(これは2018年3月10日の記事です)
amazonプライムで配信されているアメリカのドラマ
「まほうのレシピ」("Just add Magic")が面白い。
子ども向けの番組だけどこれが実によく出来ていて、毎回サプライズの連続で、しかもシリーズ通して一つの謎を追いかけるというストーリーもよく練られています。
ケリー、ハンナ、ダービーの少女三人組はいつも一緒。
ケリーのおばあちゃんがある日突然声を失い、しゃべれなくなります。
家族は病気だと思って医者に連れていきますが、実は、おばあちゃんは魔法にかかっていたのです。
ケリーが自宅のロフトで見つけた古いレシピ本。
これが、なんと魔法のレシピ本なのでした!
というわけで、レシピ本通りに料理やお菓子を作ると、魔法が発動するという仕掛け。
しかも、毎回、ハリー・ポッターも顔負けの魔法の調味料やハーブが登場し、人々を魔法にかけたりかけられたり。
シリーズ通しての謎は、なぜケリーのおばあちゃんがある日突然しゃべれなくなったのか?
追及していくうちに、おばあちゃんが子どもの頃、ケリーたちと同じように仲良し三人組がいて、あとの二人も同じ街に住んでいることがわかってきます。
そのうちの一人、ママ・P はカフェを経営しており、もう一人のジーナはピアノ教師。
三人の間に何が起きたのか、そしてこのレシピ本は彼らにどんな影響を与え、またケリーたちに何をもたらすのか?
このママ・Pは謎の人物で、ケリーたちの味方なのか敵なのか、最後までわからない。
魔法にかかっているのは、ケリーのおばあちゃんだけなのか、それとも他にもいるのか?
毎回登場する魔法のレシピで作られる料理やお菓子も美味しそうだし、
アメリカの子どもたちの暮らしぶりもわかるし、
なかなか見応えのあるドラマです。
子ども向けだからといって侮るべからず。
アメリカのドラマは、子ども向けでもここまでしっかり作りこんでいることがわかります。
現在、シーズン2までamazonプライムで観られます。
ハリー・ポッターが好きな人にお勧めです!!
(追記 2019年春現在、amazonプライムでシーズン3が配信中です。)