取り付けていたNC30のキャブがあまりにも不調なためNC24のキャブへ交換することにした。
低回転域でNo.1シリンダだけプラグ真っ黒、中開度で全気筒殆どプラグ真っ白。アイドルは不安定、軽くレーシングすると4000rpm程で一旦落ち着くが数秒後にスローの領域に入るとエンストしそうなほど回転が下がる。黒煙吐いてるからパイロット締めこむのだが全閉にしてもまだまだ濃い状態。どこか壊れてるとしか思えない。チョークバルブかな?
取り外したNC30のキャブ。
で、NC24のキャブを全バラして灯油とブラシで綺麗に掃除。いくつかの穴が虫の住家になってて、俺的には掃除してよかったが、虫にしてみたら災難だろう。
メインジェットは4つとも#115、ニードルは8ZC、NC24の88年式のキャブかな。若干濃い目にした方が良いと思いつつも、30のキャブのこともあり取り敢えずそのまま使うことにした。
NC24のキャブ。
キャブ装着にはコツがいる。暑い日に行えば3分で完了。
装着してエンジンを始動させようとしたのだがキルスイッチのこと忘れててカブらせてしまった。VFRの場合こうなったらもう掛からない様子。全てのプラグを掃除してSchauerのバッテリ充電器接続してしつこくクランキングするとどうにか始動した。一回掛かればこっちのもの。ガンガンエンジン回してプラグを焼いたらそれ以降は一発始動。
事前に目視でスロットル調整していたので殆ど同調合っていた。パイロットも調整し、同調を追い込んで終了。30のキャブの時が嘘のようにアイドルも安定し、黒煙も吐かず、スロットルワークにエンジン回転がついてくる。
フレキシブルドライバーでスクリューを回して同調をとる。手が入りにくいので面倒な上、大変熱い。
微妙ではあるがNC21ノーマルの時に比べてなんだか回転上昇が重く、トルクも少なげな感じ。古典的なエンジンパワーの出し方として、「ガンガン吸って」「景気良く燃やして」「いっぱい吐き出す」を実現すれば良く、現在のエアクリはノーマルなまま、コイルやプラグコードも古いという部分を何とかすれば改善できそう。
一方、24のエンジンのように圧縮比は高くないので、若干だが熱も少なく、上昇速度は遅いが回転は伸びる様子。フライホイルはNC30の89モデルの日立製(ちょっと軽い)に交換してあるが、この程度のイナーシャモーメント減少ではあまり変化は感じられない。
さ、次はカタカタ音対策だ。ロッカーアーム押さえれば静かになるかな?
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グリップも乗り心地も良さそうなシートですね(^^)
いえいえ、実はただネジ回してるだけだったりします。m(__)m
シートはたまたま近所にあった以下URLの業者へ出してライダー側はディンプル加工表皮、
パッセンジャー側はカーボンメッシュに張り替えてあります。
滑らないし表皮自体もソフトでレザーパンツとの相性は大変Goodですが、何故かネコが寄ってきて寝床にされるという欠点があります。(´・ω・`)
マルナオ
http://www.marunao.co.jp/bike/index.html
シリンダーヘッドにも当たらないですか?
微妙に、NC30のキャブとNC24のキャブもリンク等が違うと思うんですけどそこが当たってしまうような・・・。
NC21のシリンダヘッドと、NC24のヘッドもサイズが違うので、NC24ヘッドに変更したことが大きいんですかね。
もう何年も前なので記憶が曖昧ですが、ご察しのとおり少なくともそのままではでは付きません。スロットルやリンクは24で、それでも少し当たってたので確か加工してます。更にワイヤーはどっちか片側が少し余ってて、チョークのアームもそのままじゃIGコイルか何かに当たってたような気がします。
けど私の場合は21のキャブが一番調子良かったですよ。