熱帯アメリカ原産のアナナスの仲間は、大きくて色が鮮やか。
どこの温室に行っても、必ずアナナスコーナーがあります。
宇治市植物公園の温室も色々なアナナスが見られるエリアがあり、目を楽しませてくれます。
ちなみに、アナナスは、パイナップル科の園芸植物の総称です。
さて、今回はどんなアナナスが見られたでしょうか。
こちらは観葉植物としても有名なシマサンゴアナナス(エクメア・ファスキアタ)。
大きいピンクの花は、「苞」です。
本当の花は小さい紫色で、苞の隙間から顔を出しますが、上の写真ではもう落ちてしまっているようです。
斑入りの葉も大きくて、これだけでも観賞価値がありますね。
お次はこちら。
こちらは同じくエクメア属のエクメア・ガモセパラ。
ピンクの部分は苞ではなくて萼のようです。
ピンボケ失礼!
ショウジョウアナナス(エクメア・ウェルバキー)です。
こちらも「花」は黒く突き出た部分で、青紫が萼、赤が苞だそうです。
全体がプラスチックのような質感
プラスチック的といえばこちらも・・・
ポルテア・アラティセパラです。
ピンクの萼の先から紫色の花が咲くのは同じ。
次も似た感じの花。
赤い茎に先のとがった黄緑色の花・・・萼かな?
こちらはポルテア・レプタンサ。
予想通り黄緑色の部分は萼で長く鑑賞できるそうです。
ネットで検索すると、宇治市植物公園の写真ばかり出てきました。
続いてはこちら。
・・・名前がわからん・・・
アナナスといえば・・・の形をした植物です。多分花の作りは似たような感じなのでしょうね~
次は分かります!!
エクアドル原産のグズマニア・ウィットマッキーです。
今回は花のアップの写真の撮影を失敗したのですが、白い部分が花です。
赤いのは苞。
それにしても、グズのマニアって、日本語の語感としては今一つですね。
花言葉を調べてみたら、「いつまでも健康で幸せ」なんだそうですよ~
続いては・・・
こちら名札がなかった?撮り忘れた?のですが、GL先生に聞くと「ビルベルギア」とのこと。
日本語ではツツアナナス。
なるほど~筒状のアナナスということですね。
こちらも観葉植物として知られているようですが、花も面白いですね。
(赤が苞、黄緑が萼、緑が花かな?)
そして、ザ・パイナップルっぽいこちらは
アナナス・ナヌスです。
観賞用ミニパイナップルなんだそうですが、こちらにもちゃんと紫色の花が咲くそうです。
どこに咲くのかと思ったら、実の部分。黒い部分は花の痕なのだそう!
アナナスエリアにはまだまだ色々な園芸種があります。
とても全部はご紹介できないので、ぜひ足を運んで実物をご覧くださいね。
最後はオマケ。
アナナスではないのですが、この辺りに咲いていた花を少しばかり。
こちらはエスキナンサス・ラディカンス(イワタバコ科)。
キャップのような萼から食うたろかタイプの筒状の赤い花が咲きます。
木や岩に着生して這い上り、樹上からぶら下がって咲きます。熱帯アジア原産。
こちらはアンスリウム・アムニコラ(多分)
白い部分は苞で、花は突き出した紫色の部分。
どこかで見たような形・・・そう、ミズバショウと同じような造りですね。
それもそのはず、同じサトイモ科です。
他にも・・・
丁度水まきしたところで、水も滴る美人さんになっていました。
今日は色々載せたのでお腹一杯になったかも・・・
明日も続くので、懲りずにご覧くださいね~
【撮影;2024/1下旬 宇治市植物公園】