今回山科川に出かけた理由は、タイサンボクの花が咲いているか見に行くこと。
さて、その結果はいかに・・・
歩道に上がってすぐに目に入ってきたのがこちらです。
あれ~、ネムノキ(マメ科ネムノキ属)が咲いてる!
それどころか、半分以上咲き終わって枯れてるじゃないですか。
蕾もありましたが、全体が綺麗な姿を撮るのは難しかったです。
隣にあったホルトノキはまだ蕾。
咲くのはもう1週間くらい後になりそうです。
続いて見たのがこちら。
ちょっとひょうきんな蕾。葉は少し厚手で、葉の先の方の幅が広い涙型です。
こちらはモッコク(モッコク科モッコク属)。
まあまあ特徴的な姿です。
遊歩道には何本もモッコクがあるのですが、花はほとんどまだ咲いていませんでした。
唯一咲いていたのがこちら。いい香りがします。
カリン(バラ科カリン属)の実が沢山生っていました。
まだ緑色ですが、これから長い時間をかけて黄色く堅く熟すのですね。
そして遊歩道左側の木、お目当ての花が・・・
咲いていました!
お目当てのタイサンボク(モクセイ科モクセイ属)です。
ダイナミックなその姿、北米原産ぽいです。
う~ん、高い位置に咲いているので特徴的な蕊が見えない。
でも綺麗ですよね。
別の木に、低い位置の花を見つけました。
葉の裏が茶色なので、ちょっと不思議な感じです。
雄蕊はもう落ちてしまっており、雌蕊のアップです。
そして、歩いている間中漂っていたきつい香り。
それは左手の白くなった木から。
トウネズミモチ(モクセイ科イボタノキ属)です。
ネズミモチより遅いタイミングで咲き、色が少しクリーム色という印象です。
咲いていた木はこのくらい。
インパクトが強かったのはやはりトウネズミモチの香りですね。
好き好きがあると思いますが、私は頭が痛くなりそうでした。
暑すぎるのでほどなくUターン。
あれ、まだカルガモ兄弟がいましたよ~
癒されますね!
山科川、次はホルトノキですね!
【撮影:2024/6/22 京都市伏見区】