「数えずの井戸」京極夏彦 2010中央公論新社
更屋敷
又市と徳次郎、仕掛けをしなかった話。
菊、播磨、主膳、吉羅、十太夫、それぞれがKぁTぁWぁなのだな。
ふつうに。それぞれを理解できそうでしたくない。
数えて~数えず~欠けて~満ちて~
悲しい・・・のか。
本(インクと紙)の匂いがまた・・・いいデザインだよね。
※ 2013年06月25日初版・・・また分厚い文庫が・・・
更屋敷?ふ~ん
それくらいのものだった。興味なかった。
でも、この作品で物語として沁みた。
永く残る物にはやっぱり意味があるんだろう。
やっぱり京極夏彦ってスゲー
でも、お仙はちょっと・・・もう少し行動に説得力を持たせて欲しかった。キャラクターの背景をちょっとだけ書いてもらえれば。
もしかしたら、書かないことで”欠けている”心持を読者に抱かせる効果を期待したのか。