ヒガンバナ・・・またの名を曼殊沙華。
(2020/10初旬 宇治市)
今年もブロ友さん方の投稿で素敵なヒガンバナのお写真を沢山見せていただきました。
写真だけではなく、各地方・地域での呼び名や、花をみて受ける印象の違いなどもわかり、とても興味深かったです。
もういいかなとも思ったのですが、今年も見かけるたび少しずつ写真を撮っていたので、まとめて投稿することにしました。
トップの写真は地元のお散歩途中の田んぼで見かけたヒガンバナです。
折角あぜ道にずらっと並んでいたはずなのに、タイミングが合わず半分色が白っぽくなっていました。
地元ではまだ稲刈りは行われておらず、雨上がりの稲穂が美しく光っていました。
ヒガンバナは元々自生していた植物ではなく、史前に中国大陸から土に混じって入ってきたのではと言われているそうです。
湿地を好む植物ですが、鱗茎に毒があるので野生動物などに荒らされないよう、田んぼの畦などに植えられ全国に広まりました。
鱗茎で広まるというのは何となくイメージできます。
何度も書きましたが、宇治川が放流したら水没する場所に毎年ヒガンバナが咲き、土の撹拌によるのか年々増えています。
(2018/9中旬 宇治川)
最近では花の美しさが見直され、種々の園芸品種も作られて観賞用に植えられている場所も多いと聞きます。
もちろん、植物園もその一つ。
京都府立植物園の球根ガーデン横のカツラの木の下には、ちょうど赤、白、黄色のヒガンバナが咲いていました。
(2020/10上旬 京都府立植物園)
黄色い花はショウキズイセン。
不思議なことに、この黄色と赤を交配してつくられたのが白なんだそうです。(さざんかさん、ご指摘ありがとうございました!)
ちょうど花の旬。
(2020/10上旬 京都府立植物園)
白は?なんですけど、今年は(いつも?)白の開花が早かったらしく、半分枯れていました。
少し前に行った宇治市植物公園は紅白のヒガンバナが園内各所で見られるのですが、9月末でも白は半分終わり。
わずかに残った花の写真です。
(2020/9/下旬 宇治市植物公園)
それどころか、去年は地元の田んぼでこんな美しいサーモンピンクの色の花を見かけました。
これは自然に? それとも植えた?
(2019/9/22 宇治市)
ヒガンバナの学名、Lycoris radiata の radiata は放射状の舌状花を持つという意味なんだそうです。
確かに写真を撮るときにはどうやってこの蕊の美しい放射状の花を撮ろうか悩みます。
(2020/9/下旬 宇治市植物公園)
そうそう、先日行った京都府立植物園でやけに派手なヒガンバナを希少種ゾーンで見かけました。
蕊が分からなくなるほど圧倒的な花弁の数・・・
それもそのはず、これは八重咲のヒガンバナ、ヤエヒガンバナでした。
(2020/10上旬 京都府立植物園)
最後に、過去の写真も含めてヒガンバナのある光景をいくつか見てくださいませ~
見上げるアベマキとヒガンバナ。
(2020/10/3 京都府立植物園)
ホテイアオイの群生で有名な本薬師寺にて。まさにお彼岸に咲いていました。
(2018/9下旬 本薬師寺)
同じ日に見た、こちらも有名な奈良の明日香村の光景。
(2018/9下旬 明日香村)
今年は開花が少し遅かったのですが、その分長く楽しめました。
また来年!
なんと、赤と黄色で白ですか@@
スッカリ勘違いしていました。
教えてくださってありがとうございました😊
本文を早速修正しました。
さざんかさんのお庭ではまだ咲いているのですね!
本当に花期が長いですね〜
お庭がパッと華やかになるのでいいですよね。
ピンクは素敵でしたが、今年見に行った時は遅すぎてもうからていました。
来年に期待です。
あれ、開田高原にはヒガンバナが咲かないのですか?
寒すぎて育たないなんていうことがあるんでしょうかね〜
人家の近くはともかく、一度野に出たら好き放題広がるとイメージなんですが‥
ただ、湿気たところが好きと言うのはありそうですね。
花はそんなに経ってから咲くのですね。
明日香もfukurouさんのフィールドだったんですねー
わたしはこの時に行ったのがはじめてでした。
案山子のコンテストなどのイベントもやっていて楽しかったですよ〜
当尾も、結構ヒガンバナと田んぼが綺麗ですね!
今年は京都ではヒガンバナの開花が遅かったと思います。
いつも通り咲き始める地域もあって、皆さんの投稿がいつまでも続くような感じになったんですね。
どなたの投稿も力作ばかりなので、お恥ずかしいです(^◇^;)
本当に緑とのコラボが綺麗ですね。
紅白咲いているところを撮りたかったのですが、時間差で白が先に咲いたので、無理でした。
昔の写真も引っ張り出してお茶を濁してます(笑)
なつみかんさんもあちこちのヒガンバナを撮られましたね。
蕊が長いので画面からはみ出しそうです。
私も悩みました。
あのね、赤花と黄色の花が交配して白花が出きるそうです。
不思議ですね。
ピンクの花は初めて見ました。綺麗ですね~。
ヒガンバナは意外と花期が長く、うちではまだ咲いています。
これだけで庭が賑やかになっています。
おはようございます。
彼岸花の登場ですね。
まさに、真打登場と言ったところでしょうか?
木曽の街ではヒガンバナ咲いていますが、開田高原を歩いていても彼岸花見かけません。
あぜ道にと言うことではなく、お庭にも咲いていません。
敷地に6年前植えた小さな彼岸花の球根3つ。6年目にしてやっと今年花が咲きました。
それも超小型です。普通の花の半分以下!
栄養をためる冬場に雪に覆われて養分を球根に貯められないのでしょうか?
明日香村の彼岸花、懐かしいです。
昔は毎年稲と彼岸花の写真を撮りに行っていました。
季節が年と違うのかなぁ
それとも、自分の中のイメージが違うだけかなって
考えたりします。
そして、赤が多いんですが、白もたくさん咲いていて、両方並んで咲いていたりすると、
不思議な感じにもなります。
緑と赤のコラボがいいですよね。
ほんと花の形は、アートのようで不思議です😉