家族の予定が合ったので、お休み中に浜松に行ってきました
京都から新幹線で一時間十分、思ったよりずっと近く、初めて訪れる街です
駅に着いたとたんに、「わ~っピアノがある!」
・・・お菓子の看板や、楽器店のディスプレーにはしゃぐ親子でした
駅を出たところで迎えてくれる、「家康くん」。
頭髪はうなぎ、紋はみかん、はかまは鍵盤のデザインの、楽しいマスコットキャラクターです
「浜松まつり」の開催中のこの日は、通りには屋台や立派なお神輿が、出番を待っていました。
私たちは、にぎわう街を見ながら、「アクトシティー浜松」の方に。
この建物は、1994年にできた、ホールやお店、ホテルなどの複合施設で、音楽の雑誌などでもよく見ます。
タワーの部分は、「ハーモニカ」のデザインになっているのだそうで、ほんとですね、横に二段の吹き口が
この建物の外側の斜面を利用したウォーキングコースには、「ショパンの丘」も。
ショパンは、日本の景色におどろいているかしら
いよいよ楽器博物館に
この施設は1995年に、日本初の公立楽器博物館としてできたそうで、
館内には1350点もの、世界中のいろんな地域の楽器が展示され、
無料のイヤホンガイドや備え付けのヘッドフォンで音を聴いたり、中には体験できる楽器もあるのでした
この日は、中国の楽器「中阮」によるミニコンサートもありました。
自分の知っている楽器っていくつくらいあるのかなあ?
こうしてみると、たくさん知っているつもりが、ほんの一部の地域の、その中の一部なんだなと思います。
アフリカの民族楽器からは、不思議な力を感じるし、
ヨーロッパの古楽器からは、当時の空気が伝わってくるよう・・・
楽器から伝わる音色は、その時代を生きた人たちの声なのでしょうか
写真は自由なのですが、見学されているほかの方達の妨げにならないよう、なるべくひかえ、
私もまた、しっかり聴くようにしましたよ
そして、館内のショップでは音楽モチーフのかわいいグッズがたくさん
今回は、一筆箋に、ピアノの鏡、ハーモニカ型のストラップそれに、
館内の古楽器「ヴィオラ・ダ・ガンバ」による演奏のCD。
「ヴィオラ・ダ・ガンバ」は、スペインのギターに似た「ビウエラ」という楽器を起源とした古楽器で、
優しくおおらかな音色が、心安らぎます。
いろんな楽器とその時代や場所を思いながら、博物館をあとにしましたよ