと思います。アプローチは全く違いましたが。
グランプリになったのは沖縄戦下の少年たちの初恋と友情を描いたもので、泣いた人も多かったのでは。
ガチ演劇でしたね。わずか20分という短い時間に表現できるのが素晴らしかったです。
私が投票したのはもう1チームの方。
世界のどこかの紛争地に生きる少年と、サンタとトナカイの物語。ファンタジー好きなので
泣かされましたがちゃんと笑いもあって。
ただのふんわりしたおとぎ話ではなく、色々なことを考え始めると意外に深い内容だなと思いました。
かいちゃんチームはドラフトの段階で一番「治安悪そう」って言われてて
本番で全チームが入場する時も、姐さんと子分たち感を出してきてお芝居もそっち方面に行くのかと思いきや全然違いました。
完全にコメディに振り切ってて、話しが二転三転して最後まで目を離せないメチャクチャ面白い作品で、何度も大笑いしました。
カッコイイかいちゃんも、ダメダメだったり、オタ芸したり、色んな、かいちゃんが見られて楽しかったです。
どちらのチームに投票するか最後まで悩みました
かいちゃんチームも凄かったですけどね、ちょっと短い時間に盛り込みすぎたかな、という気がします。
かいちゃんが5人の座長の1人に抜擢されて、紅一点なのに全く違和感無いのがさすがでした
もしかして女性役?って思いましたが普通に男性役でした
卒業して4年半、他のOGさんとは全く違う道を歩く、かいちゃんをハラハラしながら遠くから見守ってます。
いつも新しいことに挑戦しつづける、かいちゃんホントに凄いです。
自己プロデュース力があるのは知ってましたが、もしかしてコミュ力お化けだったんですかね
どんどん人脈を広げていって、そこからまた新しいお仕事の声がかかったりしてるんでしょうね。
来年の、かいちゃんも楽しみです。