ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

昨日は、怒涛の1日だった。

2022-02-01 14:09:49 | 日常のこと


今日から2月だ。
バレンタインデーも近い。テンプレートでカードを作った。

長い1月だったような気がする。

オミクロン株感染者爆発は、一向に止まらず。

さて、ブログに書くかどうか迷ったけど、やっぱり昨日の出来事を備忘録として書いておくことにした。



昨日、たぬ吉は検査のためいつもの病院に行く予定だった。
いつもに比べてグズグズしているので、「どうかしたの?」と聞くと、「うるさい!」という。

行く前の体温を測ると、何と39,6度。
ええ~、どうしたらいいの!これは、コロナ感染じゃないの?
オミクロン株感染者は、高熱が出るといっていたし・・・。

即、病院に電話。
検査をキャンセル。
どうしたらいいか、何処で検査をしてくれるのかを聞いた。

最初は、「かかりつけ医に聞いて下さい。」と言われたけど、
「たぬ吉のかかりつけ医は、ここの病院です。POCDで、呼吸器科にも通っています。」
といったら、改めて「電話をしますので、待っていてください。」と言われた。

ねこ吉は、たぬ吉はオミクロン株感染者になり、ねこ吉は濃厚接触者だと思った。
たぬ吉を息子の部屋に隔離。家にあるアルコール消毒液を、たぬ吉に持たせてトイレに行くときは消毒して出てくるようにきつく言い渡す。
ねこ吉も、消毒液を持ち回り、あちこち拭きまわり、娘と息子に経緯をLINEした。

昼前、本人の症状を尋ねる電話があった。
若干熱が下がっていた。
もう一度、2時頃に経過を聞く電話がかかるという。

検査はたぬ吉のみ。濃厚接触者であろうねこ吉はしてもらえない。
病院へは、感染症対策を万全にしてタクシーで来ていいと言われる。

感染が確定したら、ねこ吉は家から出られなくなる。
その前に、コンビニに行ってオニギリ、プリン、ヨーグルト、スポーツ飲料を買ってきた。

気もそぞろに昼食を済ませた。

3時前に、もう一度症状を尋ねる電話があって、4時10分の検査に行くことが決まった。

3時半頃、タクシーを拾って病院に向かう。
随分饒舌な運転手さんで、「私は、コロナに感染する気がしませんわぁ。」とかしきりに喋りかけてくる。
喋るの止めてください。たぬ吉がもしコロナだったら、アンタも濃厚接触者になってしまうのよ。
そんなことも思いつつ・・・。

病院についたら、物々しい雰囲気で、ねこ吉はテントの中に1人で入れられた。寒い、凄く寒い。
温風ヒーターを持ってきてくれたけど、温風が寒風にかき消されてしまう。

たぬ吉は、呼吸器科の病棟の中に入って行った。

入り口にいる係の人に、検査の流れを聞いた。
「抗原検査をして、必要ならCTを撮って、検査の結果は今日判ります。」と言われた。
「コロナなら、保健所からの連絡を待つことになります。」とも言われた。

テントの中から見ていると、検査にやってくるのは、ほとんど男性、そして老人だった。

暫くして、たぬ吉が、前に消毒薬を持った男性、後ろに看護師に挟まれて、後ろ手に白い紙2枚を持って本館に入って行った。何か囚人みたいだ。

係りの人に、何処にいったのかを聞くと「CTを撮りに行ったんだと思いますよ。」と言われた。

延々待って、トイレに行きたくなったので、看護師さんに言って、もしものことを考えて入院の準備をしてきたボストンバックを見てもらって、指定のトイレに行った。

出てきたら、看護師さんが「検査の結果が出ました。」と言って、診察室に連れて行ってくれた。

覚悟を決めて、部屋に入ったら、ロマンスグレーの先生が開口一番。

「コロナではありませんが、肺炎にかかっています。」と言われた。

よかったぁと思ったら、気が抜けて重いボストンバッグを床に置いてしまった。

先生が、

「ここでコロナと診断される人も入っているんだから、床に物を置いたらダメ。」と言われて慌てて持ち直す。

「コロナじゃなくてよかったね。次の主治医の診察の日に予約を入れておくから、治り具合を確認してもらってね。」と言われ抗生物質と、カロナールをもらって、再びタクシーで帰って来た。

帰りの運転手は寡黙な人だった。

どっちにしろ、コロナじゃなかったから濃厚接触者にはなりません。

ねこ吉は、疲れ果てスーパーでお弁当を買って夕飯にした。

たぬ吉もホッとしたらしく、完食していた。
もらった薬を飲んで、息子の部屋に行こうとしたたぬ吉に、

「ねこ吉にありがとうは、言わないの?」と言ってやった。

朝から、ねこ吉はボケた頭をフル回転させて、考えられる限りのことを考え行動した。
一日中、ハラハラ、ドキドキ、キリキリ、(他にも表現できる言葉はないかしら?)

確かにコロナでなくてよかった。
ホッとしたら、腹が立ってきた。

一言お礼ぐらい言えないの?

たぬ吉は「ありがとう。」とぼそっと言った。

足らんよ、言葉が足らんよ。でも、今日のところは勘弁してやる。