今まで出先でガス欠に陥ったことは無い。確か。
しかし、田舎道をコースに含んだ500km超のツーリングでは航続距離300km程のNC21では危険だ。
通常は数キロ走ればスタンドを見つけられるのが普通の感覚だが、田舎では休日・夜間は閉店していたり、地図や案内看板があっても既に店舗無かったりと、悪条件が重なると150km以上スタンド無しという状況は日本のど真ん中でも簡単に発生する。
航続距離300kmほどならば
1)100km過ぎた時点で、入りやすいタイミングならスタンドに入る。100kmほどの距離なら峠にも入る。
2)150km過ぎたら積極的にスタンド探して反対車線でも入る。そのまま峠には入らない。
3)200km過ぎたら第一目標をスタンドに進路をとる。絶対峠に入らない。
てな具合かな?経験上。
ヤバイって感じた時にはあくまでタンクの残存燃料でリカバリー図るのが基本。そのリカバリが不確定要素にさらされても予想した成功率を保つのに幾分か寄与すればよい。てなわけで俺の想定の範囲では500ccでも十分だ。また、こういうピンチな人を見かけたらちょっとだけ救えるかもしれない。
で、今回は「岡田商事 ガソリン携行缶500cc(BT-500)」を購入。
キャンプ用のシグボトルもあるがBT-500を選んだ理由に「注油ノズルがある!」ただ、それだけだ。
注油ノズルをセットしたところ。通常は逆さまにして蓋をする。
ライバル製品との比較。
ほぼ同等の製品にポカリがある。スペック的にはBT-500と比較しても遜色ない。
容量 ポカリ:300cc BT-500:500cc
口径 ポカリ:約35mm BT-500:約50mm
デザイン的にはポカリの圧勝。また、ドリンクホルダに搭載できるので見た目も自然なのは大きなメリット。しかし、バッグやトップケースに入れることを考えるとBT-500の強度は欲しい。
他の携行缶には三ツ矢サイダーやアイスコーヒーがあったが、ちょっと見た目が・・・。