仁和寺を後にし、次に向かったのは妙心寺です。
京都には、妙心寺と大徳寺という2つの大きな臨済宗の寺院があります。
ただ、いわゆる観光寺院ではなく、多数ある塔頭もほとんど公開されていません。
ですので長く京都に住んでいたのに、妙心寺に参拝したことが一度もありませんでした。
今回、妙心寺の塔頭の一つである退蔵院のしだれ桜が満開という情報をたまたま入手。
仁和寺から徒歩で行けることもあり、桜モード全開のなつみかんは迷わず向かったというわけです。
今回も目的はサクラなので、お寺の説明は公式ホームページでお願いします。
妙心寺はこちら、退蔵院はこちらです。
仁和寺を出て府道101号線(通称きぬかけの道)沿いに少し進み、妙心寺の標識で斜め右折。
少し進んで京福電車の線路を渡るともうそこは妙心寺の北門です。
先ほどの仁和寺とは違う、静かな境内を石畳に沿って進みます。
左右には塔頭が並んでいます。
妙心寺には現在も40余りの塔頭があり、ほとんどが非公開です。
外から見ただけでもなかなか風情があり、ほっと落ち着ける空間でした。
途中、(塔頭ではない)妙心寺があり、大庫裏や法堂を見学できます。
法堂の天井には巨大な雲龍図があることでも有名。
こちらはまた機会があればということで、先に進みます。
ずっと聞こえていた美しい囀り。イソヒヨドリ発見!
奥さんを求めていたのでしょう。雌を発見して追いかけましたが、逃げられたようです。
(左が雌です)
どこにいっても鳥がいるとそちらに目が向いてしまいます。うう・・・
さて、退蔵院です。
この季節、退蔵院は有名なのか、ここだけ人が沢山集まっていました。
といってもこんな感じです。
観音像にご挨拶して・・・
大玄関から方丈に入り、そこのお庭を眺めます。
上手く撮れません。うう・・・
人も多かったのですぐに出てお目当てのお庭の方へ。
屋根の椿がいい雰囲気です。
そしてこちらがしだれ桜。陽の庭と、
陰の庭です。
私には色の違いしか分かりませんでした・・・
見上げるとしだれ桜はこんな感じ!
少し離れたところからは・・・
大きさを分かっていただけるでしょうか。少し寄って・・・
優しいピンクのサクラが満開でした。
お庭には東屋も。
ヤエヤマブキとクロロウバイが咲いていました。
さらに進むと、別のお庭がありそこには・・・
トキワマンサクとシモクレン!
そして見事だったのがこちらのお庭です。
あの陰陽の庭のしだれ桜があんなに小さく見えています。
退蔵院、それほど広いお寺だと思わなかったのに、すごく奥が深かったです。
池の奥には小さい滝も・・・そこにもしだれ桜が。
哲学者のような眼差しの池の鯉。
いかがでしたでしょうか?
禅寺のご紹介としては全然イケてませんが、雰囲気はお伝えできたのでは・・・
ということで、最後に退蔵院で咲いていたクレマチスで本日はお別れです。
明日と明後日は、こんどこそ2024年度最後のサクラをお届けしますね~
【撮影:2024/4/16 京都市】
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私レベルだと名前も知らないお寺、
先にいいますが、こんなに見事なお庭とは、
THE京都、凄すぎます!!!
きぬかけの道、
また素敵な名前、道の名前にも京都を感じます
雌を発見して追いかけましたが、逃げられたようです(笑)
鳥たちの世界も、♂は、色々大変ですね^^;
陽の庭と陰の庭
これはまた美しい庭、花、お庭、大昔からこんなお庭を作ってきた方のセンス、凄いですね
人混みの無い京都を楽しませていただきました!
地図を見ました。確かに境内が広いですね。そして塔頭の数がすごく多いです。
お庭も複数あって、是非とも拝観したくなりました。
枯山水に枝垂れ桜というのは、散った桜を掃除するのがが大変だと思いました(煩悩の塊です)。
お花ではクロロウバイを知りませんでいた。北アメリカ原産の花木だとか。「古き中にも新しきを」国際都市京都らしいと言えますね。
「哲学者のような眼差しの鯉」。なつみかんさんの表現力に唸りました。鯉も禅宗の影響を受けているのかも。
最後の退蔵院さんのクレマチス。やっぱりインターナショナルですね。
私はきょう(4月25日)に大阪城公園に行ってきました。ノゴマ(オス)がいました。
6-8月の夏には北海道に行けば、たくさんいるそうです。でも、大阪あたりでは4月の今の時期が一番のチャンスです。
今年は観れないと思って諦めていました。
見ごたえありますね
庭のつくりも好きなお寺です
京都には著名な寺院が多数あるようですが、私は妙心寺と大徳寺は
よく知りません。今回初めて知った妙心寺、40余りの塔頭がある中
の一つが退蔵院なのですね。
さすが京都を代表する臨済宗の寺院だけあって、敷地の広大さが半
端ではありません。
私はこれだけの敷地に戸建て住宅を建てたら、一つのコミュニティ
が出来てしまうと、罰当たりな想像をしてしまいます。(笑)
日本庭園の枯山水と枝垂れ桜の陽と陰、なつみかんさん流のうまい
表現で感じがよく伝わります。
枝垂れ桜の名所だけあって、どの写真を見ても思わず感嘆の声をあ
げたくなるほど立派な枝垂れ桜です。これだけの桜を大した混雑も
なく見られて良かったですね。
妙心寺の名前は良く知っていましたが、塔頭の一つがこんな風情のあるお寺だとは知りませんでした。
しかも、入り口は写真でも分かると思いますが、こじんまりした感じです。
それが奥に入るとこんなに広い庭があるなんて、驚きました。
しだれ桜の周りはさすがに多くに人が群がっていましたが、花があるのは庭の上。
写した写真には人が写り込まないので有難いです。
一番奥の広いお庭は、本当に贅沢ですよね。
しかも手入れが行き届いていて、空いた時期に行ったら本当に落ち着くと思います。
欲を言えば、ここまでカンカン照りでなかったら良かったのにと。
お庭を撮るのは難しいです・・・
今回初めて妙心寺を訪れ、ぜひ再訪したいと思いました。
というのも、公開していないので投稿はしませんでしたが、それぞれの塔頭の門から中をのぞいた光景がどこも素晴らしくて・・・
サクラもありますが、カエデの方が多い印象です。
ということは、秋の紅葉が期待できる!!
ということで、秋の妙心寺、是非出かけてレポートしたいと思います。
枯山水にしだれ桜、散った桜を掃除するのが大変・・・
きっとそうでしょうね。
写真からでも少し分かりますが、箒目の隙間にはびっしりと花弁が詰まっています。
見ている分には綺麗ですが、多分毎日掃除されているのでしょうね。
まあ、落葉も同じですけど・・・
京都は進取の気性があり、おっしゃるように和と洋、旧と新がうまく調和しています。
余談ですが、宇治のスタバには枯山水があるそうですよ~
いつも混んでいるので入ったことはありませんが、今度出かけてレポしたいと思います!
確かに中旬にこれほど咲いているのは少し遅咲きですね。
八重桜が咲く時期にはほぼ枝垂れは終わっていることが多いので、運が良かったです。
大阪城公園はバードウォッチャーの聖地のようですね!
ノゴマですか。
見たことがありませんが、カンサンさんのブログを拝見すると綺麗な鳥ですね~
朱色の喉が素敵です!!
大徳寺や妙心寺は観光客がぞろぞろ出かけるイメージはあまりありません。
京の冬の旅の特別公開で時々寺宝が公開されているようですが・・
むしろ、私の周りにも「うちのお墓は大徳寺にある」というような人がいたりします。
塔頭にはお寺の名前の横に普通に表札もあるので、そこにお寺さんの家族が住んで普通に生活されているのだと思います。
その中では退蔵院は数少ない常時公開のお寺です。
陽の庭と陰の庭は私が名付けたわけではなく、元々の名前ですよ~
ちゃんと看板もあったのですが、それを入れると風情がなくなるので今回は避けました。
しだれ桜はタイミングもよかったのでしょうけど、思わず歓声を上げるほど見事でした。
大きい上に、しだれているので、少々人がいても隠れてしまって良かったです。
秋にもぜひ行きたい!と思わせるお寺でした!
妙心寺 入って見るととても広いお庭なんですね。
枝垂れ桜も立派 陽の庭と影の庭 これも又素敵ですね。
なつみかんさんのお陰であまり知られていない場所なども紹介して貰ってとっても得した気分に。
ネットのお陰で全国を回れますね。