19時頃はなんとか晴れていたのでベランダへFC-76DSを出して月、木星、火星、M45、ヒアデス星団、オリオン座などさらっとEZMを使って見てみた。
ethos21mmはやはり後一歩合焦に届かず。恐らくあと0.5mmほど光路長を短縮できればいけそう。
これ以上アダプタ類で短縮できない一方でethosのスリーブは入りきっていない。
け・・削ればいける!・・・がFC-100DZやTOA-130NSを使えば良いだけなのでやめておこう。
Pentax XW30mmは全く問題なし。XW40は試していなかったがよくよく考えればケラレの有無などチェックしておけばよかった。
次にアメリカンサイズのアイピースをいくつかチェック。
2インチ→31.7アダプタはEZM付属のものを使用。結論から言えば焦点位置がスリーブの台座付近数mmの範囲にあれば合掌する。目レンズ側へ1mmのとろこに焦点のある(実測)Scopetech Or6mmも対物側へ15mm付近(実測)のKe25mmもOKなので手持ちアメリカンサイズアイピースは全部OKそう。もしRPLなど買ったら気をつけないといけないかもしれない。
実際に木星など明るい天体へ向けても当たり前だがアミチプリズムのような光条は出ない。購入したのは誘電コートタイプだが普段使っているTeleVueのエバーブライトダイアゴナルミラーと比べても全く暗く感じないし逆に明るいとも感じない。Pentax XW3.5mmで木星を見たが、ミラーが一枚多くてもその差は自分では感じられなかった。また、正立だけに左右の動きが自然なので経緯台での流し見ではとても快適。
ついでにPentax XW20とScopetech Ke20mmを見比べてみた。対象はM45。
もともとXW20も周辺像はあまり綺麗ではないが周辺の崩れの程度は若干Ke20mmの方が大きい。
しかし、Ke20mmは明るい星がより明るく感じる。見えるか見えないかの10等星付近の星の見え方は大差なかったが微妙にXW20の方が認識しやすかった。
やはりケルナーはスカッとして見えて気持ちが良い。ScopetechのKe25mmもKe20mmも両方共良いね。
頼んでいたEZMが届いた。懸念であったアイピースとの合焦を早速FC-76DSで試してみた。
2インチホルダーは光路長10mmの短縮版へ付け替えて手持ちの2インチアイピースを取り付けてみた。
Pentax XW30Rは余裕でOK。XW40も同焦点なので同じはず。
Ethos21mmはドローチューブを最も繰り入れたところで合焦しているように見える。あと0.5mmは奥に入れたいところ。
NNAV-17HWは合焦せず。まるっきりダメ。
スペーサーを外したがやっぱりダメ。合焦せず。
NAV-12.5HWは余裕でOK。
NAV-17HWは厳しいことは予想していたがやっぱりダメだった。Ethos21mmもギリギリアウトかOKか微妙なところ。今晩試してみよう。
今夜は晴れるかな・・・