水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

金色の砂漠

2016-12-13 | 花組
今日は大劇場の楽でしたね。お疲れさまでした。
朝から冷たい雨がしとしと降り続いていましたが、今は土砂降りになってます

さて「金色の砂漠」
多少の賛否両論はあるようです。
トップスター様を踏みつけにすることや、ちょっと振りがエロすぎなのでは、とか
憎しみから生まれる愛の連鎖とか

私はイイ作品だと思いますくーみん(上田久美子)のこれからの作品にも期待してます

みりかの(明日海りお、花乃まりあ)コンビだからこそ、こんな作品になったんですよね。
みりかのといえば、大劇場も含め再演作品ばかりでしたから、
オリジナルでこれだけの作品に出会えたのは、良かったのではと思います。
まぁ主演コンビは、どちらもプライドが高くて、素直じゃなくて、面倒くさい人たちなので
感情移入出来るかと言われれば、微妙ですけど

でも主演コンビに共感出来なくても、誰かしら共感出来る人がいるんじゃないでしょうか
私の場合はキキちゃん(芹香斗亜)、べーちゃん(桜咲彩花)、たそ(天真みちる)のトライアングルにやられました
特にキキちゃん。私の中で、一番しっくり来たというか、初めてキキちゃんにキュンとしたかも
語り部を兼ねてる役でもあり、2番手の役としてどうなの?という面もありますが。
単独というより、この三人の関わり方が、みりかの+かれーくん(柚香光)の三人とは、
また別の旋律を奏でているという感じで、こちらをメインに展開させることも出来たと思われる関係性がいいなと。
3人の間に愛が溢れているだけに、切なさにやられました。
キキべー+たそ、というキャスティングもナイスでした(まぁ宛て書きだからですが

キキべーたそ、もそうですが、ちなつちゃん(鳳月杏)ゆきちゃん(仙名彩世)の王と王妃の関係性も、
ナカナカ一口では語れない愛の形で凄いです
ゆきちゃん王妃とその奴隷じゅんこさん(英真なおき)の歩んだ道とか、
じゅりあ様(花野じゅりあ)マイティー(水美舞斗)の砂漠の盗賊姉弟とか、
登場人物ごとに、いくらでもスピンオフ作品が作れそうなのも面白いですし、
せっかく国を奪ったのに、頭を失ったあの国はその後、どうなったんだろう、などと後日譚を考えられるのも楽しいです

フィナーレも良かったです普通とは順番が入れ替えてあって、作品世界に添った形で始まって、最後が燕尾
でもキキちゃんには、ダンスをもう少し頑張って欲しいですね
今回歌もお芝居も良かっただけに、最後のダンスで、ズコッってこけましたから
ダンサーじゃなくても、魅せる技術っていうのがあると思うので頑張れ~
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ヅカオタが、二人寄れば勝手に妄想配役

2016-12-09 | 宝塚
これも宝塚あるある、ですよね
それぞれの贔屓に、あれを演って欲しい、これを演って欲しいと妄想して(暴走して?
一人でニヤニヤする怪しい人になってしまう…
二人寄ればそれが倍、人が増えれば増えるだけ倍々ゲームに

よくある、ある日の母娘の会話。

娘「だいもん(望海風斗)で、「コパカバーナ」見たいなぁ
母「リコは、かなとくん(月城かなと)で……
母娘「真彩ちゃん(真彩希帆)に、“来てよ~オ・ト・コ”を演らせたい


娘「ちぎもん(早霧せいな、望海風斗)で「雨唄」見たかったのに~
母「だいもんロックウッドさんも、いけるんじゃない?」
娘「そうやねじゃあ、コズモかなとくんはどう?」
母「かなとくんコズモは、ちょっと違うかも…ここは普通に(?)咲ちゃん(彩風咲奈)で
娘「じゃあ、リナちゃんは誰がいいかな~」
母娘「翔くん(彩凪翔)
母娘「絶対イイよ~、美人だしさぁ、華があるしさ~、似合うと思う
母娘「見た~い

翔くんのファンの皆様ごめんなさい
翔くんがお歌が苦手だから、などという悪意は一切ございません
今の翔くんなら、リナちゃんをそれは魅力的に演じてくれるであろうという、ただの妄想なので


こうしてまた、誰かの贔屓を巻き込んで、母娘の妄想配役は続いていく…
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双頭の鷲(1)

2016-12-06 | 宙組
少し前になりますが、行ってきました。
今回も、景子先生の小劇場にハズレ無し、でしたジャン・コクトーが凄いのか
映画もあるそうなので、見たくなりました。オススメです


それにしても景子先生×理事様(轟悠)と、景子先生×みりおん(実咲凛音)の相性の良さよ
理事様のオネーギン、みりおんの近松、どちらも素晴らしくて、どちらにとっても代表作の一つだと思うんですが、
この「双頭の鷲」もその一つになりましたね。景子先生にとっては理事様はミューズかも
理事様と、みりおんの彫像を想わせる硬質な美貌と、景子先生が大好きな少しひんやりとした手触りの、
耽美な世界観が見事にマッチしてました

舞台セットも美しいです。下手端後方席だったので、下手側の壁の装飾が見えなかったのが、ちょっと残念でしたが
セットは松井るみさん、音楽は斉藤恒芳先生。衣装は任田先生。
お衣装は黒を基調にモノトーン、セットはほぼ白なので、これが後に活きてきます
みりおんは片方の肩を出した、黒のドレスが美しくて溜息ものでした
うらら様(伶美うらら)とは、また違った美貌です。シシィの時も綺麗でしたけど

お衣装といえば、愛ちゃん(愛月ひかる)の脚の長さとスタイルの良さが凄かったです
警察のトップで、黒の制服にロングコートがメチャメチャ似合う
TOP HATのイタリア野郎と同じ人とは、とても思えません
カッコエエ~

難点は、役が少なすぎることですパパラッチだらけってことで、わかるとは思いますが
そのためか、あおいさん(美風舞良)読書係のエディットと、ずんちゃん(桜木みなと)フェリックスの元恋人設定は、
ちょっと学年差がありすぎて、しっくりきませんでした
エディットありさちゃん(瀬音りさ)か、しいちゃん(彩花まり)の方がバランス良かったんじゃないのかな
それかフェリックスを、みつるくん(華形ひかる)とかね(グラホに出るから無理なんだけど

パパラッチとストーリーテラーの使い方が、正解なのかは微妙ですね。やっぱりもったいない
というか、贅沢すぎる気がします
下級生にとっては理事様と同じ舞台に立つのは、勉強になるでしょうけど、
もっといい使い方は無かったのかな、と思ってしまいました

ただ狂言回しって難しいんだな、って初めて思いました
幕開き初っ端、一人で出てきて、客席に語りかける。その瞬間に観客の視線と心を掴んで舞台に集中させなきゃいけない。
簡単にやってるように見えてました
やってる本人たちが、“難しい”“大変”って言ってるのは、よく聞いてましたが
“客席の温度”とか“客席が温まる”っていうのが、とってもよくわかりました。
1幕の幕開きと、2幕の幕開きで、客席の雰囲気が全然違ったので

  (2)に続く、予定
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雪花抄/金色の砂漠

2016-12-05 | 花組
やっと行ってきました

「雪花抄」
珍しい原田くんの日本物ショー。
予想通り、綺麗でしたあんまりインパクトは無いんだけど
G氏のような気持ち悪くて見たくない、場面は無かったので(ヒドッ)合格点かな


「金色の砂漠」
くーみん(上田久美子)が進化してました超オススメですよ

星逢いは、美しいけれどツラ過ぎる話で、青木先生の曲の、ピアノの最初の1小節を聞いただけで
誰もが涙目になるという作品でした
大絶賛されてましたけど、いろいろと問題はありました。
特に、実は役が少ない作品で、真ん中の3人以外には、意味を持つ役が大してないこと。
今回は大幅に改善されてました

生徒の使い方、舞台の使い方が凄く良くなってましたね
愛の形が一つではないので、それに対比して、主演コンビの愛の形も際立つ感じです。
さりげない伏線が、いくつかあって、その回収の仕方も、“おお、そう来たか”と唸らされたりして
そもそもそんな慣習があるのがおかしいんじゃないの?なんて見てる側がツッコミたくなるところは
劇中の人物につっこませたりしてるので、???てなるところは少なかったと思います。

また繰り返し流れる主題歌が素敵で、終演後にプログラムを確認したら、青木先生でした
ゆきちゃん(仙名彩世)の影ソロがホントに素晴らしくて、心に染みます

そして、ゆきちゃんといえば、ちょっとネタバレになりますが、ロケットのお姉さんをしてて
発見した時は驚きましたが
真ん中でソロダンスがあって、実はそちらにビックリ仰天
ゆきちゃんって、こんなに踊れる人だったのか~チョー今更
ゆきちゃんといえば、やっぱり歌とお芝居のイメージが強かったので
ホントになんでもできる人ですね

もう1回観る予定です。
今年の観劇納め(ライビュはありますが)が素敵な作品で嬉しいです
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1月のスカステラインアップ

2016-12-01 | スカステ
今日から12月ですうそだろ、マジか~、って感じです
なんか今年1年、異様に早かったような気がするのは私だけでしょうか?
雪担というか、かなとくん(月城かなと)ファンにとっては濃い1年だったわ
来年は我慢の1年になる予感がする…予感がハズレることを切に願ってますが

さて、来年1月のスカステラインアップが発表されてます。

まず、かなとくんが新春メッセージに初登場いやぁ、春から目出度い

そして、おおっとなったのが、これ↓
「Brilliant Dreams +NEXT」の新シリーズは、みやるり(美弥るりか)編
コンセプトは「The 男役!」ってのがなんか、今からワクワク
みやちゃんも筋金入りのヲタだからなぁ~
どんなディープな世界を魅せてくれるんでしょうか楽しみです

公演関係では、みちふう(北翔海莉、妃海風)の「LOVE & DREAM」が
素敵な公演でしたね1幕も2幕も良かった。よっしー(斎藤吉正)やればできるんやん、って思いました
1幕最後のシンデレラの場面は、みちふうサヨナラショーでも再現されてましたね
あのドレスはホントに綺麗女の子の憧れのドレスですね
ステージスタジオの衣装に出たら、きっと引っ張りだこだと思います
風ちゃんのアナ雪、みっちゃんのシナーマンが超オススメです

月組の「舞音/GOLDEN JAZZ」の東京楽の放送も。
ショーは稲葉くんで、メチャ楽しかったなんかやたらキラキラしてたのしか覚えてないんですが
なんであんなに楽しかったんだろう?映像で見返したらわかるかしら?

「Bow Singing Workshop 」は雪組。懐かしい曲が、たくさん出てきたらしいので、とっても楽しみにしてます

そして来年は、スカステ開局15周年なんですね。
それで「エポック・オブ・スカイ・ステージ~The Epochs of SKY STAGE~」という新企画がスタート。
6ヶ月にわたって、これまでに放送された特別番組が放送されるそうですが…
特別番組って、開局特番限定なんでしょうか?クリスマスとか年末年始の特番とかもありましたが?

「JURIの宝塚音楽同好会」には、かいちゃん(七海ひろき)が
そして「素敵☆夢のひととき」はホストが、あっきー(澄輝さやと)で、ゲストは、ともちん(悠未ひろ)
ぅわ~ん、懐かしい楽しみすぎる!



ほかにも楽しみな番組はありますが、何気に毎年楽しみにしてるのが、タカラヅカニュースのお正月スペシャルでして
来年はどんなコーナーに、どんな人が登場するんでしょうね
でも雪組生は年末まで東京だから、かなとくんの出番は無いかな?

以上、ざっくり過ぎるラインアップでした
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NEW WAVE!雪のポスターupと新春メッセージ

2016-12-01 | 月城かなと
「NEW WAVE!雪」のポスターがupされましたこちら
今までで一番若いメンバーだと思うんですが、一番大人っぽいような気がします

そしてもう一つ、スカステの来年1月のラインアップが発表されているのですが、
かなとくん(月城かなと)が新春メッセージに初登場
お正月早々、かなとくんに会えます



そういえば、29日には水とな(水夏希、白羽ゆり)、とむちゃん(蘭寿とむ)、キムちゃん(音月桂)が
並んでご観劇だったそうで雪ン子たちの弾けっぷりが想像できますね
楽屋がさぞかし賑やかだったことでしょう
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